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賞味期限と消費期限の違いは?書いていない食品もある!?

「賞味期限と消費期限ってどう違うの?」

とお考えのあなた!

 

ほとんどの食品のパッケージには賞味期限消費期限というものが書かれていますが、はっきりした違いって分かりにくいですよね。

 

ぼくは一度の買出しで食品をまとめ買いしてしまう方なので、気付いたら賞味期限切れの食品がちらほらと出てしまいます・・・。

でも、「はっ!賞味期限が過ぎてる!?すぐに捨てないと!!」と早まるのは待ってください。(早まらないといけない場合もありますが。)

きちんと賞味期限と消費期限について理解していれば、食材を無駄にしてしまうことも少なくできるかもしれませんよ。

 

ということで今回は、賞味期限と消費期限の違いについて見ていきましょう!


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賞味期限と消費期限の違いは?

賞味期限 消費期限 違い

ざっくり簡単に説明すると、賞味期限は『その食品をおいしく食べられる期限』、消費期限は『その食品を安心して食べられる期限』です。

 

食品の賞味期限や消費期限というのは、JAS法(農林水産省・農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)、並びに、食品衛生法に基づいて表示が義務付けられているものです。

実際の期限の設定は、その食品の種類や特徴、特性などについて通常最も詳しい者(主に製造業者、他にも販売業者や輸入業者など)が責任を持って取り決めるものとされています。

 

それではそれぞれの違いについて細かく見ていきましょう。

 

賞味期限とは?

賞味期限 消費期限 違い

 

・その期間内であればおいしく食べることができますよという期限です。
・概ね5日以上の長期間保存が可能な食品に表示されています。

 

納豆やハムなど期限が1週間~2週間程度のものや、カップラーメンやスナック菓子など数ヶ月~半年程のもの、レトルト食品や缶詰などでは1年以上保存可能なものまでありますね。

3ヶ月以上保存できる食品になると、賞味期限を年月日ではなく、何年何月までと表記することもあります。

 

これだけは注意!

賞味期限 消費期限 違い

賞味期限は、その食品の保存方法をしっかり守り、未開封であることが絶対条件です。

よく、『直射日光の当たらない風通しの良い所で保管してください。』などと記載されていますが、未開封のままその条件に従って保存した場合の期限ですので注意してください。

 

特に『冷蔵庫で5℃以下で保存してください』などの指示がなければ常温保存となりますが、常温とはおよそ15℃~25℃くらいのことを言います。

 

保存状態が悪いと食品によっては、湿気を帯びる、カビが生える、風味が落ちる、変色するなどの品質の劣化に繋がる可能性があります。また、品質が著しく劣化したものは期限内であっても食べるのを控えた方が良い場合もあることも覚えておきましょう。

特に高温多湿の環境下での保管や、冷凍食品を一度解凍してしまったなどという状況があれば、賞味期限はあてにならなくなってしまいます。

夏場に買い物したあと、車の中に置きっ放しにするなどということが無いように注意ですね。

 

一度でも開封したものは、その時点で賞味期限に関わらず、早めに食べましょう。開封した時点で品質の劣化は始まっています。

 

賞味期限が切れたら食べられない?

賞味期限 消費期限 違い

もともとの賞味期限が長いものであれば、期限が切れてもすぐに食べられなくなるとは限りません。

特に賞味期限が半年や1年以上あるような食品では、数日過ぎてしまったからといって食べられないということは少ないでしょう。(あくまで適正に保存されていることが条件です。明らかに劣化が見られる場合は食べないでください。)

 

ただし、賞味期限が5日の食品と、半年の食品では同じ2~3日過ぎたといってもやはり問題が違うでしょうし、賞味期限が切れた後に食べた食品でお腹を壊したとしても、それは自己責任ということになりますので、食べる前によく考えてくださいね。

 

賞味期限が書いてない食品もあるけど?

賞味期限 消費期限 違い

特に長期保存が可能である、あるいは長期保存しても品質の劣化が少ない食品に関しては、一部賞味期限の表示を省略できるものがあります。

アイスクリームや氷、ガム、度数の高いアルコールなど、他には砂糖や塩などの調味料がそれにあたります。

しかしやはりあまりに長期間の保存では、アイスクリームなども霜が付いたり、におい移りもしますし、砂糖でも袋の中でカッチカチになってしまったりしますので、早めに消費するに越したことはありませんね。

 

また、梅干は何十年でも保存可能ともいわれますが、これもあくまでそれ相当な高塩分濃度を保ちつつ、最適な場所で保管した場合に限ります。

昨今、市販されている梅干などは塩分が薄めに製造されていることが多いので、いつまでももつとは考えない方が良いでしょう。やっぱり風味も落ちてしまいますからね。


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消費期限とは?

賞味期限 消費期限 違い

・その期間内であれば安心して食べることができますよという期限です。
・概ね当日から5日以内で痛みやすい食品に表示されています。

 

おにぎりやサンドイッチ、パン、惣菜、お弁当、サラダ、ケーキ、生菓子など、痛みやすい食品には消費期限の表示がされています。

賞味期限と比べると、こちらの期限はかなりシビアです。何月何日の何時までという表記がされていることもあります。

焼き洋菓子などで無ければ、当日あるいは翌日までというものが多いですね。ただしこれも適切に保存されていることが条件です。

 

消費期限が切れたら食べない方が良い?

賞味期限 消費期限 違い

消費期限を過ぎたものは食べないようにしましょう。また、たとえ期限内であってもできるだけ早めに食べることが望ましいです。

『当日中にお召し上がりください。』と表示されている食品も多いので、食べられる量も考えて購入するようにしないと、廃棄してしまうというもったいない状況になりやすいですね。

 

また、お弁当やサンドイッチなどを高温になる場所に置いておくとさらに痛みやすく、朝作ったものがお昼頃には何かにおう・・・ということもありえますので、消費期限で表記される食品の扱いには十分注意が必要です。

 

おわりに

最後にまとめを書いておきますね。

 

賞味期限
・その期間内であればおいしく食べることができますよという期限。
・概ね5日以上の長期間保存が可能な食品に表示されている。
・期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではない。

 

 

消費期限
・その期間内であれば安心して食べることができますよという期限。
・概ね当日から5日以内で痛みやすい食品に表示されてる。
・期限を過ぎたものは食べないほうが良い。

 

あとは共通して言えるのが、未開封で指定された保存状況を守ることが条件ですね。

 

いずれにしても期限の切れたものは食あたりの可能性も高まりますし、おいしさも損なわれがちなので、買出しの際には期限を確認することはもちろん、買う量にも気をつけるべきです。

 

ぜひ安全な食生活の参考にしてくださいね!^^

 

 

他にも食品に関する記事があります。

カンピロバクター食中毒を予防しよう!鶏肉に要注意!?

夏の食中毒を予防しよう!日常の4つのチェックポイント!

 

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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