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夏の食中毒を予防しよう!日常の4つのチェックポイント!

夏は暑さで食品が傷みやすくなります。その上湿度が高くジメジメしていると細菌が繁殖しやすくなり・・・。

そうなると心配になるのが食中毒ですよね。家族の健康を守るためにも、食品の取り扱いについては常に正しい知識を持っておきたいものです。

ただでさえ夏バテしそうな暑い時季、食中毒で体調を崩していたら体が持ちませんからね。

今回は気温や湿度の上昇する梅雨時から夏にかけて特に注意したい食中毒の予防と対策について、日常で注意すべき4つのポイントとしてまとめてみましたので一緒に見ていきましょう!

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食中毒予防4つのチェックポイント

暑い時季には特に日常での正しい食品の取り扱いや、調理環境を意識することで食中毒のリスクを減少させることが大切です。まず始めに日常での4つのチェックポイントを挙げておきます。

1.購入時『鮮度と時間が大事!』
2.保存時『冷蔵庫を上手に活用!』
3.調理時『細菌を増やさない!』
4.食事時『常温放置しない!』

 

それでは以上の4つの項目について順番に見ていきましょう!

 

1.購入時『鮮度と時間が大事!』

食中毒の予防は食品を購入するところから始まっています!なるべく新鮮なものを購入することはもちろんの事、帰宅途中で友達に会い話し込んでしまったり、暑い車内に置きっぱなしにしていると、どんどん食材は傷みやすくなり、細菌増殖のリスクが上がってしまいます。

ここでは食品購入時のチェックポイントを見てみましょう。

チェックポイント!
・食品は衛生管理の行き届いた店で購入する
・なるべく新鮮なものを選ぶ
・消費期限/賞味期限を確認する
・生ものや冷凍食品は買い物の最後に買う
・生ものや野菜はビニール袋に小分けする
・生ものや冷凍食品には保冷剤や氷を入れる
・買い物の後には寄り道をしない
・車内は高温になるので特に注意
・常温にさらす時間をなるべく減らす

 

ここでの注意点は特に生ものや冷凍食品に注意することですね。一度暑さで温まってしまった野菜や魚、解凍してしまった冷凍食品などはやっぱり傷みやすく、食中毒のリスクを上げてしまいますよね。

 

2.保存時『冷蔵庫を上手に活用!』

暑い中、買い物から帰宅したら一息つきたいところではありますが、そこはもう少し堪えてまず先に要冷蔵、要冷凍の食品を早めに冷蔵庫にしまいましょう!このとき、肉や魚などはビニール袋に入れ、他の食品に触れないようにしましょう。肉や魚は鮮度に関わらず菌がいる可能性がありますからね。特にそのまま食べる食品につかないようにしましょう。

それでは保存時のチェックポイントです。

チェックポイント!
・帰宅したらすぐに冷蔵庫へ入れる
・冷蔵庫内は7割程度にしておく
・冷蔵室は10℃以下に設定
・生食用は4℃以下になるように
・冷凍庫は-15℃以下に設定
・冷蔵庫の扉の開閉は素早く
・長期保存せず早めに消費する
・冷蔵庫内を整頓/清潔にしておく
・肉、魚、卵を取り扱う前後は手を洗う
・卵や生ものの置き場所を決めておく

 

鶏肉や生魚などは思いの他水分が出ます。その水分が他の食材へついてしまってはいけません。鶏肉はしっかり熱を通して調理したつもりが、他の食材へ二次感染していたなんて事の無いように気をつけましょう!冷蔵庫内の温度を上昇させないこともポイントです。

 

3.調理時『細菌を増やさない!』

調理の場であるキッチンは細菌が付きやすく増えやすい場所です。このキッチンや調理器具を常に清潔に保つことで細菌を付けない増やさない事が大事です。そして調理の際にしっかりと食材を加熱することが食中毒予防のコツです!

では調理時のチェックポイントを見てみましょう。

チェックポイント!
・調理前にはしっかり手を洗う
・肉や魚をさわったらこまめに手を洗う
・調理器具は食材ごとに洗い流す
・調理器具やスポンジ等は常に清潔に
・ふきんは清潔で乾燥させたものを使う
・流し台に洗い物を溜めたまま調理しない
・肉用/魚用/野菜用と包丁やまな板を分ける
・食材は中までしっかり加熱する
・レンジで加熱するものは時々かき混ぜる
・三角コーナーの生ゴミは適切に処分

 

まな板や包丁はできるだけ食材ごとに分け、他の食材への細菌の二次感染を防ぎましょう。手はこまめに洗い、調理器具や食器洗いスポンジ、ふきんなどはきれいに洗ったら熱湯をかけ、日光でしっかり乾かしておきましょう。加熱する食材は中までしっかり加熱して細菌をやっつけます。(中心部が85℃で1分以上加熱が目安です。)

 

4.食事時『常温放置しない!』

食事が出来上がったら時間を置かずに早めに食べましょう。残り物は常温放置せず、すぐに冷蔵庫へ保存しましょう。食品の中で細菌が繁殖していても見た目や臭いは変わらないことがほとんどですので、常温放置を避け細菌の繁殖を防ぎましょう。また、食べきれる量を考え、あまり残り物が増えないようにすることも大切ですね。

最後に食事時のチェックポイントです。

チェックポイント!
・食事の前にはしっかり手を洗う
・調理後はなるべく早めに食べる
・食べ残し/残り物はすぐ冷蔵庫へ
・調理後すぐ食べないときも冷蔵庫へ
・あまり多く作り過ぎない
・一度開封したものは早めに消費する
・食べられるか怪しいものは処分
・弁当や惣菜はその日のうちに食べ切る

 

食事の前にはしっかり手を洗い、細菌を口に入れないようにしましょう。調理後あまりに時間の経ったものや、少しでも怪しいと思った食品は、もったいないと思わず思い切って捨てることも大事です。特に暑い時季にはこの判断が重要になることがあります。弁当などは食べる時間までは少しでも涼しい場所で保管しましょう。


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その他の注意点

夏 食中毒 予防

その他に食中毒の予防についていくつか注意点を挙げておきたいと思います。

手や指に傷があるときの調理

手や指を怪我していたり傷があるときは、その傷に黄色ブドウ球菌が大量にいる場合があります。ばんそうこうを貼っていても食品への感染の心配があります。おにぎりやサンドウィッチのような手によく触れる食品には特に注意が必要です。

 

肉の生食

動物肉は病原性大腸菌、サルモネラ、カンピロバクターなどの細菌に汚染されていることがあり、特に抵抗力の弱い子供や高齢者の方の中には重症化して死に至る例があります。抵抗力の弱い方は生肉、生レバー、刺身などの肉の生食は避けた方が無難です。また、加熱不十分で肉の中心部まで加熱されていない肉も同様です。

 

採取した山菜/きのこ/釣った魚など

食中毒の発生件数としては少ないものの、重症化、死亡率の高い『自然毒』の危険があります。

食用になる山菜やきのこの中には毒をもった植物と酷似しているものも少なくありません。山菜やきのこ狩りを楽しむ際には専門員等と一緒に行い、安易に口にしないようにしましょう。

釣った魚は食べられる魚かよく確かめましょう。判断のつかない山菜やきのこ、魚は食べてはいけません。自然界には毒きのこ類など、猛毒のものがたくさん存在しています。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は夏の食中毒予防ということで書いてきましたが、とにかく暑い夏の時期は食材には細心の注意を払いたいですね。

我家ではカレーをよく作りすぎてしまうことがありますが、その場合気になるのがウェルシュ菌による食中毒です。

ウェルシュ菌食中毒についてはこちらの記事で詳しく書いています。カレーの食中毒の原因菌とは!?一晩寝かせたカレーは危険!?

 

その他、管理人は暑い時期にはちょっとでも怪しいなと思った食材はもったいないけど思い切って捨てるようにしています。結局においを嗅いでもほとんどが分かりにくいものですからね。安全策です。

あ、でも一度真夏に食べたシュークリームが爽やかなレモン味で酸味が効いていて若干ネバッとしていて糸まで引いていて箱を見たら普通のカスタードクリームと書いていておべべべべということがありましたねぇ・・・。

・・・ち、違う意味で分かりにくい!!!!!Σ(´Д`;)アラヤダッ!!爽やかレモン味のシュークリームかと・・・。

暑い夏、食中毒には気をつけてくださいね!

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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