「ブヨに刺されて腫れてきたんだけど、どのくらいの期間で治るの?」
とお悩みではありませんか?
雄大な自然の中で遊ぶのはとても気持ちの良いものですが、本当にこのブヨ(ブユ、ブトとも呼ばれる)にだけは悩まされますね。
僕の住んでいるところも田舎の山間部ですが、川沿いの森林近くにはブヨがたくさんいます。
きれいな水辺がある森の中は、ブヨが非常に好む環境です。
僕もそのような場所の近くでちょっとした畑仕事なんかをしており、毎年のようにブヨに刺されています。
と、言うより今回も今まさに刺されてしまって、どんどん腫れてきております・・・!(´Д`;)はうっ!
・・・ブヨに刺されてしまったことは仕方がないとしても、一体この酷い腫れとかゆみはいつまで続くのか、少しでも早く治す手はないのか、と気になりますよね。
ということで今回は、ブヨに刺された後の腫れやかゆみはどのくらいの期間続くのか、少しでも早く治すにはどうすれば良いのかということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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ブヨの腫れが続く期間は?
およそ3日から二週間程度、平均的には大体1週間前後です。
ブヨに刺されることを、ブヨ刺咬症(ブヨしこうしょう)またはブヨ刺症(ブヨししょう)といいます。
実際には刺すのではなく、鋭利な形状をした口で皮膚を噛み切り吸血します。
吸血の際、血液を固まりにくくする唾液を注入しますが、この唾液に含まれる毒素が引き起こすアレルギー反応により、酷いかゆみや腫れといった炎症を引き起こすんですね。
腫れやかゆみが引くにはおよそ1週間前後かかるといわれていますが、やはりアレルギー反応の個人差や体質、注入された毒素の量、患部の処置の仕方などによってもこの期間は前後しますので、あくまで参考程度に考えてください。
2~3日で症状が落ち着く人もいれば、1ヶ月以上も悩まされる人もいます。
ちなみに僕は皮膚が弱いほうなんですが、幸いブヨ刺されの症状に関しては割と重症とはなりにくいようで、翌日から酷い腫れとかゆみに襲われながらも3~4日ほどで落ち着いてきます。
ただし、傷口が完治するまでとなるとやっぱりかなりの期間がかかりますね。
また、傷口をかきむしってしまい、とびひやただれといった状態になってしまうと、治療期間がさらに長引いてしまうので十分注意してください。
今回、せっかく刺されたので(わ、わざとじゃないですよ)、ブヨ刺されの経過具合を画像を交えて解説してみますね。
ブヨ刺されの経過を画像で解説
今回僕がブヨに刺された状況は、川と森がある近くで畑作業をしていたときでした。
もちろん長袖長ズボン、ゴム手袋に長靴でブヨ対策はしていたのですが、油断しましたね。
種まきをする際に、種が小さいものだったのでつかみにくく、数十分の間素手で作業していたのです。
ブヨはそういった油断や隙を見逃しません。
特に手足の皮膚が露出した部分を好んで、音も立てずに近づいてきます。
今回は、静かに作業をしていたこともあり、刺された瞬間にしっかり痛みを感じました。
ぐさっというような痛みではなく、チクリ・・・チクチクチク、またはピリピリとするような痛みがあります。一瞬ではなく、「ん?何か痛い・・・?あ、痛たたたた・・・、はっ・・・!ヤツか!?」というような感じです。
え?分かりにくい?
でも実際はそんな感じです。激痛とまではいかず、動いているときだと刺された痛みに気付かないことも多いです。
今回刺された箇所は2箇所です。
一つ目は左手の人差し指の付け根です。
赤い丸の中心にある、ぽちっとした傷が刺された箇所なんですが、1mmに満たないほどの小さな刺し傷(噛み傷)です。
当初少量の流血がありましたが、それはティッシュで拭いたあと撮影しました。
刺されて1時間ほどすると、むずむずとした違和感と、腫れによるつっぱり感が現われてきました。
さらに3時間ほど経つと、パンパンに腫れています。
同時に、非常にやるせないかゆみにも襲われているところです。
今回はもう一箇所、左腕の甲も刺されて腫れております。
6日後の画像です。
4日目頃には腫れは引きましたが、傷あとはしっかり残っています。
人差し指の方も同じく6日目。
刺されてから3~4日は、水ぶくれもでき、やっぱりものすごくかゆみがありました。
さらに一週間後です。
傷口は随分きれいになりましたが、周りの皮膚も併せて修復中のようです。
このように、ブヨに刺されると、蚊とは比べ物にならない腫れやかゆみの症状が出ます。また、腫れやかゆみが引いた後も、傷あとまでしっかりきれいになるにはやはり1ヶ月程度、人によっては数ヶ月を要することになります。
さらに、傷口をかきむしってしまったり、ばい菌が入って膿やただれになってしまうと、それ以上に治療期間がかかることになりますし、皮膚に傷あとが残りやすくなってしまうことも考えられますので、ブヨに刺された場合にはしっかり処置することが大切になってきます。
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ブヨ刺されを少しでも早く治すには?
ブヨ刺されを早く治すには、やはり患部をできる限りかかないように配慮することと、塗り薬や消毒液を併用して常に清潔に保つことです。
しかし、今回の場合は僕もブヨに刺されたことに気が付いていましたので、その場でできるだけ注入された毒素を搾り出すという処置を行いました。
刺されたと分かった後、まだ出血があるうちに、痛いですが指の爪でぎゅうっと傷口から毒液を搾り出します。すると血液に混じり、透明な液が少量ですが出てきました。
すぐに刺されたことに気が付いた場合、このように処置しておくことで、多少は腫れとかゆみの症状を抑えることに繋がります。
それでもまったく腫れやかゆみが出なかったということは一度もありませんけどね。
それだけブヨの毒素は強力ということなんですね。
ただし、刺されてから時間が経ってしまい、傷口がふさがってしまった場合にはこの方法は使えませんので、無理をせず塗り薬などの治療を始めましょう。
おわりに
今回は上手く刺された直後に毒素を搾り出せた効果もあってか、5日ほど経過した頃には腫れもかゆみもほとんどなくなっていましたが、僕の経験から見てもやはりいつもは大体一週間程度は腫れやかゆみに悩まされることが多いですね。
治療中、かゆみが酷いときにはよく冷やして乗り切っていました。
お風呂で体が温まっているときなど、無性にかゆみに襲われるときもありますからね。そんなときは患部を冷やすことも試してみてください。
すでにブヨの餌食になっている僕が言うのもなんですが、今後も同じような場所にお出かけの際には、十分ブヨ対策をして行ってくださいね。(^^;)
それではお大事に!
ほかにもブヨに関する記事がありますので、ぜひ参考にしてください。
虫刺され!ブヨの症状は痛い痒い腫れる!?写真も撮ってみた!!
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
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