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カンピロバクター食中毒を予防しよう!鶏肉に要注意!?

夏の海や川で友達や家族とわいわいバーベキュー!というのはとても楽しいですよね。肉や野菜以外にも魚や貝など自分達の好きな食材を調達してできるのも楽しみの一つです。

そのバーベキューのメイン食材はやっぱりになることが多いと思いますが、その肉が原因でカンピロバクター食中毒になる人が後を絶ちません。特に鶏肉には注意が必要です。

そういえば鶏肉は食あたりしやすいとかって言いますよね。

この鶏肉の食あたりに多いカンピロバクター食中毒とは一体どんなものなのでしょうか。

今回はカンピロバクター食中毒の症状や予防法などについて書いていますので一緒に見ていきましょう!

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カンピロバクター食中毒とは?

全国的に毎年多く発生している食中毒で、鳥刺しや鳥たたきなど鶏肉の生食や牛レバー、バーベキューや焼肉などでの食肉の加熱不足が主な感染原因となっています。

 

カンピロバクターとは?

カンピロバクターは鶏や牛、豚、ヤギなどあらゆる動物の腸管内に生息している細菌で、食肉や飲料水を通して感染します。4℃以下で長期間生存し、空気が少ないところを好んで繁殖します。動物の糞などに多く含まれており、鶏などを食肉用に捌いた際に汚染される可能性があります。

特に食肉では鶏の保菌率が約40~60%と高く、鶏肉が主な感染源となっています。

感染力が強く、少量の菌(100個程度)でも発症するため、飲料水などでは集団感染が起こる場合があります。

井戸水や湧き水、河川などの未消毒水では野鳥や野生動物の糞によって汚染され、カンピロバクターが検出されることがあります。生水はあまり飲まないほうが良いといわれるわけですね。

 

予防するには?

まず鶏肉や牛レバーなど、食肉の生食は避けた方が無難です。焼肉やバーベキューで肉を焼いたとしても中心部の加熱不足により感染することも多いため、しっかりと中まで火を通すことが大切です。(中心部を75℃で1分以上加熱することで死滅させることができます。)

熱と乾燥に弱いので、使用したトングや皿、まな板などは洗剤でしっかり洗って熱湯消毒し、日光で乾かして殺菌しましょう。

箸やトングなどの生肉に直接触れるような調理器具は専用のものを用意し、他の食材への二次感染を防ぐことが重要です。自分の使っている箸で生肉をつかみ、「よし焼けたな」といってその箸で肉を口に運んでいては意味がないということですね。肉や野菜の食材入れも必ずそれぞれ用意しましょう。

 

感染するとどんな症状が出る?

潜伏期間は1~7日(大体は2~3日)と長く、主な症状は下痢(悪化して血便が出ることも)、発熱(37.5℃~39.5℃程度)、腹痛ですが、頭痛や悪寒、嘔吐といった風邪に似た症状が出ることもあり、風邪と間違えることがあります。

多くの場合は2日~5日程で回復に向かいますが、人によって症状の出方が大きく違うことも特徴としてありますので、特に子供や乳幼児、高齢者の方は重症化しやすいので注意が必要です。自己判断で風邪薬を飲んでいたなんて事にならないように注意ですね。

また、稀にギラン・バレー症候群という難病やフィッシャー症候群を引き起こす可能性や、妊婦の方では流産の危険、体力の少ない方が重症化して死亡するケースがあるため、油断できません。


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疑わしきは病院へ

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もしかして食中毒!?と思ったら病院へ行きましょう。カンピロバクターであれば通常問題なければ対症療法や抗生物質の投与で回復に向かいますが、他にどんな食中毒菌に侵されているか分かりませんからね。

下痢や嘔吐は細菌を早く体外へ排出するため、出る分は出してしまいましょう。その間に脱水症状にならないように水分の補給は忘れずに。また、あわてて下痢止めなどを飲んでしまうと、菌の排出を妨げることにもなりますので、注意が必要です。

 

カンピロバクターはうつる?

通常人から人へは感染していきませんが、患者の嘔吐や便の処理などにあたり、感染する可能性はあります。嘔吐物は確実に処理し、手をよく洗い二次感染を防止しましょう。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回はカンピロバクターの食中毒について書いてきましたが、管理人の周りにも鶏肉であたったと言う人は結構います。

鶏肉はよく焼かないと」と思っていても、一切れの肉が半生だったために感染するということも考えられます。また、箸や他の生野菜などに菌が付いてしまっていて、肉はよく焼いたはずなのに・・・ということもあるかもしれません。

もう一つ、この肉は新鮮だから大丈夫ということは関係ありません。新鮮な肉でもカンピロバクターに汚染されていれば同じことですのでご注意を。

バーベキューの人数に対して肉の量が少ない・・・だと!?こ、これは急がないと!!といって焦って食べるのは危険なんですね(*゚ロ゚)ギクリ!!

 

他にも食中毒に関する記事があります。

食中毒の症状と潜伏期間!危険なウイルスや細菌に要注意!

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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