「た、玉ねぎが目がしみるぅー!」
自分で料理をする人なら、一度は経験があると思います。(T-T)ふぅぅ・・・。
玉ねぎって色んな料理に使えるし、煮ても炒めても本当においしいですよね。ちなみに僕は玉ねぎが大好きです。
でも、そんな万能野菜である玉ねぎの一番のネックといえば、生玉ねぎを調理するときにとにかく目にしみるということですね。
僕も日常的によく自炊をしているのですが、野菜の中でもやはり玉ねぎの使用率は高めです。
自炊を始めて最初のころはよく泣かされていましたが、色んな方法を試した結果、「これだ!」という方法にたどり着き、いまではほとんど悩まされることは無くなりました。
ということで今回は、誰でも今から簡単にできる、玉ねぎが目にしみるのを防ぐ方法について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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玉ねぎが目にしみない方法は?
主なポイントは、「冷やす、換気扇、口呼吸」です。
やはり多くの方が昔から玉ねぎには泣かされてきた経験があるようで、ネットやテレビでもそれぞれ色んな涙対策の情報が流れています。
その中から、特に効果があると感じたことの複合技が、僕の玉ねぎが目にしみない方法として定着しています。
ひとつひとつは特に何も珍しい方法ではないのですが、それゆえに誰でもすぐに実践できることと思いますし、組み合わせることで相乗効果が期待できますので、今まさに玉ねぎと対面しているあなたの参考になれば幸いです。
それでは、一つずつ順番に見ていきましょう。
玉ねぎを冷やす
まずは玉ねぎ自体に対してのしみない対策です。
玉ねぎが目にしみる主な原因は、玉ねぎをカットした際に、硫化アリルという刺激成分が空中にただよって、目や鼻の粘膜に付着するためです。私たちの体はこの刺激成分を一生懸命洗い流そうとしているんですね。
硫化アリルは、玉ねぎだけでなく、ニンニクやネギなどにも含まれている、独特のにおいや刺激(辛み)がある成分です。
そして、包丁でこれらの野菜をカットした際、潰れた野菜の組織からとても揮発しやすい(蒸発しやすい)という性質があります。
そこでまずこの硫化アリルが揮発する量自体を抑えようというのが、第一の対策です。
やり方はとても簡単。
玉ねぎは常温で保存していることが多いと思いますが、常温のままカットすると刺激成分が出やすくなります。
そこで調理前の玉ねぎを冷蔵庫で1~2時間程度冷やしておくことで、調理の際に空中に舞う刺激成分の量を少なくする効果があるんですね。
ちなみに、逆に玉ねぎを温めるというパターンもあります。
皮付きのまま、または皮をむいた状態でサランラップをして、30秒から1分ほど電子レンジで温めることでも同様の効果が期待できます。
すぐに料理に使いたいときにはこの方法もアリですね。
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換気扇を回す
僕が今回個人的に一番お伝えしたいポイントが、この換気扇を回すという方法です。
大なり小なり空中に発散された刺激成分を、目や鼻に入る前に物理的に除去してしまおうということですね。
換気扇の大きさにもよりますが、あえて最大の強さで回しておき、その付近で玉ねぎを調理します。
揮発した刺激成分が空中に滞留せず、外部にどんどんと排出されていきますので、うまくいけばほとんど目にしみることなく調理を終えることができます。
実は以前にサランラップを顔に巻いてみたり、水中眼鏡を付けて挑んでみたりということまでしたこともある僕ですが、しっかり吸い取る換気扇を利用するようになってからはそのような必要もなくなりました。
換気扇の掃除やフィルター交換をこまめにして、吸引力を保っておくことも大切です。
ちなみにここでもう一手。
どうしても換気扇の吸引力が弱い、あるいは換気扇の位置的にうまく活用できないなどという場合には、扇風機を使用して横風を送り、刺激成分を押し流すという方法も使えます。
扇風機の風がしっかり換気扇や窓の外へと排出されるように、上手に風量と風向きを調整してみてくださいね。
口で呼吸する
最後に、自分の体で行う玉ねぎ対策です。
玉ねぎの刺激成分は、特に鼻の粘膜から入り、目の粘膜を強く刺激します。
そこで、玉ねぎの調理中はできるだけ鼻から息をしないようにして、しみない対策をするというものです。
やり方はそのまま。
玉ねぎを切っている間、口で呼吸をし続けます。または、口から息を吸い込み、鼻から出すというのもアリですね。とにかく意識して鼻から空気を吸い込まないようにします。
これを意図的に行うために、、、↓
よくテレビの情報番組などで紹介されている方法ですね。
口をやや横開きにして意識的に口呼吸することで、しみにくくするというものです。
他には人によってはガムを噛みながらすると良いという声もありますね。
試す際には、無理なくくわえられるアイテムを選択しましょう。
おわりに
以上が僕の玉ねぎが目にしみるのを防ぐ方法です。
もう一度まとめておきますね。
これです。
最初にお話しした通り、ひとつひとつがしっかりとした対策となりますが、あえてその効果の高い3つを選出して合わせた方法ということになります。
ちなみに補助知識として、「包丁は切れやすいようにしっかり研いでおく」、「刺激成分を揮発しにくくするため包丁やまな板を水で濡らしておく」といったことも覚えておいて、合わせて実施していただければなお効果が期待できますよ。
こうして見ると、一見厄介な硫化アリルですが、疲労回復や殺菌作用、他にも血液をサラサラにする効果も有りと、とっても優秀な栄養成分なんですね。(※ただしやはり刺激物でもありますので取りすぎにはご注意)
玉ねぎやニンニク、ネギなどが栄養満点といわれるゆえんでもありますので、しっかり涙対策をして積極的に調理していきましょう!^^
こちらの記事もどうぞご参考に。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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