「食費節約のためにネギの自家栽培がしたいなぁ。簡単にできる方法はないものか・・・。」
と、お悩みのあなた!
その悩み、ぼくが解決して差し上げましょう!
ぼくはネギが大好きで、節約のために自宅でネギを栽培していますので、その方法やコツを完全解決したいと思います。
家で料理を作るときに、少しのネギを入れるだけで彩りも良く、風味も栄養も増すことができます。薬味としてネギは結構万能な役割をしてくれるんですよね。
食費を節約しつつ、いつでも新鮮なネギを食事に取り入れられるように、家庭で簡単にできるネギの栽培方法(再生野菜の水耕栽培)がありますので、今回はこちらをお伝えしたいと思います。
それでは行ってみましょう!
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ネギの簡単水耕栽培
ネギには葉ネギ(青ネギ)や長ネギ(白ネギ)といったものがありますが、今回はぼくの住む西日本地域で薬味としてよく使われる青ネギで、再生野菜の水耕栽培を実践してみました。
※再生野菜とは?
スーパーなどで購入した野菜の根を捨てずに家庭で栽培し、食べられる部分を再成長させた野菜のことです。本来であれば生ゴミとして捨ててしまう野菜の根っこ部分を、上手に栽培して再度収穫することは、エコや節約、キッチンガーデニングとしても注目されています。
野菜の根っこに残る生命力を利用して再度育てるわけですが、いただく際は特に感謝の気持ちでいただいています。
やり方は?
ネギの水耕栽培のやり方はとても簡単です。画像を見ながら説明していきますね。
ちなみに用意するものは以下の通りです。
- 食材にしたネギの根っこ部分
- 水を入れる深めの容器
- 輪ゴムまたは針金
●食材として購入したネギの束を、根っこの部分ぎりぎりではなく、少しもったいない気がしますが、根っこから5cm程度残してカットします。
●カットしたネギを輪ゴムなどでバラバラならないように束ね、根っこが浸かる程度に容器に水を張ります。
カットしてから写真を撮るまでに半日程度時間をおいてしまったのですが、水のない状態でもすでに5mmから1cm程度伸び始めていますね。すごい生命力です。
●翌日、1cm~2cm程度伸びています。直射日光は要らないですが、なるべく陽の光を与えてあげましょう。
ここで注意することは、水の交換です。
ネギは本来、水をあまり多く必要とせず、むしろ常に水にさらされていると腐ってしまいます。
夏場は毎日、冬でも2~3日に一回はきれいな水に取り替えましょう。
水が濁って腐敗臭がしてきたら残念ながら失敗となります。生ゴミのような悪臭がしてきたら、衛生的にも食べるのはやめて、思い切って廃棄してください。
●2日目。3~5cmほど伸びました。
●3日目。順調に育っています。10cmを超えているものもあります。
●5日目。20cmを超える部分もあります。少々の薬味になら使えそうです。
●一週間後。30cmほど伸びました。あとはハサミで収穫して立派に薬味として使えます。
●感心するのは、最初にカットされた傷口は残りつつも、だんだんと細く閉じながら伸びていくことです。最終的には完全に閉じて、先端がきちんとシャキッとするようになってきます。すごい再生能力です。
●10日後にはもう、折れ曲がるくらいになってしまいました。
ちなみに再生した緑の部分は新芽の柔らかさでおいしいですよ!
さすがに最初に購入したときと同量とはいきませんが、これはおよそ2倍の量が使えたと言っても過言ではないのではないでしょうか。
そう考えると、スーパーで割引品のネギを買うことや、賞味期限ぎりぎりのおつとめ価格のネギを買うよりもさらに節約できた気がします。
あくまで根腐れ(根が腐ってドロッとしてくる・腐敗)を起こさせず、上手に育てた場合ですけどね。
ちなみにぼくは以前に、夏の水腐れが早すぎて失敗したことがあります。ネギが腐ると生野菜独特の強烈な腐敗臭がしますので注意してくださいね。もちろんすぐに廃棄しました。
ポイントとしては、夏の間は特に水が透明の内に替えるように気をつけてください。
また、土の付いていた根っこ部分や、それを漬けていた水には土壌にいる細菌などがいることも十分に考えられますので、食べる際にはよく洗い、少しでもにおいがしたり、見た目に根腐れを起こしていそうなものは食べないようにしましょう。
また、このネギの水耕栽培ですが、根っこに残っている栄養分でネギは頑張って成長しますので、延々とずっと伸びるはずもなく、1回か2回収穫できたら良いと思います。
もし、本格的に年中収穫を試みるならば、プランター栽培か、やはり畑で育てないといけません。
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ネギはプランター栽培でも
ぼくの住む田舎では、畑を持っている人はよく端の方に少しネギを植えていて、年中薬味に利用している人が多いです。
しかし畑はなくてもプランターがあれば少量のネギは十分育てられます。
きちんと土の中で肥料を与えながら上手に育てることで、いつでもベランダや軒先で収穫できる薬味として活用できますよ。
家庭菜園やガーデニングなどの趣味もかねれますので、生命力が強く、ちょっと使いの多いネギの栽培はおすすめします。ネギの消費量の多い方には特に!(笑)
おわりに
今回はネギの栽培について書いてきましたが、他にも小松菜やチンゲンサイなどの葉物野菜や、大根やニンジンなどの根菜でも上手く育てれば再生野菜の水耕栽培として利用できるようです。
ちなみにぼくはネギを畑で種から育てた経験もあるんですが、この場合収穫までに通常3~4ヶ月はかかります。
今回のように数日でこれだけ育つのは、太く育った根っこがあってこそのことなんですね。
今回の記事で、野菜作りはやはり奥深い・・・。
などと感想を持ったのですが、と同時に、子供の自由研究にもできそうなネタだな・・・。などとも思いました。(笑)
まあ、さらにぼくのネギへの愛着が湧いたということで良しですね。
他にもネギについて書いている記事がありますので参考にしてください。
青ネギと白ネギとワケギの違いは?ネギの種類を知って上手に活用!
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
[…] ネギの簡単栽培方法!知っておけば食費の節約にもなる!? […]