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ネギの栄養成分や効能は?本当に風邪の予防にもなるの?

「ネギにはどんな栄養があるの?」

 

ネギ好きのぼくはうどんやラーメン、そばなどの麺類を始め、炒め物やチャーハン、味噌汁、納豆、卵焼き・・・etc.

およそネギが合いそうな食べ物には、生食、加熱を問わずどんどん入れて食べています。

薬味としてネギが入ることで、彩りも鮮やかに、そのシャキシャキした食感や独特の風味がクセになっています。

 

ところで、このネギの栄養ってどのようなものがあるのでしょうか?

子供のころから何気なくうちの祖母や親に、「風邪ひかんようにネギを食べときな」などと言われてきた記憶があるんですが、本当にネギにそのような効能ってあるのでしょうか。

 

これは結論から言いますと、『風邪の予防にかなりの効果が期待できます!!』

しかもその他にもかなりのメリットがあります!

その訳とは?これから書いていきますね。

 

ということで今回は、ネギの持つ栄養成分や効能について一緒に見て行きましょう!


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ネギにはどんな栄養成分があるの?

ねぎ 栄養 効能

 

長ネギの白い部分を使ってすき焼きや鍋料理に、葉ネギの緑の部分を輪切りにして麺類や一品ものの薬味にと、様々な料理に活躍してくれるネギですが、主な栄養成分は以下のようになっています。

 

・ビタミンA/C「葉ネギに多い」
・βカロテン「両者ともに多い」
・カルシウム「葉ネギに多い」
・アリシン(硫化アリル)「長ネギに多い」

 

『栄養は葉ネギ、薬効は長ネギ』と言われるように、同じネギとはいえ、主に緑の部分を食べる葉ネギと、主に白い部分を食べる長ネギとでは、味だけではなく含まれている栄養素にもそれぞれ違いがあります。

これらはどういう効能がある栄養素なのか、一つずつ見ていきましょう。

ビタミンA/ビタミンC

ねぎ 栄養 効能

ビタミン類は太陽の光をよく浴びた、緑の部分が多い葉ネギに多く含まれています。

 

ビタミンAには、視機能を改善する効果(目の健康)や、皮膚や粘膜を健康に保つ効果、抗酸化効果などが期待できます。免疫力を向上させる効果もありますので、これは風邪の予防になりますね。

 

続いてビタミンCにも老化や喫煙、ストレスや紫外線などで発生した活性酸素から体を守ってくれる、抗酸化作用の働きがあります。

ビタミンCには他にも、鉄分の吸収を助ける効果や、コラーゲンを合成して健康な肌を作るという働きがあります。

まさに美容や健康のためには積極的に摂取したい栄養素ですね!

 

βカロテン

ねぎ 栄養 効能

βカロテン(ベータカロテン)は、葉ネギ、長ネギの双方に含まれ、その他にも緑黄色野菜に多く含まれている、これも強力な抗酸化作用の力を持つ栄養素です。体内でビタミンAが不足した際にも、必要分をβカロテンがビタミンAに変換して補うなど、優れた役割を果たしている栄養素です。

 

βカロテンの効能は、視力の維持、皮膚や粘膜の健康維持、免疫機能の正常化、美肌効果、体の成長促進、がん予防などが挙げられます。

まさに健康を維持する上で、必要不可欠な栄養素なんです!


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カルシウム

ねぎ 栄養 効能

ネギの緑の部分にはカルシウムも、他の緑黄色野菜に負けず劣らず豊富に含まれています。

100g当たりのカルシウム含有量は、にんじんやほうれん草などにも負けていません。優秀ですね。

カルシウムは人や動物の歯や骨格の成長、維持にとても大切なミネラル分です。

普段からカルシウムを意識している方も多く、これも積極的に摂りたい栄養素です。

 

アリシン(硫化アリル/リュウカアリル)

ねぎ 栄養 効能

硫化アリルは別名アリシンと呼ばれ、ネギを始め、たまねぎやにんにく、にらなどのユリ科の植物に含まれる栄養成分です。

ネギでは香りの強い白い部分に多く含まれています。

 

あの目にしみるたまねぎのエキスやにらやにんにく、ネギの独特な刺激のある香りのもとになっているものですが、その強い殺菌成分が病原性のカビや細菌を殺菌するのに絶大なパワーを発揮します。

 

まさにこのアリシンが、風邪の原因菌をやっつけてくれる働きをしてくれるわけです。

 

その他にもアリシンには、ビタミンB1の吸収を助ける働きがありますので、納豆や豚肉などのビタミンB1を多く含む食材と一緒に摂取することで、様々なメリットをもたらしてくれます。

疲労物質である乳酸菌を分解することによる疲労回復や肩こりの軽減、血行促進、冷え性の予防、血液をさらさらにする、代謝促進と発汗作用によるダイエット効果などなど・・・。

 

これはもうね・・・、そろそろ、『ネギは栄養満点ですよ!!』と言い切ってしまっても良いんじゃないですか!?

 

まさに『ネギパワー』ですね。

 

 

おわりに

今回はネギの栄養成分や効能について見てきましたが、思っていた以上の万能野菜ですね!

ただし食べ過ぎると、にらやにんにく同様に刺激があるものですので、胃の負担になったり、臭いが気になるという可能性がありますのでご注意を。

 

とはいえいつも、「なんとなく栄養ありそうだから。」と食べていたネギに、しっかりと風邪の予防に期待できる栄養素が入っていたのはうれしいです!!

これでさらに旬のネギがおいしく食べられそうです(笑)

 

 

ちなみにネギの旬はもともと冬です。霜が降りるころになるとネギは甘みを増していきます。

冬の寒い時期においしく、体を温める効果や病原菌をやっつける効能のあるネギは、昔から重宝されてきたと言うわけですね。

 

あなたもぜひ食卓の色んな料理に『ネギ』を取り入れてみてはいかがですか?

 

ネギについてもっと詳しくは、こちらの記事も参考にしてください。

青ネギと白ネギとワケギの違いは?ネギの種類を知って上手に活用!

ネギを食べた後のあのイヤな臭いを消す3つの方法とは!?

玉ねぎが目にしみない方法!涙対策はこれでカンペキ!!

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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