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歯ぎしりの原因とは!?大人の場合は他の病気の可能性も!?

睡眠中の歯ぎしりにお悩みではありませんか?

管理人自身も大いに悩んでいます。

というより一緒に寝ている妻や子供の方が、あの歯ぎしりの音に悩まされているかも知れませんね。

しかし歯ぎしりは睡眠中にほとんど無意識の内にしてしまうものですので、これといってなかなか対策できずに長い付き合いとなってしまっております。

歯ぎしりを放置していると、歯そのものに被害を与えるだけでなく、肩こりや頭痛、アゴが痛む(顎関節症)などの症状を引き起こしたり、他にも睡眠の質が低下することで体に様々な悪影響が出る恐れがあります

だから早く治したいんだよおおお!!!

分かります。管理人も全く同じ気持ちです。

嫁(ベッド)、子供(ベッド)、管理人(ソファ)…この状況を一刻も早く打破せねば新たな違う問題が…くっ…!!

 

ところで、そもそも睡眠中の歯ぎしりの原因とは一体何なのでしょうか。

原因を知っておき、少しでも歯ぎしりが緩和されるようにできる限りの対策は実践しておきたいところです。

今回は同じく歯ぎしりに悩む管理人が、歯ぎしりの原因と、考えられる予防策について、体験談も交えて書いていますので一緒に見て行きましょう!

歯ぎしり 原因 大人


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歯ぎしりは何が原因でおこる?

歯ぎしりの原因としてよく聞くのがストレスですよね。後は歯の噛み合せが悪いなどもよく言われています。

しかし実際のところ確実な原因というものはまだ解明されてはいませんし、むしろ管理人の思うところ、かなりの個人差や体質でそもそもの原因や、現れる症状にも人それぞれかなりの違いがあるように思います。

また、大人の歯ぎしりにはいくつか他の病気が疑われることもあり、なかなかこれ!と一概に原因を特定することは難しいですが、原因として現在主に考えられているものについて順番に書いていきますね。

ちなみに一部管理人の体験談や考察が入っていますが、あくまで管理人の個人的な見解ですのでご了承ください。

 

ストレスによるもの

一番多い説はストレスによるものと言われています。

仕事や家庭、人間関係など、普段の生活の中で意図せずストレスや悩み、不安や心配事を多く溜めてしまうこともあるでしょう。

歯ぎしりは体に備わった一種のストレスの解消行動とも考えられています。寝ている間に体からストレスを抜く防衛機能といったところでしょうか。

責任感が強い人、負けず嫌いな人、心配性な人などストレスを溜め込みやすい人は歯ぎしりをしやすい傾向にあるという事からも、このストレスが大きな原因となっているのかも知れません。

この場合、過度のストレスの抱え込みに気をつけると共に、上手にストレスを発散することを考えると良いでしょう。

 

管理人も以前、多大なストレスを抱える仕事を長くしていて、全くもってこれが原因と思っていました。しかしあるタイミングで仕事を変え、生活がガラリと穏やかになったという経緯があるのですが、歯ぎしりは一向に改善されておりません!

それゆえ、やはりストレスだけが原因とは言えないと考えています。しかしながらストレスとも関係はありますが、肉体疲労時には歯ぎしりがよく出る傾向があるように認識しています

 

病気によるもの

歯ぎしり自体は、睡眠時ブラキシズム(口腔内悪習慣)と呼ばれ、病気というか悪癖のようなものです。

その歯ぎしりの原因として、別の病気との関連性が高いことが分かっています。

 

①睡眠時無呼吸症候群(SAS)

30代~60代の男性に多いと言われる、睡眠中に10秒以上の無呼吸を何度も繰り返す病気です。酸素がきちんと体内や脳に取り込まれないことで、本来休息すべき睡眠中に熟睡できず眠りが浅くなり、日中の酷い眠気や倦怠感を引き起こします。

歯ぎしりは眠りの浅い時に起こる傾向にあるため、この睡眠時無呼吸症候群の病状との深い関係が指摘されています。歯ぎしりが続いた後に無呼吸を起こしている、ということが多々あるというのです。家族に歯ぎしりとは別に、息が止まってるときがあるよと指摘されたことがあるならば、原因として十分に考えられます。

 

②逆流性食道炎

胃酸が逆流して食道へ遡り胸焼けを引き起こす病気です。暴飲暴食や不規則な食事、喫煙やアルコール、コーヒーなども原因となります。

歯ぎしりにはこの胃酸の逆流を抑制する役目があるとも言われており、普段の生活の中で頻繁に胸焼けの症状を感じることがあれば、こちらを疑うべきかも知れません。生活習慣を見直すことも大切です

 

生活習慣によるもの

寝る前の飲酒喫煙カフェインの摂取など、どれも睡眠を浅くし、睡眠の質の低下を招きがちになります

歯ぎしりは浅い眠りの時に起こりやすいため、これらの生活習慣が原因となっている可能性があります。

飲酒や喫煙は控え、コーヒーなどを飲む時間も遅い時間にならないように見直してみてください。

その他、うつ病の薬の一部(SSRI)などの副作用が原因となり得ることも指摘されています。

 

歯並び・噛み合わせによるもの

虫歯やその治療中、抜歯後など、歯並びや噛み合わせが狂っているときに歯ぎしりを起こす傾向があります。

抜けた歯や詰め物などは放置せず、きちんと整えておきましょう。

 

子供の歯ぎしりは大丈夫?

歯ぎしり 原因 大人

子供の歯ぎしりについてはこの歯並び、噛み合わせに関することが多く、大人のように心配する必要はあまりありません

乳幼児から小学校くらいまでの間、乳歯から永久歯に生え変わっていく成長過程で、多くの子供に歯ぎしりがみられます。これは歯が生え揃うにつれて、歯並びを整えたり、噛み合わせを調整したりする生理的行為です。

歯が欠けたり、擦り減ったりというような極端な例でなければ、健康的に成長している証ですので、そっと見守ってあげましょう。

もう少し成長して受験や人間関係などのストレスが出てくると、大人と同様の原因となる可能性はあります。


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歯ぎしりの予防対策は?

歯ぎしり 原因 大人

歯ぎしりの予防対策としては、先に書いてきたこれらの原因をできる限り取り除いてみることです。

原因が特定できない以上(特定できたとしても)、直ぐに治すということは難しいですが、歯ぎしりの頻度や程度を抑えるためには、できることからやってみるというのが大事です。

生活習慣を見直した結果、歯ぎしりがほぼ無くなった、またはかなり改善された、という方も結構いるようですので、思い当たる原因があるようでしたら試してみる価値はあると思います。

 

ストレスと上手に付き合う

日常生活で今あるストレスをすぐに全て取り除くということは難しいと思いますが、就寝前の一時間程度は自分の好きなことをしたり、マッサージやストレッチを行い筋肉をほぐし、リラックスした状態で布団に入るのも効果的です。

寝るときは顔や頭部に余計な負担が掛からないように、枕は低く仰向けに寝るのがポイントです。

寝る寸前までスマホやタブレットを触ることは脳や体を緊張させますので避けましょう。

明日のことは明日!と割り切って、難しいことを考えながら寝るのもできれば避けたいですね。

 

生活習慣を見直す

お酒の飲みすぎ、喫煙、遅い時間のカフェイン摂取などはどれも睡眠の質の低下に繋がる恐れがあるものです。

また、ストレスによる暴飲暴食が睡眠時の逆流性食道炎を招くということも考えられますので注意が必要です。

思い当たるところがあれば、一度生活習慣を見直してみることをおすすめします。

 

医療機関で相談する

原因が病気や歯の噛み合わせである場合には、自分ではなかなか改善することは難しくなりますので、思い当たるところを医療機関で相談してみるのも大切です。

病気によるものでしたら、むしろ先にその病気の治療に当たることが望ましいでしょうし、歯科では歯の矯正や、歯ぎしり防止のマウスピースの制作の相談もできます。

病気や歯に原因が考えられる、または、全く思い当たる節がない、などというときは専門家にまず相談してみることで、改善できるかもしれません。

 

おわりに

今回は歯ぎしりの原因と予防対策について書いてきましたが、歯ぎしりの性質上、睡眠中かつ無意識での癖ということがあり、本人としても自覚しにくく、なかなか本格的な治療に当たることが多くありません。

しかし、今回の記事で見てきたように、病気に関連しているケースや、歯の不具合等も考えられますので、一緒に寝ている人から歯ぎしりの指摘があった際は、たかが歯ぎしりと侮らず、自分の生活環境の中に思い当たる所が無いか、あれば早めに対策をしてみることをおすすめします。

 

ちなみに管理人は妻に睡眠時の無呼吸も指摘されております。

うーむ…どうやらこの辺りに原因が…?一度きちんと病院で相談しようと思います。

 

また、自分の歯ぎしりの原因がある程度絞り込まれてくると、今度はこれを試してみて…と、治癒に向けて進んでいけますから、諦めずに色々と試してみることが大切です。

実際、原因はストレスだ!と自分である程度断定して、寝る前にマッサージやストレッチをしたり、アロマオイルなどで十分にリラックスしてから寝るということを続けて、数ヵ月後にはほとんど完治した!という方もいますので、自分で治してやる!という心構えも必要なのかもしれませんね。

 

原因がある程度特定できれば対策もしやすくなりますからね!

まずは歯ぎしりを自覚することから!お互い頑張りましょう!!(^^)b

 

歯ぎしりが長い期間続くことで身体に起こる様々な悪影響については、こちらの記事を参考にして下さい。歯ぎしりを防止する方法は?放置すると体に様々な異変が!?

 

それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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