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プリン体の多い食品と少ない食品を知って通風を防ぐ!!

尿酸値が上がっている!?このままでは通風や尿路結石が心配!!

と、悩んでいませんか?

ビールを飲むのを控えようかな…

といっても原因はビールとは限りません!

通風の原因となるプリン体はビール以外にも様々な食品に含まれていますので、お酒を飲まない人にも通風の危険性はあります。

通風のつらさは人に聞けば聞くほど本当に大変そうですよね。

通風との長いお付き合いにならないためにも、普段の食生活でプリン体の存在については意識しておきたいものです。

それでは一体どのような食品にプリン体が多く含まれているのでしょうか。

今回は通風の原因となるプリン体が多く含まれる食品と、逆にプリン体の少ない食品をリストにしてみましたので、普段の食事の参考にして通風予防に役立ててくださいね!

それでは行ってみましょう!

プリン体の多い食品少ない食品,通風 予防 原因

 


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プリン体の多い食品は?

代表的な食品100g当たりに含まれるプリン体の量(mg)が多いものをリスト化しました。

①プリン体を特別多く含む食品

100g当たり400mg以上
煮干・かつお節

 

煮干やかつお節についてはここでは特別多くプリン体を含む食品となっていますが、直接100gも摂取することはほとんど無いと思いますので、注意してください。ただしカルシウムを取りたいといって煮干をおやつのように食べるのは危険ですね。

 

②プリン体を特に多く含む食品

100g当たり300mg以上400mg未満
あんこう(肝酒蒸し)・マイワシ(干物)・イサキ(白子)・干し椎茸・鶏レバー

 

レバー、干物、魚卵の類はプリン体の多い食品の代表格です。意外なのは干し椎茸ですが、干物類は乾燥することでプリン体が濃縮されることと、重量が軽くなることで100g当たりの含有量は増えるということですね。

 

③プリン体を多く含む食品

100g当たり200mg以上300mg未満
豚レバー・牛レバー・マイワシ・サンマ(干物)・大正エビ・オキアミ・カツオ・マアジ(干物) など

 

ここでもレバー、干物が挙がります。鮮魚ではカツオ、マイワシが多くなっています。

 

④プリン体をやや多く含む食品

100g当たり100mg以上200mg未満
鶏ササミ・鶏手羽・鶏もも・鶏皮・マグロ・サンマ・車エビ・イカ・タコ・ズワイガニ・カニみそ・アサリ・うに・明太子・ひらたけ・乾燥大豆・納豆・豚ヒレ肉・サラミ・生ハム・ブロッコリースプラウト その他キス・ニジマス・真鯛・ブリ・スズキなど魚類多種

 

肉類、魚介類が多く挙がります。特に鶏肉は牛肉や豚肉に比べてプリン体含有量が高めですね。

 

⑤そのプリン体を含む主な食品

100g当たり50mg以上100mg未満
そば粉・ほうれん草・カリフラワー・豆もやし・かいわれ大根・まいたけ・ピーナッツ・赤みそ・豚バラ肉・豚ロース・牛ロース・牛タン・ボンレスハム・ベーコン・うなぎ・タラバガニ・ほたて・アンコウ(身)・さきいか など

 

野菜や大豆にも含まれています。お酒のつまみになりそうな食品にも含まれているものが多いですね。

 

アルコールに含まれるプリン体

それではアルコール類のプリン体含有量について見ていきましょう。よくプリン体を気にされがちなビールは一体どのくらいなんでしょうか。

酒類 プリン体含有量(mg/100ml)
ビール(醸造酒) 約3.3mg~6.9mg
地ビール(醸造酒) 約5.8mg~16.6mg
発泡酒(醸造酒) 約2.8mg~3.9mg
ノンアルコールビール 約1.3mg
紹興酒(醸造酒) 約11.6mg
日本酒(醸造酒) 約1.2mg
ワイン(醸造酒) 約0.4mg
ウイスキー(蒸留酒) 約0.1mg
ブランデー(蒸留酒) 約0.4mg
焼酎25度(蒸留酒) 約0.03mg

 

確かに日本酒やワイン、ウイスキーなどと比べるとビールのプリン体含有量は多いと言えますが、先に見てきた食品群と比べると、アルコール自体のプリン体含有量はそれほど高くない数値である事がお分かりいただけると思います。

つまり、ビールよりも一緒に食べる料理に気をつけるべきということでもありますね。お酒のつまみや最後に食べるラーメンのスープなどにも意識を向けるべきです。

ただし、ビールなどのアルコール類は体に吸収されやすいことと、大量に飲む方もいますので、一度に飲む量には十分注意しなければなりません。また、アルコール自体に尿酸の排出を抑え尿酸値を上げる作用がありますので、プリン体オフだからとか、焼酎ならば大丈夫、ということではありませんから注意してくださいね。


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プリン体の少ない食品は?

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最後にプリン体の少ない食品についても見ておきましょう。

①プリン体の少ない食品

100g当たり0mg以上50mg未満
玄米・白米・大麦・小麦粉・チーズ・もやし・おくら・そら豆・グリーンピース・なめこ・えのきだけ・豆腐・豆乳・白みそ・醤油・枝豆・おから・魚肉ソーセージ・かまぼこ・ちくわ・さつま揚げ・アーモンド・スジコ・カズノコ・いくら・豚骨ラーメン(スープ) など

 

意外にもいくらは3.7mgと低いんですね。その他主食となる白米や、パンやうどんの材料である小麦粉は低めです。魚肉も加工品になると数値は下がる傾向にあります。

 

②プリン体が0mgの食品

100g当たり0mg
鶏卵・うずら卵・牛乳・ジュース

 

これも意外ですが、卵や牛乳はプリン体が0mgなんですね。これはプリン体自体が個々の細胞の中に存在するもので、鶏卵は大きな一個の細胞のようなものなので、ほとんどプリン体はありません。また、牛乳も細胞の分泌液のようなもので、細胞自体が集まってできているわけではありませんので、同じくプリン体がありません。

逆に、多くの細胞が集まって作られている肉や魚などのタンパク質はプリン体が多くなる傾向にあります。

 

おわりに

今回は通風を予防するために知っておきたいプリン体の多い食品と少ない食品について書いてきましたが、ここには書ききれないほど様々な食品がありますし、調理方法などによっても数値は変わります。

傾向としては、レバーや干物類が比較的プリン体が多いということと、次いで肉や魚などのタンパク質が多く挙がりました。このことから、通風予防には野菜を中心とした食事を心がけることが良いとは思いますが、あくまでも栄養が偏らないようにそれぞれバランスの良い食事を取ることが大切です。

また、プリン体ばかりを気にしてジュースなどを飲みすぎたりすると、これもまた尿酸値や血糖値の上昇に繋がってしまいますので、あくまでも『バランス良く』がポイントです。

 

最後に食事とともに通風予防に気をつけたいのが水分補給です。

食べ物から摂取するプリン体を抑えると同時に、水分をしっかり取り、体内にある尿酸も上手に排出することが大切です。

通風には十分気をつけて毎日の食生活を楽しみたいですね!

 

通風の原因や症状についてはこちらの記事でも詳しくご説明していますので参考にしてください!

通風の原因は食べ物以外にも!?生活習慣に注意が必要です!!

通風の症状!?足の親指にある日突然耐えられない程の激痛が!!

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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