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副鼻腔炎が原因で子供の成績が落ちることがあるって本当!?

副鼻腔炎蓄膿症)は風邪をこじらせたり、アレルギー性鼻炎が悪化して発症することが多い病気です。

急性副鼻腔炎が慢性化してしまうと慢性副鼻腔炎(蓄膿症)と呼ばれ、症状のさらなる悪化や、治療期間の長期化などのリスクが高まります。また、この病気は思いのほか患者数が多く、特に子供が発症しやすいという特徴もあります。

そして何とこの副鼻腔炎が慢性化してしまったために、子供の学校での成績が落ちる危険性があるというのです!

鼻の病気である慢性副鼻腔炎(蓄膿症)と子供の学校の成績と一体どんな関係があるのでしょうか?

今回は副鼻腔炎の原因と子供の成績の関連性について見ていきましょう!

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子供に多い慢性副鼻腔炎

副鼻腔炎は年代を問わず発病する鼻の病気ですが、小学生位までの子供に多く見られる病気でもあります。

風邪の症状やアレルギー性鼻炎によってダラダラと出る鼻水には、体に侵入しようとする細菌や異物を排出する役割があります。子供はこの鼻水をなかなかこまめにかまずそのままにしていたり、すすってしまうことが多く、副鼻腔炎の原因となる細菌などを取り込んでしまいがちです。

 

また、風邪をひきやすいことや、まだ副鼻腔が未発達で小さいため、炎症を起こしやすいということもあるようです。

とは言え、子供は副鼻腔炎を発症しやすいが治りやすいということも特徴としてあるようですが、黄色い鼻水が長期間出ていたり、タンの絡む咳が止まらないなどの症状があれば、早めに耳鼻科を受診したほうが良いでしょう。放っておく事で慢性化したり、鼻の粘膜にポリープができてしまって、手術が必要になるケースがあります。

 

副鼻腔炎と子供の成績との関係性とは?

慢性化した副鼻腔炎を俗に蓄膿症と呼びますが、その症状として、鼻詰まりや鼻水がよく出る、匂いや味が分からない、そのほか後鼻漏(こうびろう)といって鼻水がのどの方へ流れ込むことによる不快感、咳やタンが出る、酷い場合は気管支炎を引き起こすことなどがあります。

 

また、酷い鼻詰まりなどから頭痛や疲労感といった体の不調に繋がることがあります。こうなると注意力や集中力が落ちたり、記憶力の低下も招くことがあるといわれています。その状態のまま授業を受けていても頭に入ってこない、問題に集中できない、ぼーとしてしまうといったことが成績を落とす原因ともなるようです。

 

子供のうちはなかなか自分の健康状態が上手く伝えられないということが考えられますので、こういった知識を基に早めに気付いてあげることが大切ですね。


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その他副鼻腔炎について知っておきたいこと

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副鼻腔炎の主な原因は?

副鼻腔炎を発症する原因として多いのは風邪をひいた際に、ウイルスや細菌が鼻の奥にある副鼻腔まで入り込み炎症を起こすものです。しかし他にも原因は多様で、花粉症などのアレルギー性鼻炎が悪化することや、カビ、ダニ、動物、ハウスダストなどによるアレルギーが炎症の原因となることもあります。

他には遺伝や鼻の内部の形によるもの、大気汚染、偏食やストレス、歯の治療時に傷が付いたり、虫歯や歯茎の炎症から広がる場合もあります。原因や状況によっては、歯科、耳鼻咽喉科、内科など受診する科が違ってくることもありえます。

 

どんな治療をするの?

耳鼻科を受診すると診察やレントゲンで副鼻腔の状態を確認します。状況によって服薬治療や鼻の内部の洗浄、吸引、薬液の噴霧等が行われます。ポリープができてしまうと、鼻の内視鏡手術等で摘出することもあるようです。

 

副鼻腔ってどの部分のこと?

副鼻腔とは、眉間の辺りにある前頭洞(ぜんとうどう)、目と目の間辺りにある篩骨洞(しこつどう)、鼻の両脇にある上顎洞(じょうがくどう)、鼻の奥と脳までの間にある蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)の4つからなり、それぞれ鼻の穴の奥から繋がっています。

鼻腔内(鼻の穴)で起こる炎症を鼻炎、そこから奥にある副鼻腔で起こる炎症を副鼻腔炎と呼んでいます。

 

蓄膿症の合併症に注意

鼻は副鼻腔を通じて目や耳、脳へと繋がっているため、副鼻腔炎が悪化して膿が各器官へ影響を与える危険があります。中耳炎や結膜炎の他、失明の危険のある眼窩内感染症を引き起こしたり、膿がのどへ流れ込んで気管支炎を患うこともあります。

特に怖いのは脳へと影響が出た場合です。この場合は意識障害や最悪死に至るケースもあるといいます。

副鼻腔炎はよくある病気と思わずに早めの治療を心がけましょう!

 

副鼻腔炎を予防するには?

まずは原因として多い風邪を予防することです。風邪の原因となる細菌やウイルスを寄せ付けないように、手洗いやうがいをしっかりとすること、睡眠をしっかり取ることなどが挙げられます。

特に子供の場合、鼻をすすることが多くありますが、これはばい菌を鼻の奥へと侵入させることになりかねませんので、常に鼻水が出たら鼻をかむようにさせてあげてください。

アレルギー性鼻炎の場合ではアレルギーとなる物質の除去やアレルギーの治療も併せて行います。

後はどの病気にも言えることですが、早期発見、早期治療でなるべく悪化させないことです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は副鼻腔炎の原因と子供の成績への関係性などについて書いてきましたが、よく聞く病気だと言って決して侮ってはいけませんね!よく考えたら鼻の穴って体の色んなところへ繋がっていますよね。副鼻腔炎も悪化させると本当に怖い病気です。

余談ですが、アメリカの男性で慢性鼻炎だと思っていたところ、脳脊髄液が鼻から出ていた・・・ということがあったようですね。男性は一年以上も効き目の無いアレルギーの薬を飲んで鼻水を止めようとしていたそうですが、実は脳の膜に穴が開いていて脳液が漏れていたと・・・。ああおそろしや。

病気の自己判断はやっぱり危険ですね。あと、副鼻腔炎は上手く症状を伝えられない子供の間、よく見てあげないといけない病気の一つだと思います。

 

そんな管理人も最近また副鼻腔炎を患いました。どうも睡眠不足と風邪でよく発症してしまいます。

初めて副鼻腔炎を発症したときはびっくりしましたけどね。管理人が副鼻腔炎になった記事はこちら。蓄膿症と副鼻腔炎の違いとは!?管理人本人も体験しました!

 

まぁ最近は慣れてしまって落ち着いたものですよ。頻度が多くなってしまいましてね。

まったく、でもこれ以上管理人の頭が悪くなったらどうす・・・は!?ままままさかやっぱり脳汁!?汁漏れ!?

「せせせ先生ー!!の、脳!みそしる!!?鼻!!!」((( ;゚Д゚)))ひぃぃー!!!

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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