しっかりお米を米びつに入れているのに気が付くと虫がわいてる・・・。
「お米に虫がわかないようにするには一体どうやって保存すればいいの!?」とお困りではありませんか?
高温多湿の夏の時期にはコクゾウムシやノシマダラメイガといった穀物を食害する害虫が発生しやすくなります。
どこからともなくわき出てくるイメージがあるこれらの虫ですが、発生を防ぐ効果的な対策をすることはできるのでしょうか。
今回は夏の暑い時期に虫からお米を守るための上手な保存方法や、効果的な対策について書いていきたいと思います。
それでは行ってみましょう!
スポンサーリンク
上手なお米の保存方法とは?
大事なお米を虫の被害から守るためには、虫を寄せ付けない、虫を繁殖させないということがポイントになります。また風通しの悪いところや直射日光の当たる場所ではお米の劣化を招いてしまいますので、置き場所にも注意が必要です。
低温保管する
一般的に家庭で発生する『お米に付く虫』といえばコクゾウムシ、ノシマダラメイガ、コクヌストモドキなどが挙げられますが、まずこれらの虫に共通していることを以下に挙げてみました。
・夏季は約30日~40日で卵から成虫となる。
・気温15℃以下では繁殖・活動しない。
つまり、夏の常温保管というのは虫にとっては繁殖や活動をするのにベストな条件となってしまうんですね。
そこでおすすめは『冷蔵庫で保管』することです。
野菜室などにスペースが確保できるのであれば、保存用容器に入れて冷蔵庫に入れてしまいましょう。このとき、プラスチックやビンでしっかり蓋ができるものを使うことで、におい移りや酸化を防ぐことと、虫の侵入やもし虫が中にいた場合に他の食品へ移ることを避ける効果もあります。2リットルのペットボトルで代用しても良いですね。
冷蔵庫にスペースが取れない場合は、冷暗所(高温多湿にならず風通しの良いところ)に保管します。この際にも購入時の袋のまま保管せず、密封できる容器に移し替えておきましょう。
購入時の袋には小さな通気穴が開けられているものもありますので、そこから虫が侵入してしまうことがあります。また、ビニール袋、紙袋といったものであれば、これらの虫は簡単に食い破り穴を開けることができますので注意が必要です。
市販の忌避剤を使う
スーパーやドラッグストアに行けば米虫用の忌避剤(防虫剤)が見つかると思います。値段もそれほど高くはありませんので、利用してみるのも手です。
米びつや保存容器に同封するようなタイプのものですね。
これは管理人も利用したことがあります。しかし殺虫剤ではありませんので、すでに中に虫(卵)がいた場合などには発生してしまうことはあります。外からの虫の侵入防止や虫除けには効果が期待できます。
発生している虫によっても効果の違いがありますので、いくつか試してみるといいかもしれません。
唐辛子・にんにく・わさびを入れる
よく言われている生活の知恵ですね。虫の嫌う成分のある唐辛子やにんにく、わさびなどをティーパックや布製のもので包みお米の入った容器に同封しておくというやり方です。
こちらも虫除けという意味では一定の効果は期待できます。しかし虫の活動全盛期に入ってくるとなかなか抑えきれるものではなさそうです。事実管理人も唐辛子を入れていましたがおかまい無しにどんどん発生したときがありました。
これはむしろ、もともとそのお米に卵が付いていたかどうか、というところが大きいような気がします。
スポンサーリンク
他にできる防虫対策は?
先に書いた保存方法に注意することがそのまま対策になりますが、ここでは他に家庭でできる予防対策を挙げておきます。
お米の買いだめは控える
お米は確かに野菜や肉に比べて日持ちしますが、あくまで生鮮食品です。古くなったり湿気を吸う、酸化することで、虫もつきやすくなりますしカビも生えれば味も落ちます。1ヶ月ほどで食べきれる量を目安に、あまり余剰となるストックを増やさないようにしましょう。
古くなる前に食べきってしまうのがコツです。
とはいえ、実家でお米を生産していたりすると収穫の時期にはどっとあったりするんですよね。その場合も食べ切りのペースを考えて少しずつ精米(白米に)する、少しずつ宅内に保管するなどして、虫のよく発生するシーズンを乗り切りましょう。
保存容器は清潔に
米びつやお米の保存容器はお米の入れ替えをするたびにきちんと掃除して乾燥させておきましょう。
新しいお米を購入しても容器内に虫の卵や糞が残っていては、そこから再度発生してしまう可能性があります。
保冷米びつというものもあります
どうにも良い保管場所がなく、とにかく虫もイヤ!という場合には、電化製品で保冷機能のある米びつが市販されています。
お米の温度や湿度を一定の良い条件に保ちながら保管してくれるというものです。
値段は3~4万円が主流といったところでしょうか。
このような商品ですね。
15℃以下で美味しく安全に保存 保冷米櫃 防虫 カビ防止 電子冷却式 米びつ 10kg 保冷 軽量米び… |
おわりに
今回はお米の保存方法と虫対策について書いてきましたが、夏場は肉や魚の保存に気を付けるように、お米の保存にも気を付ける必要があるということですね。
一度虫を見つけてしまうと、洗い落としてもやっぱり食べている時には気になってしまいますからね。
とにかくお米に虫を発生させないことが大切です。
しっかりと対策をしても虫が発生してしまった場合や、お米にわく虫については、こちらの記事で詳しく説明していますので参考にしてください。お米に虫がわいてしまった!これって食べれるの!?対処法は?
他にも関連記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
スポンサーリンク
コメント
[…] の食品へ移ることを避ける効果もあります。2邃唐フペットボトルで代用しても良いですね。 引用元-お米の保存方法!虫の発生を防ぐ効果的な対策はこれ!! | きっと誰かのためになるブログ […]