ハイキングやキャンプ、夏の山で大自然を満喫。良いですね!
とても楽しいものですが、最近は野山でのマダニによる被害が多くなっていて注意が必要です。
家の中でふとんや畳によくいる、いわゆる家ダニとは違い、野山にいるマダニの類は恐ろしいウイルスや病原菌を保有している場合があり、刺されると時に重大な感染症を引き起こすことがあります。
それではレジャーや作業で野山に入る前にはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。
今回はマダニ対策として重要な服装のチェックポイントと、その他のマダニの予防策について書いています。
それでは行ってみましょう!
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マダニ対策の服装のチェックポイントは?
マダニは春から秋にかけて活発に活動します。登山やハイキング、キャンプなどの大自然でのレジャーを楽しむ時期とちょうど重なるため、野山に入る前にはまず服装をチェックしましょう!
服装チェックポイント!
・長袖、長ズボン、帽子、手袋を着用する
・サンダルは避け、靴を履く
・首にタオルを巻くなどして肌の露出を減らす
・明るい色の服装を心がける
・体にフィットしたもの、マダニを払いやすい服装
長袖、長ズボン、帽子、手袋を着用する
肌の露出を抑えるために、長袖、長ズボン、帽子、手袋を着用しましょう。野山にはマダニ以外にも蜂やブヨ、毛虫、やぶ蚊など他にも刺す虫がたくさんいますので、これらの対策にもなります。
暑いからといって半袖、半ズボンではどうしても露出部分がマダニなどの被害に遭いやすくなってしまいます。
また、たとえ長袖、長ズボンを着用していても服に付いたマダニはズボンの裾や上着の袖口、襟元などの隙間を見つけて服の中へ侵入しようとします。これを防ぐため、ズボンの裾や上着の袖口は靴下や手袋の内側に入れる方が良いです。
サンダルは避け、靴を履く
山道やあぜ道には雑草が多く生えています。マダニはそんな雑草の中などに潜み、そこに踏み入った人や動物に引っ付いてきます。やはり素足やサンダル履きでは被害に遭いやすくなってしまうため、必ず靴を、できれば長靴や足首までガードできるような靴が望ましいです。
首にタオルを巻くなどして肌の露出を減らす
これも衣服と同様になるべく肌を露出させないために行います。上着の襟元からもマダニが侵入するのを防ぎましょう。
明るい色の服装を心がける
黒っぽい色をしたマダニを発見しやすくするために淡い色の服装を心がけましょう。明るい色の衣服を着用することで、衣服を這うマダニを発見しやすくなります。また、スズメバチなども青や黒い色に反応して襲ってきますので同様に対策になります。
体にフィットしたもの、マダニを払いやすい服装
袖や裾がぶかぶかと大きい服装より、ある程度体にフィットした服装の方がマダニの付着や侵入を防ぎやすくなります。また、付着したマダニを見つけやすく、発見した際にはサッと払い落としやすいようなある程度すっきりした服装が良いでしょう。
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その他のマダニの予防策は?
服装をしっかりと整えた上で、その他にできるマダニの予防策を見て行きましょう。
虫除けスプレーを活用
忌避剤でマダニ被害を完全に抑えることは難しいですが、DEET(ディート)という成分を含む虫除け剤が補助的にマダニを寄せ付けない効果が期待できます。市販の虫除け剤を購入する際は、適用害虫にマダニの記載があるものを購入しましょう。
野山での行動に注意
前述したようにマダニは草木に潜み人や動物に乗り移るのを待っています。不用意に草むらに寝そべったり、草深いところへ足を踏み入れたりしないようにしましょう。
マダニの付着チェックを忘れずに
野山にいる間、常にマダニの付着が無いか目で見て確認しましょう。背中や頭などはパートナーと確認しあい、できればマダニが吸血を始める前に発見して除去したいものです。
帰宅後は着用していた衣服は家の中に持ち込む前によく払い、マダニの付着が無いか確認しましょう。入浴時は体の隅々までよく確認してマダニの付着、寄生がないか見てください。
もしマダニに刺されたら
マダニは刺すと言うよりは実際は皮膚に咬みつき皮膚の奥深くまで頭部(牙)を突っ込んで吸血します。一度の吸血は一週間ほどの長い期間をかけて行われます。また、全てのマダニが感染症を引き起こすわけではなく、ウイルスや病原菌を保有した個体に刺されることで感染症の危険が高まります。
とはいえどのマダニがウイルスを持っているかなんて分かりませんので、刺されたことが判明したら医療機関を受診しておきましょう。
吸血中のマダニはピンセットでも簡単には取れないくらいしっかり皮膚に食い込んでいます。吸血されているのを見つけるとどうしても慌てて取ってしまいがちですが、無理に引き剥がしたり潰してしまうことで、皮膚の中にマダニの頭部や牙が残ってしまったり、マダニの体液が逆流して感染症のリスクが高まるという危険があります。
吸血を発見したら、ワセリンやハンドクリームを盛り付けてマダニを窒息させてから取り除くのが効果的と言われていますが、難しいときは無理に取らず医療機関で適切に取り除いてもらいましょう。
自分で取った場合は除去したマダニをビンなどに入れて保管し、医療機関を受診する際に一緒に確認してもらってください。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はマダニ対策の服装について書いてきましたが、実際大自然の中で小さな虫に常に注意しているというのは簡単なことではありません。気付いたらいつの間にか刺されていた、服の上を這っていた、なんて事が多々あるようですので十分気をつけてくださいね!
田舎に住む管理人でも普段マダニなんて、それほど見かけるものではありませんが、そこら辺の草むらにきっといることと思いますので、草刈り作業などを行う際には服装に気をつけて、首のタオルは襟元にイン!シャツはズボンにイン!!ズボンは靴下にインヌ!!!ベルトはみぞおちにオン!!!!で行きたいとおもとります!!!(;・`ω・´)ヨシ!
なっ!!?ださ…!?(#゚Д゚)カアア!!!
ままままマダニ対策です…からね!完璧にしておかないと本当に危ないんですよ奴ら…。
マダニについて詳しくはこちらの記事も参考にしてください。マダニの怖い感染症とは!?一体どんな症状が出るの!?
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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