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青ネギと白ネギとワケギの違いは?ネギの種類を知って上手に活用!

「薬味にするネギってどれを使えばいいの!?」

 

ネギ好きなぼくは、ラーメン、チャーハン、納豆、味噌汁、うどんやそばなど、ネギが合うものにはどんどん入れて食べています。

そんな料理の名脇役の一つであるネギですが、過去に自分でネギをたっぷり使った中華料理などを作ろうとした際に、青ネギや白ネギ、ワケギやあさつきと、種類の違いがいまいち分からず、どれを買えばいいのか迷ってしまった経験があります。

 

料理本なんかを見ていても、彩りや薬味にネギを少々・・・ということがよくありますが、スーパーに買い物に行くと結構種類があるんですよね。

その上に、万能ネギ、小春ネギ、九条ネギ、深谷ネギ・・・と品名も多く、結局どれを買えば良いの?というより、どれがどの料理に合うの!?と考えてしまいました。

 

今回は結論から言うと、薬味には青ネギ、がっつりとネギ本体を食べたいなら白ネギです。これからその詳細を書いていきますね。

 

ということで今回は青ネギと白ネギの違い、その他にもワケギやあさつきのそれぞれの違いについて書いていますので一緒に見て行きましょう!


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青ネギと白ネギの違いは?

青ネギ 白ネギ 違い

まずネギは大きく分けて、緑色の葉の部分を多く食べるいわゆる青ネギ『葉ネギ』と、白い部分を多く食べる白ネギ『根深ネギ』に分けられます。

どちらもネギという野菜なわけですが、品種やその作り方に違いがあり、味わいにもそれぞれの特徴を持っています。

それではまずはこの青ネギと白ネギの違いについて見てみましょう。

 

青ネギ(葉ネギ)

青ネギ 白ネギ 違い

青ネギは他に葉ネギとも呼ばれ、昔から主に温暖な西日本で栽培されてきました。

作り方は、土の中より土の外へ長く成長させ、よく陽に当てることで緑色の葉の部分を多くします。

太陽の光をしっかり浴びた緑の部分にはカルシウムやビタミン類が多く含まれています。

また、香りが良いため、炒め物や薬味に利用することでネギの風味を存分に味わうことができます。

 

※品種例

品種名 説明
九条ネギ 九条太ネギ・九条細ネギ・浅黄九条など。
万能ネギ 小ネギ・細ネギなどとも呼ばれる。
小春 寒さに強い。小ネギ・中ネギサイズ。
小夏 暑さに強い。小ネギ・中ネギサイズ。

 

 

白ネギ(長ネギ・根深ネギ)

青ネギ 白ネギ 違い

白ネギは他に長ネギや根深ネギとも呼ばれ、主に東日本で栽培されてきました。

栽培時にネギの根元に土を盛り、白い部分を多くします。土の表面よりかなり深くネギが埋まっている状態になり、陽の当たらない部分は光合成せず緑にはなりません。

白い部分には食欲増進や体を温める作用のある硫化アリルという物質が多く含まれています。

加熱することで甘みが増すため、お鍋や焼き鳥の具にも使われます。また、太さもあるので、焼きネギなどメインの食材としても活躍します。

薬味としてもラーメンの白髪ネギのようにバリバリと食べるのもおいしいですよね。

 

※品種例

品種名 説明
深谷ネギ 甘みが強くなべや煮物に。生でもおいしい。
下仁田ネギ 太くて火を通すことで甘みが出る。すき焼きに最適。
谷田部ネギ 甘くやわらかい。曲がりがある。
千住ネギ 白髪ネギにも。

 

薬味にするなら?

うどんやラーメンにネギを入れるなら…?

 

青ネギ 白ネギ 違い

ネギの薬味と言っても、細身の青ネギを輪切りにしたものや、白い部分を白髪ネギ(細長く刻んだもの)にしたものなど色んな食べ方がありますので、ここは好みと、作る料理の彩りや求める食感で決めるのが良いと思います。

 

ただ、昔からネギの産地は西日本と東日本でくっきりと分かれていて、今でも『ネギ』と言えば、西日本では青ネギ、東日本では白ネギというイメージがあるようですね。

しかし最近では生産方法や物流の発展によって、各産地のものが手に入りますので、どちらでも好きなものを選べます。

 

ぼくの住んでいる地域は西日本なので、やはりスーパーにも青ネギがたくさん置かれています。冬になると白ネギも増えてきますけどね。ちなみに万能ネギや九条ネギが比較的手に入りやすいので、薬味や料理の具材として重宝しています。


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あさつきやワケギはどう違うの?

 

スーパーのネギの並びに、『あさつき』『ワケギ』というものもありました。

見た目にはどちらも細く小振りな青ネギといったところですが…。この二つにも明確な違いはあるのでしょうか。

 

あさつき(浅葱)

青ネギ 白ネギ 違い

まず、ネギ、あさつき、ワケギは基本的に全て別物です。

細かく説明すると、あさつきはネギの近縁種で、山野に自生するエゾネギの変種(基本的にはネギと同類ではあるがその変り種であること)と言われています。極細の葉ネギの一種と分類されることもあります。

まあ、ネギの親戚ということでも大きな問題はなさそうですが、特徴としてネギより少し色が薄い、味、香りはマイルドで歯ごたえも良く、上品な薬味というイメージがあります。

麺類や冷奴などの上にパラパラと上品に乗せられているのをよく目にしますね。

 

ワケギ(分葱)

青ネギ 白ネギ 違い

ワケギは、また少し違って、ネギと玉ねぎの雑種で、小振りで根の部分にぷくっとした球根があるのが特徴です。どちらかといえば同じネギ属のニラ、ラッキョウ、にんにくに近いようです。

薬味に使われるほか、卵とじやチヂミ、酢味噌であえる、ぬたなどに使われていることがありますね。

 

なぜ混乱しやすいの?

これらのネギ、あさつき、ワケギの違いが混乱されやすいのは、どうやら理由があるようです。

過去から現在までの市場流通の過程で、地域による呼び名の違いや、販売時の名称の相違、類似する品名との混同などが積み重なって、現在の混乱を招いているようです。

 

例を挙げると…、『地域によって』

①わけねぎというネギをワケギと呼ぶ。

②あさつきという品種のあさつきではないネギがある。

③細い若摘みネギは全てあさつきと呼ぶ。

④細い若摘みネギを全てワケギと呼ぶ所も。

⑤九条系細ネギや万能ネギの若摘みをワケギまたはあさつきと呼ぶ。

 

などなど……これに、九条系細ネギ、九条系細ネギの一種の小ネギ、細ネギの万能ネギ、他に品種改良された細ネギの様々な品種が並んだ結果……、

 

 

 

カオス!!!(´Д`;)ドーン

 

そ、そりゃそうなりますわな・・・。

実際にこれらの違いを全て普通に言える人ってなかなか少ないと思います。

 

おわりに

少しネギ談義が過ぎてしまいましたが、これもぼくが生粋のネギ好きであるが故に・・・ご容赦ください。

 

しかし、これからネギを選ぶときに、しっかりネギの風味が欲しいときは青ネギ、ネギ自体の甘みを味わいたければ白ネギ、彩りや食感を楽しみたければあさつき、酢味噌や和え物の具にはワケギ、などなど、料理やシーンに合わせてネギを選ぶ参考にはなりそうです!

 

大事なところなのでもう一度まとめますが、ふりかける系の薬味には青ネギ、ネギそのものをがっつりと食べるなら白ネギ、上品にちょっと使いするならあさつきです!ネギ好きのぼくが言うんだから間違いありません!

 

そうそう、そういえばネギって栄養が豊富で、風邪の予防なんかにもなると言われていますが、実際のところどんな栄養素があるのでしょうか?

 

ネギの栄養や効能、その他についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

ネギの栄養成分や効能は?本当に風邪の予防にもなるの?

ネギを食べた後のあのイヤな臭いを消す3つの方法とは!?

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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