「水虫を早く治したい!」
とお考えではありませんか?
一般的にかかりやすいといわれる、足の指と指の間にできる水虫(趾間型水虫・しかんがたみずむし)も、放置していては悪化することはあっても、何も良い事はありません。
水虫の感染力はとても強く、他の家族や一緒に暮らしている人にもうつしてしまう場合もありますので、できるだけ早めに治すことを考えましょう!
ということで今回は、過去に2回、足の指の間にできた水虫を完治させたぼくの経験から、水虫をできるだけ早く治す方法について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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水虫をできるだけ早く治すには?
水虫を早く治すためには、適切な治療とケアを同時に行うことが大切です。
今回はぼくの経験も交えつつ、次のことについて書いていきますね。
・水虫専用薬を使う
・常に足をきれいにする
・身の回り品に気を使う
・完治させるまで油断しない
それでは順番に見て行きましょう!
本当に水虫かどうかを確認
まずは本当に水虫かどうかというところが大事です。
水虫の原因となるのは白癬菌(はくせんきん)というカビの一種(真菌)ですが、水虫になるということは、やっぱり『どこかで白癬菌をもらってきた』というケースから始まることが多いです。
水虫菌が活発になるのは暖かくなってくる時期ですので、他のあせもや湿疹ができやすい時期でもあります。あせもに水虫薬を塗りこんでいてもいけませんから、まずは水虫であるのかどうかをよく観察してチェックしましょう。
水虫の場合、数日前に感染するような場所へ行ったとか、酷いかゆみの症状があることなどから意外と分かりますよ。
ただ、安易な自己判断で誤った対処をしないためにも、疑わしいときはまず病院へ行くことをおすすめしておきます。
皮膚科に行けば病原菌が何なのかということをきちんと確認してくれます。
水虫専用薬を使う
水虫と分かったならば、いよいよしっかり治療することを考えましょう。
この際、水虫の治療には水虫の専用薬を使うことをおすすめします。
ネットなどで調べると、酢やにんにく、重曹などを使うといったすごくたくさんの民間療法がでてきますが、やはり早く治すことを考えるのであれば、水虫の専用薬を使うべきです。
最近はドラッグストアで市販されている薬も良い物が多くあります。水虫の菌にも種類がありますので、上手く合う、合わないという場合もあるかもしれませんが、一般的な水虫なら完治させることができます。
ただ、市販薬や民間療法をあれこれ試すことになるよりは、やはり病院で検査してもらい、「この菌にはこれだ!」という薬を処方してもらうのが近道ですね。
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常に足をきれいにする
水虫薬による治療を始めると同時に、日常的に常に足を清潔に保つことが大切です。
- 帰宅後は足をよく洗う
- よく乾燥させ、薬の効果を最大に
一日仕事をして自宅に帰る頃には、足は角質や汗でかなり汚れています。
白癬菌はこの状態を非常に好むため、帰宅したらすぐに入浴して足を洗っておきましょう。
この際、スポンジやナイロンタオルなどであまりゴシゴシやるのは逆効果です。手の指で、足の指の間をしっかり磨いておきます。保湿性の高いボディーソープよりも固形石鹸をしっかりあわ立てて洗うのが良いですね。
洗い終わったらタオルでしっかり拭いて、よく乾燥させます。
水虫薬の塗り薬であればこのタイミングで塗ることになりますが、塗り方のポイントは、患部よりやや広めに塗ることと、水虫になっていない方の足にも塗っておくこと、塗った後は綿の5本指靴下を履いておくのが効果的です。
患部を塗ってから広げていくのではなく、まだ無事なほうの足から塗り、患部の周辺を塗り、最後に患部にすり込むように塗ると良いです。
乾燥させておくには裸足でいるのが一番なんですが、色んなところに菌を付けてしまう事や、薬のはがれを防ぐため、また、指同士が触れて蒸れないためにも5本指ソックスを履いて寝るのがおすすめです。寝てる間に汗をかき過ぎないように空調にも気をつけてくださいね。
身の回り品に気を使う
足をきれいに保つため、身の回りの品にも気を使いましょう。具体的には、高温多湿の環境や、足の汚れ(アカ)が大好きな白癬菌が活動しやすくなる状況を避けます。
- 蒸れやすい靴や靴下を避ける
- 靴の長時間履きっぱなしを避ける
- 靴は何足かを履きまわし、よく干す
- バスマットやスリッパの共用を避ける
水虫治療の間、白癬菌の好む環境をできるだけ作らないようにしましょう。
靴は最低でも2~3足をローテーションし、使わない日にはよく干しておきましょう。靴の中にはどうしても白癬菌が住み着きやすいので、もったいないですが、治療を終えたらそれらの靴は思い切って処分する覚悟で治療に挑みましょう。治療期間中に履くための安い靴を買っておくのも手です。
個人的には5本指ソックスにサンダル履きが良いと思っていますが(笑)、それではなかなか仕事に行けませんよね。そんなときにはできるだけ靴を脱ぐ時間を意識して、少しでも蒸れを少なくするように意識してみてください。
また、治療期間中、自宅で使うバスマットやスリッパ、タオルなどの家族との共用は避けましょう。また、これらはこまめに選択をしてよく干して乾燥させましょう。
家族にうつしてしまうことで、家庭内で白癬菌のうつし合いとなり、治療期間が長引くことが考えられます。
ぼくも水虫になったときには、何とか家族(特に嫁さん)にはうつすまいと必死でした。ほぼかかと歩きで生活してましたからね(笑)。
でも、「何とか自分だけで、なおかつ早めに治したい」のであれば、色々と周囲の人や物にも気をつけなければいけませんね。場合によっては仕事上がりにそのまま飲みに行くというのも、治療中は少し制限したほうが良いぐらいですね。
完治させるまで油断しない
水虫治療は長期戦となりやすいです。
比較的早期に発見して治療に当たったぼくの場合でも、2ヶ月~3ヶ月程度をかけて完治させています。
薬の個人効果や症状の程度にもよりますが、爪やかかとの水虫では半年~数年かかる場合もありますので、根気の要る治療となります。
ただ、注意してほしいのは、指の間の水虫は治療を始めると上手くいけば数週間~1ヶ月程度で、「あれ?治ったの?」というくらいきれいになります。
しかし白癬菌がしつこいのはここからです。治ったように見えても皮膚の奥に潜んでいて、治療を止めた後忘れた頃にまた再発してきます。
つまり完治させるには、見た目にも症状が引いた上で、潜伏する菌までもやっつける必要があります。この辺りのことは薬の説明や用法の中にもあるとは思いますが、これをしっかり守って、『治療から完治まで』を徹底しましょう。
おわりに
ぼくの場合も治療から完治まではある程度かかりましたが、「見た目には治っているんだけど、いつまで薬を塗れば良いのか」と気になりました。
結果としては、1ヶ月できれいになったらそこからさらに1ヶ月程度は治療を続けたほうが良いですね。再発してまた一から治療となったり、冬の間治っていたと思ったら、翌年暖かくなったら再発して結局毎年治療している・・・なんて事にもならないように、水虫の治療をするなら最後まで!という気迫を持って行きましょう!
最後に、日本では5人に1人が水虫になっているといわれるほど、メジャーな病気ですので、なんとなく恥ずかしい・・・と考えて治療を遅らせてしまうよりは、割り切って早めに治療に当たるほうが治りも早くなるので良いですよ!^^
治療の際には今回の記事をぜひ参考にしてくださいね。
それではお大事に!!
他にも水虫に関する記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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