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代引きと着払いの違いを超分かりやすく解説します!!

「代引きと着払いの違いってなに?」

とお考えではありませんか?

 

通信販売やオークションを利用していると、代引き(代金引換)や送料着払いなどといった言葉をよく聞きますが、慣れた人ならまだしも、このような宅配便を利用する取引が始めてのときなどは戸惑ってしまいますよね。

 

ということで今回は、以前に宅配業界で働いていた経験のあるぼくが、代引きと着払いの違いを超分かりやすく解説しますので、しっかり覚えてくださいね!

それでは行ってみましょう!


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代引きと着払いの違いは?

代引き 着払い 違い

代引き、着払いは、共に受取人が荷物の受け取り時に料金を支払うシステムです。(送り主が送料を支払うことは元払いや発払いといいます。)ただし、着払いは受取人が支払うのは荷物の送料のみ、代引きはその荷物の商品代、送料、代引き手数料の合計を支払います。代引きはコレクトとも言われますね。

つまり、似ているようで全く違う運送会社のサービスです。

 

使い方の例を挙げると、例えばあなたがオークションで5000円の商品を落札したとします。送料は購入者負担で1000円とします。

送り主が着払いを利用する場合、あなたは商品代金の5000円を銀行振り込みなどであらかじめ支払っておき、受け取り時には送料の1000円を運送会社に支払います。

対して代引きは、送り主があらかじめ商品代金の5000円と送料の1000円、これに代引き手数料として324円(例)を加算した金額を伝票に記載しておき、その金額をあなたが運送会社に支払うことになります。この場合ですと、6324円の代金引換の荷物ということですね。

 

代引き手数料というのは、運送会社が送り主に代わってあなたから商品代金を回収する手数料です。商品代金が1万円以下であれば手数料は324円、1万円を超えて3万円以下は432円などと、運送会社によって個々に定められている料金です。

 

まだいまいち分からないんだけど?

代引き 着払い 違い

着払いも代引きも荷物の受け取り時に支払いが発生するため、非常によく混同されがちです。

しかしもっと理解しづらいのが代引きのシステムです。ここではもっと噛み砕いてご説明します。

 

再度言いますが、着払いは『送料を、受取人が、支払う』ものです。運送会社は『受取人に送料を貰います。』運送会社にとっては「送料はどっちから貰えばいいの?あ、受取人さんね。」という具合です。

代引きは『商品代と送料と手数料の合計を、受取人から預かり、手数料を引いた金額を送り主に振り込む』ものです。運送会社は『送り主に送料を貰います。』運送会社は送料を送り主に請求します。

 

え?送料は受取人が払ってるんじゃないの?となりますよね。ここが難解な部分です。

代引きは送料元払いです。つまり、代引き荷物の送料を運送会社に支払うのは送り主なんです。ただしそのままだと送料は完全に送り主の負担で終わってしまいますから、代引き金額に乗せて受取人に請求しているわけです。

つまり、代引きの送料は『受取人が送り主に支払い』、『送り主が運送会社に支払っている』ということです。運送会社へ送料を支払うのは送り主、その送料を負担しているのは受取人、ということになります。

 

なので、受取人が送料を運送会社に支払う『送料着払い』と、商品代と送料と手数料をまとめて送り主に支払い、送り主がその中から送料を運送会社に払う仕組みになっている『代引き』は、完全に別物であることが分かっていただけたのではないでしょうか。

 

それでは次に、どのように使い分ければいいのかということについて見ていきましょう。


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どんな感じに使い分けるの?

代引き 着払い 違い

ここでも例を挙げてご説明していきますね。

送料着払いを使うときってどんなとき?

たとえばぼくがあなたに5000円の商品を買っていただくとします。

このとき、ぼくの住んでいる地域から、あなたの住んでいる地域への送料が1000円だなとあらかじめ分かれば、ぼくはあなたに送料込みの6000円を請求し、あなたにこの金額を振り込んでもらいます。

そして送料元払いにてあなたに荷物を送ることができます。送料の1000円はあなたに負担してもらいますが、実際はぼくが荷物を出すときに運送会社に支払うわけですね。

 

ただ、この商品が、例えば19インチのアルミホイール付タイヤ2本とホイールのみ2本というような、非常に送料の計算しにくいものだとしましょう。(1000円では足りないでしょうけど)

こんなときはあらかじめ「商品はどこどこの運送会社の着払いで発送します、到着時に送料をお支払いください」としておけば、ぼくはあなたに商品代の5000円だけを振り込んでもらえれば良いわけです。あとは運送会社が送料を計算して、「じゃ、受取人様にいただきますね」といって持っていってもらえます。

 

これが1000円でも1200円でも、ぼくはすでに商品代金はいただいているので、何もすることはありません。ただ、取引のマナーとして、あらかじめいくらぐらいになるのか、実際はあなたにいくらの請求が行くのか、といったことはやり取りする必要がありますけどね。「商品代と送料が変わらんじゃないか!」などとなってしまわないように…。

 

他にも、ぼくがあなたに違う商品を送ってしまった、なんて時には、「すみません、送料はぼくが負担しますので、着払いで送り返してください。」という風にも使いますし、ぼくが実家に帰省するための荷物を送りたいんだけど、「現金が全くないから」、おかん、荷物が届いたら送料支払っておいて(泣)」という具合に使うのが着払いです。

 

代引きを使うのはどんなとき?

 

代引き 着払い 違い代引き(コレクト)は基本的には事業者向けのサービスです。

個人で利用するには郵便局が個人向けの代引き配送を用意していますが、いずれにしても事前の届出や回収代金の入金先の登録などをしておく必要がありますので、一般の宅配便に比べると気軽に利用するのは難しいところがあります。

 

しかし、あなたのオークション取引の回数が多くなったりして、「定期的にある程度の荷物を出すよ」ということにでもなれば、いずれかの運送会社に代引き契約の相談をしてみるのもいいと思います。

 

代引きを使うメリットは、商品と引換えに全額をもらうので、商品を届けたのにお金を入金してくれないというトラブルを減らせます。また、受け取る側も、銀行振り込みの手間を省けます。

デメリットは、代引き手数料がかかることですが、銀行振り込みも少なからず手数料はかかりますからね。

ただ、支払い方法の選択肢が拡がるのはお互いに便利といえますね。

 

おわりに

もっと軽めに解説するつもりが、思いのほか長くなってしまいました…。

でも本当、それだけ難解なところなんですよね。

ぼくもこの業界で働く以前は、「着払いで送ります」と言われても、……「え!?なにを?」というような状態でした。

 

その後、オークションなどを頻繁に利用するようになって、だんだん理解していったんですが、色んな人と取引していると結構それぞれの方の要望って出てきますからね。

配送方法で悩まないためにも、今回の記事をぜひ参考にしてくださいね!^^

 

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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