ムカデは嫌いです。
見た目、動き方、毒、刺されたときの痛さ、どれをとっても身近な虫の中では最凶クラスではないでしょうか。管理人も寝ているときに刺された経験があり、なおさら嫌い(というか恐怖)になっております。(-ω-;)ビクッ
管理人がムカデに刺された詳細はこちらの記事で書いております。ムカデ刺されの症状!すぐにしたほうが良い応急処置とは!?
しかし、毎年蒸し暑い時期になると屋外にいるムカデが時々家の中に侵入してくるんですよね。寝ているとき、自分はもとより子供達が刺されないかと心配になります。一度室内で見かけて、駆除できずに見失ってしまったときなんかもうね・・・妙な緊張感でたまりません。(-ω-;)ピク
今回はとにかく室内(屋内)にムカデを侵入させない対策は無いものかと色々調べた&やってみましたので、一緒に見ていきましょう!
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ムカデはどこからやってくるの?
ムカデ対策をするにあたり、少しムカデの生態について書いておきますね。
ムカデは通常、屋外の土壌のある環境に生息しています。冬は冬眠していて、5月頃~初秋にかけてよく活動します。
土壌のあるところで生活するので、近くに山や畑、草むらなどの環境があれば見かけることが多くなるかもしれませんね。
夜行性のため、昼間は木や石、落ち葉の下などの暗く湿ったところを好んで潜み、夜になると獲物を探して活動的になります。ムカデは肉食でゴキブリや他の昆虫類が大好物ですのでこれらを求めて時々家屋に侵入してくるんですね。
ムカデを室内(屋内)に侵入させないためには?
ムカデの体は細く平たく、驚くほど狭小な数ミリの隙間でも簡単に通り抜けていきます。
ムカデ対策として室内に侵入させないためにはまず屋外と屋内を繋ぐムカデの通り道を塞がなければなりません。ムカデはどんな所から侵入してくるのでしょうか。
・換気扇や通気口の隙間
・玄関や勝手口等の扉の下
・床下や屋根裏の隙間
・その他エアコンのダクト部等の外と室内を通す隙間全般
何ともまああらゆる隙間があれば侵入してしまうんですね。
しかしムカデは家の中で繁殖しているわけではないので、これらの隙間をできる限り塞ぐことで侵入を防止することができます。
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ムカデ対策チェックポイント
一度水周りなどの屋外と屋内に通じるパイプ周辺にそれらしき隙間がないか、ドアや網戸などの立て付けや隙間のゴムの痛みが無いか、細かくチェックしてみましょう。また、家の中のこの場所でよくムカデを発見する!という場所が分かっていればその周辺を重点的にチェックしてみましょう。
ちなみに家の場合はトイレの窓や換気扇が山側に位置しているのでそこからの侵入が多いように思います。
ある程度の穴や隙間が特定できれば、そこをエアコンの穴に詰める時に使うような粘土状のもので塞いだり、細かい網目のシートなどを貼り付けたりして塞いでしまいましょう!!
とは言え、なかなか家中のムカデの侵入経路を特定したり、全ての隙間を無くすというのは難しいと思います。
そこで家ではムカデの時期が来ると市販のムカデ忌避剤(殺虫剤)を家の周囲にぐるっと撒きます。例えばこのような商品です。
プロも使う業務用殺虫剤。ムカデ・ヤスデ・ゲジゲジ・ダンゴ虫・アリの駆除におすすめ。シャッ… |
※散布の仕方や量は商品の注意書をよく読んで実施してください。粉状のものや粒状のものなどいろいろあります。
これが結構効き目があるんですね。撒いてから暫くはほとんど見かけなくなります。家では粉状のものをよく撒きますが、最近のものは雨ですぐに流れてしまわないようになっていたりして便利です。しかし梅雨時で雨が続いたり、大雨の後には効果が薄れると思いますので、再度撒いた方が良さそうです。
他のムカデ対策は?
ムカデ対策に重要なポイントはまだあります。
ムカデの侵入目的を無くす。
ムカデはエサを求めて屋内に入ってくるんでしたよね。ということは、エサとなるゴキブリや他の小さな虫が家の中に居てはいけません。
部屋やキッチン、トイレや風呂場などの掃除や片付けをこまめにして、食品や生ゴミの取り扱いにも注意しましょう。ムカデのエサとなる虫をまず排除しましょうということですね。
普段から虫をよく見かけるようでしたら、大掃除の後で一度バルサンで一気に駆除するのも良いかもしれません。また、ムカデは湿気のあるところを好むので、家の中に湿気を溜めないようにしましょう。
その他にこのような商品もあります。ムカデの嫌うヒノキの香りで室内に侵入させない!というものです。
「ひのき精油」と他の植物抽出成分、計5種を調合し複合的な相乗効果により他社製品に無い抜群の… |
ムカデの住処を遠ざける
あと、ムカデって家の外とはいえ、本当に家のすぐ近くに住んでいたりします。それこそ庭や花壇に生えている草の根元や、石の下、鉢植えの下、砂利の中、木の根元、落ち葉の下など、湿っていて隠れやすい所があればそんなところに結構います。
庭の雑草を抜いた時に慌てて逃げて行く姿も何度か見てます(´-ω-`)あ、いたの?
除草した後は隠れる所が減ったからか、草むらにいた虫が減ったからかは分かりませんが、家の中でよく見かけることがあったような覚えもあります。
逆に言えば、家屋の周辺でムカデのいそうな所があれば、隠れ場所となる物を置かない、草を生やさない、ムカデの好みそうな場所にもあらかじめ薬剤を散布しておく、というようなことでさらに家から遠ざけておくことができます。
それでも室内に出る場合は?
これでもか!!と対策してもどうしても室内に入ってきて寝れない!?(特に子供が心配)という場合は、床面まで覆うタイプの市販の蚊帳を使用して寝るという手もありますが、そこまでならば、一度専門業者に駆除を依頼した方が良いかもしれません。
薬剤散布のみ、侵入防止対策に網戸交換、庭木の処理や家屋周辺の発生源の減処理など、依頼する業者やコースによって料金も数万円から20万円程度と様々なようですが、あまりにもお困りならば、相談や見積もりだけでもお願いしてみるのも手です。
おわりに
今回はムカデ対策について書いてきましたが、室内に出るのは本当に困ったものですよね。
なかなか全部を一度に実行するのは難しいかもしれませんが、できるところからムカデ対策してみてはいかがでしょうか。
ちなみに家の中では今年は今のところ(6月)ムカデは見かけていませんが、まだまだ油断はできません!お互いにムカデ対策頑張りましょう!!
もし家の中でムカデが出てしまった時の駆除方法はこちらの記事も参考にしてみてください。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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