「ムカデはつがいでいるって聞くけど本当なの?」
とお考えではありませんか?
家にムカデが出たので駆除したところ、いつも気になるのがこの昔からよく言われている、『ムカデはつがいでいる』ということですよね。
つがい、つまりは雄と雌が共に行動していて、1匹いたらもう1匹も近くにいるということなんですが、はたしてこれは本当のところどうなのでしょうか?
本当であれば、ムカデを1匹駆除した後も、なかなか気が抜けませんからねぇ・・・。うちも子供がいますので、子供たちが被害に遭わないかと心配になります。
ということで今回は、ムカデはつがいで行動しているというのは本当なのかということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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ムカデはつがいで行動するの?
さっそくの回答ですが、ムカデは特につがいで行動するという習性もなければ、明確な根拠もありません。
つまり、嘘、というか迷信ということですね。
ただし、繁殖期に巣穴付近に2匹のムカデが一箇所に固まっているというようなことはあり得ますし、それよりもこのようなことが広くいわれるようになったのは、ムカデが好む環境にあります。
ムカデが好む環境に集まるから
ムカデは乾燥を嫌い、狭く、暗く、さらに湿気でじめじめしているような環境を好みます。
庭の石の下や植木鉢の下、草むらの中や林の土のあるところなどですね。
ただし、梅雨時期などは長雨を避けるためと、餌となる虫を追って、家屋に侵入してくることが多くなります。
同じ種類のムカデは当然同じ習性を持っていますので、同じような場所を好み、同じような行動を取ります。つまり、家の中でムカデを一匹見つけたとしたら、同じように他のムカデも侵入してきやすい環境である、あるいはそういう時期であるということですね。
このことから、一匹ムカデを見かけたらもう一匹(あるいはそれ以上)いることが多い、それが『つがい』とされてきたわけですね。
実際のところは、ムカデが2匹いたとして、それらがつがいかどうかまでわかりませんし、確認もできません。(何よりまじまじ見ているのが気持ち悪いし・・・。)
ということで、ムカデはつがいでいるというより、習性や時期として、一匹出る頃には他にも何匹か入ってきていることがある、それがつがいと言われてきたということです。
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実際にムカデは続けて何匹も出るの?
これに関しては先に書いたように、環境によるものが多くなりますので何ともいえませんが、ぼくのうちの場合では、1匹見た後にすぐもう1匹以上見るということは少ないです。
住まい自体はまだ新しい方なんですが、いかんせん田舎で、裏にはしっかり山や雑木林がありますので、ほぼ毎年家の中でムカデに遭遇します。
しかし連続で毎日のように見かけることはほとんどありませんし、2匹同時に見かけるということもないです。
つまりつがいでいるところは見たことがないですね。
ただ、家屋が古くなっていたり、その時期や土地の環境でムカデにとって好条件が揃ってしまうと、駆除しても次から次へ出現するということはあり得ます。
実際ぼくの実家では3匹ほど立て続けに見かけたことはあります。あくまで夫婦と子供というわけではないのでしょうが、大きいのから小さいのまでいて気分が悪かったですね・・・。
自然界のことなので、「今年はムカデが多いなあ・・・。」というときもあるでしょうね。
おわりに
ということで、ムカデはつがいでいるのではなく、1匹見かける時期や場所には他のムカデも集まりやすく、その結果、たびたび見かけることが多くなる=つがいでいる(また出やすい)と言われてきたということですね。
1匹駆除した後にもう1匹を見つけるまで寝れない!ということはなくて済みそうですが、実際はまだ出やすい状況ではあるということは覚えておいてくださいね!
しかし、あのデカイやつに遭遇したときのぼくの戦意喪失度といったらもうね・・・。
やっぱりムカデは嫌いです。^^;
他にもムカデに関する記事がありますのでご参考に。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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