梅雨時から夏の間、湿気の多い日が続いたりすると、どこから入ってくるのか家の中でムカデに出くわす事があります。
あの独特なねっとりと黒光りしたボディーに黄色や赤の沢山の足や触覚、そしてカサササと這ってくるあの姿。トイレや風呂場で不意に出くわした時など本当に背筋が凍りつくような思いです。((;゚Д゚))ヒィィィー!!!
と言いますのも、管理人も以前大きなムカデに手を刺された事がありまして。あと、小さなムカデに背中を這われたり。((;゚Д゚))アヒィィィー!!!
ムカデの種類によっては結構な毒性を持ったものもいて、刺されると重篤な状態になってしまうこともありえますので油断できません。
それではもしムカデに刺されてしまったときはどんな症状がでるのでしょうか。また、家にもムカデが出るよ!という方はもし刺されたときに症状を緩和するために、自分でできる応急処置を覚えておいた方が良いかもしれませんね。
今回は気温も湿度も高い時期にありがちなムカデ刺されの症状と、ムカデに刺された際の応急処置について書いていますので一緒に見ていきましょう!
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ムカデに刺されると現れる主な症状
ムカデの毒は蜂の毒と成分がよく似ています。しかし蜂のように針で刺すのではなく、鋭いアゴで噛み付き毒を注入しますので、ムカデに噛まれたというのが正解ですね。ムカデの種類によって毒性の強さにも違いがあり、注入された毒の量や刺された人の体質などによっても現れる症状は様々です。トビズムカデ、アカズムカデ、アオズムカデなど大きく毒性が強く危険と言われています。
ムカデに刺された瞬間に激痛が走り、その後は主に以下のような症状が現れます。
・患部の赤み、炎症、腫れ、焦燥感
・痒み、痺れ など
重症の場合は患部がただれたり(潰瘍化)、リンパ節炎、刺された周辺が壊死するなどのケースがありますので注意してください。
その他、発熱や頭痛、めまいや吐き気というような全身症状が現れる場合もあります。
刺された後、症状が酷い場合はすぐ皮膚科や内科を受診しましょう。
ちなみに管理人が夜寝ていて手の甲を刺されたときは、針で刺されたような痛みに飛び起きました。なに奴!!?と手を見るとムカデ(大)が食い付いておる!!( ; ゜Д゜)ブクブクブク…。しかも慌てて手をブンブンとふってもなかなか離れないんですよ!
最悪です。
しかもあたふたしてるうちに取り逃がす始末。痛みとまだいるかもという気持ち悪さで眠れず…。
その後は時間が経つにつれ、手の甲がパンパンに腫れてくるわ、痛痒いわで3~4日は難儀してましたね。特に腫れが酷く、グーができないほど。
幸いそれ以上には悪化しなくて良かったんですが、人によっては患部がただれたり、壊死する可能性もあると言いますから恐ろしいものです。
危険なアナフィラキシーショック症状
前述したようにムカデの毒は蜂の毒と成分が似ていると言うだけに、スズメバチなどに刺された時と同様に、アレルギーによって、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。
ムカデの場合、蜂のように集団で刺されるということは少ないとは思いますが、一度刺されたことがある人は、アレルギーを持っていることがあり、再度刺された際に全身症状や呼吸困難、血圧が低下して意識がなくなる、最悪は死に至るというショック症状を起こす可能性がありますので注意が必要です。
ショック症状は重症なほど早期に反応が出やすいと言われます。刺された直後から全身へのじんましんや、喉が腫れてぜいぜいと息苦しくなる、気分が悪くなるなどの症状があればすぐに救急車を呼びましょう。アナフィラキシーショックの場合、出来るだけ早く救命措置をしないとおよそ数十分から一時間程度の間に死に至る危険があると言います。
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刺されたときの応急処置は?
ムカデは結構臆病な虫で吸血することも無いので、自分から人間にすすんで攻撃することはあまり無いといいます。しかし近付いたり触れたりするものには容赦なく刺す(噛み付く)のだとか。
それではもしムカデに刺されてしまったときにはどのような処置をすればいいのでしょうか。
これについては昔から『冷やす』のが効果的とよく言われていた気がしますが、最近では全く逆に『温める』という処置が効果的という情報もありますね。
管理人が以前にムカデに刺されたときには冷やして対応しました。実際どっちが効果的なんだろう?と管理人がリサーチしたところ医療関係のHPなどでもしっかりと冷やすことと書かれていますし、実際のところはまだ正確には『最適なムカデ毒の対処法』というのははっきりと分かっていないのかも知れませんね。
というより、あくまでも自宅でできる素人の応急措置ですので、きちんとした治療は病院で受けるということを前提に応急措置について話を進めます。
冷やす応急措置
昔ながら?の冷やすという応急措置です。ムカデに噛まれると鋭いアゴの刺し傷が2箇所しっかりと残ります。指でつまんだりしてそこから毒を少しでも搾り出すようにし、その後傷口を水できれいに洗い流します。また、市販のポイズンリムーバー(毒吸引器)の常備があれば使用します。
患部を氷水や冷シップなどで冷やし、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤の入った軟膏を塗って様子を見ます。全身症状、アレルギー反応などが出るようであればすぐに救急車を要請することを忘れずに。
温める応急措置
逆に温める処置をとったほうが症状が軽くなるという情報もあります。
ムカデの毒は皮膚の浅い所に拡がり、熱に弱いため、42℃~43℃の熱めのシャワーで20分程温めながらかけ流すという療法です。この際、毒をあえて絞り出すような事は逆効果なのでしないようにということです。
おわりに
今回はムカデ刺されの症状と応急処置について見てきましたが、ムカデって見た目もですがその毒も結構な恐ろしさですよね。
管理人も一度刺されていますのでアレルギーが心配です。でも刺される人は毎年のように刺されるという人もいるようで・・・。大丈夫なんでしょうか。( ; ゜Д゜)
蜂にしろ、ムカデにしろ、虫刺されの症状は人によるところが大きいみたいですので、応急処置にしても今回の記事は参考程度に、重症化させないように適切に判断してくださいね!!
管理人は次に刺されたら温める処置をしてみようと思います!その際にはまたこのブログで報告しますね!できれば限りなくしたくはありませんが・・・。
あの手の甲に食い付いて離れないムカデ(大)を思い出すだけで( ; ゜Д゜)ヒイィィ!!違う意味でショックですからね・・・。
おっともう一つ、背中をムカデ(小)に這われたときは、服の中にムカデがいたんですね。刺されはしなかったんですが、這われるとあの足!!めちゃくちゃ痛いです!!足が全部針なの!?っていうくらいです。
最初訳が分からず、パリパリパリパリと電気が走ったような、針で突かれまくっているような感覚でした。イタタタタタタ!!!!ナニ!?後ろを振り返るが誰もいない・・・、またしばらくするとチクチクチクチクチクウッ!!!?誰や!!!( ; ゜Д゜)ヒイー!!と慌てて服を脱いだら中にヤツがいたと。
ムカデは、針のような足で皮膚に傷を付けて、尻尾みたいな後ろの部分で毒を刷り込んでいくということもするみたいですね。やりすぎですね。
ああ、いやだいやだ。(´-ω-`)マッタク。
そんなムカデの対策はこちらの記事で紹介しております。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
はじめまして。
明け方、生まれて初めてムカデに指を噛まれ、眠れず今に至っておりこのブログを見つけました。
大変役に立ちました、ムカデについてここまで詳しく対処方法や駆除の仕方などを記載頂き助かります。
残念ながら取り逃がしたため不安に駆られていますが…(;´д`)
管理人さんの刺された描写もとても読みやすくヒィィ!となりました。
これからも読んでいきます、
更新楽しみにしています!
ベッコベコベーコンさん
初めまして!コメントありがとうございます!
ムカデに噛まれてしまったんですね・・・、それは大変でしたね・・・。
重い症状が出てしまうということは稀ではありますが、通常、腫れや痛み、かゆみがしばらく続くことは多いですので、どうぞお大事になさってくださいね。
また、取り逃がしてしまうというのは仕方が無いにしても、その後が非常に不安になりますよね。
そのお気持ち、お察しいたします。
気休めにしていただけるかどうかは分かりませんが、僕の経験上ですと、取り逃がした後は、しばらくしてトイレやお風呂場、キッチンなどの周辺で「再度」出くわすことが多いです。
また、水回りが近くに無いお部屋でしたら、押し入れやクローゼットの中というパターンもあります。
ムカデは暗く湿っぽいところを好みますので、そのような場所を特に注意されてくださいね。(一度室内に入ると、なかなか出て行ってくれませんので・・・。)
また、大きいムカデでしたら、テレビなどを付けずに部屋を静かにしていると、紙や本、ビニール製品などの上を這う際に、「カサカサ」と音を立てることもあります。
僕も何度かその音に気が付いて発見した経験があります。(´д`;)ふう
いずれにしても、再度被害にあわれることなどございませんように、十分に気を付けてくださいね。
>これからも読んでいきます、
>更新楽しみにしています!
めちゃめちゃ嬉しいです!ありがとうございます!^^
日常のお役立ち情報を配信しておりますので、今後も何かでベッコベコベーコンさんの参考にしていただけるような情報がありましたら幸いです!
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
それにしてもベッコベコベーコンさん。お名前が秀逸です!^^