「こたつで寝てると風邪引くよ!!」
家庭にこたつがある、もしくはあったという人なら、今までに母親や嫁さんにこのように言われたことは一度や二度じゃないはず・・・。
ぼくも学生時代には母親にしょっちゅう言われてました。ということはそれだけこたつで寝ていたということですが。(笑)あれ、なんとも言えない気持ちよさがありますからね・・・。
でもそうやって思い出すと、確かにこたつで寝ていて、その後風邪を引いてしまったということは何度かありました。また、そこまでではなくても、だるさやのどの調子が悪くなるなど、身体に不調が現れることはよくありましたね。
ということは「こたつで寝ると風邪を引く」というのはどうやら間違いなさそうです・・・!それではこの原因は一体何なのでしょう。
実はこれには結構様々な理由があるんですよ。
ということで今回は、こたつで寝るとかぜを引くといわれる理由について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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こたつで寝ると風邪を引く理由は?
こたつで寝ると風邪を引くといわれる理由には、以下のようなことが挙げられます。
・脱水状態による乾燥
・ウイルスを取り込みやすい
・寝る準備が整っていない
どれも風邪を引く要因となってしまいがちな事柄ばかりですが、順番に説明していきますね。
上半身と下半身の温度差
こたつで寝ている体勢としてありがちなのが、上半身は寒く、下半身だけが暖められ続けているという状況です。
この状態が長時間続くことで、身体の温度調節機能が狂ってしまい、身体に負担がかかり、風邪を引きやすくなるということが考えられます。
ぼくの家でも、こたつに座椅子(カチカチッと背もたれを倒せるもの)がセットでしたので、この状況はよくありました。「う~寒?いや・・・暑い・・・」というような感じですね。その体勢がまた気持ち良いんですけど。
脱水状態による乾燥
こたつの温度が高めであれば、寝ている間には不必要な量の汗をかくことになってしまう可能性があります。
身体の熱を下げるためにかいた汗が蒸発することによって、逆に体温が奪われてしまうことになります。また、汗をかくことで体内の水分が失われ、知らずにゆっくりと脱水状態になってしまうことも考えられます。
脱水症状による疲労感(だるさ)や激しいのどの渇きが感じられるようであれば、風邪の菌にとっては好都合な状況となってしまうことでしょう。
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ウイルスを取り込みやすい
こたつが活躍するシーズンは、空気も乾燥して細菌やウイルスが飛散しやすい時期でもあります。
学校や会社から帰ってから、お風呂に入るまでの間に疲れていて、うたた寝をしてしまったとなれば、身体や衣服に付着していたウイルスに侵入されてしまいやすいということが考えられます。
疲労の上に、前述した脱水症状などが重なり免疫力が低下し、さらに近くにウイルスがいたとなれば、これはもう風邪を引いてしまう条件が揃ってしまいますね。
寝る準備が整っていない
これも上記の状況に関連しますが、きちんとパジャマに着替えたり、布団に入るという『寝る準備』をせずに眠ってしまうことで、本来であれば眠っている間に、パジャマや布団によって吸収して発散されるはずの汗が、必要以上に身体に付着して残ってしまうということも考えられます。
また、適切な寝返りを打てない、睡眠の質が下がるという理由からも、ウイルスに対する免疫力の低下を招きやすくなります。
おわりに
細かく見てみると、風邪を引く要因となりえる事柄がたくさんありますね。
いずれにしても、疲れている→ウイルスをお持ち帰り→そのままうたた寝→のどカラカラ&免疫力低下→風邪
この流れはいただけませんね。
とはいえ、気持ち良すぎてどうしても寝てしまう場合には、こたつの温度をあらかじめ下げておく、いつでも上半身にかけられるものを用意しておく、水分補給はたっぷりと、などのできる限りの対策はしておきましょう。
「そこまで準備するなら布団へ行きなさい!!」と家族に言われる可能性は0ではありませんが。(笑)
風邪の他にも、身体が温め続けられることによる低温やけどのリスクも潜んでいますので、気持ち良いからといって、毎日こたつで寝るのがクセになってしまわないように気をつけてくださいね!^^
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それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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