「アリの巣コロリの効果ってどうなの?」
とお考えではありませんか?
夏になると家の中まで、食べ物を求めて小さなアリがたくさん入ってくることがあります。
見ていて気持ちの良いものではないですよね。我が家でも毎年6月~8月ごろには庭に巣が作られて、大量に歩き回るのでよく悩まされています。
それでも毎年手をこまねいてただ見ていたわけではなく、アリの駆除方法を色々試してきました。その中でも、巣ごとアリを全滅させて駆除するという方法が最も効果的でしたので、ぼくもその際によく使用している【アリの巣コロリ】についてまとめておきたいと思います。
ということで今回は、アリの駆除、退治に、アリの巣コロリはどのくらいの効果があるのか、使ってみた感想、効き目が現れる時間や有効となる使用期間などについても書いていますので、一緒に見ていきましょう。
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アリの巣コロリの効果はあるの?
結論から言いますが、かなりの効果がありました!!
しかしあくまでぼくが使用したときの状況です。アリの種類は多いですし、どうやらアリ自体にも精力的な活動時期やそうでない時期もあるようで、100%確実に効く!とはいかないようですが、少しでも使用効果を高めるためにも、ぼくの実践記を書かせてもらいますね。
今回退治したアリは、ルリアリという体長2mm程度の小さなアリです。黒い色をしており、甘いものだけでなく食品の残りや乾物、虫の死骸などにもよく集まる雑食性のアリですね。
夏になると家の庭やアスファルトの隙間に巣を作り、日中によく行列を作っているのを見かけます。
外だけにいてくれればまだいいのですが、家の中に食べ物があると分かると、仲間を連れてぞろぞろとやってくるニクイヤツです。
実際にアリの巣コロリを使ってみる
実際の購入時には、このアリがなんでも食べる雑食性のアリなのか、甘いものが大好きな吸蜜性のアリなのかがいまいち判別できていなかったので、雑食性のアリ用の顆粒(かりゅう)タイプの毒エサと、吸蜜性のアリ用のゼリータイプの毒エサが半分半分に封入されたタイプのものを購入しました。
結局今回は雑食性のアリでしたので、顆粒タイプのエサはかりを持って行き、ゼリータイプのエサは残していきましたので、ある程度自分の家に現れるアリの特性が分かっていれば、顆粒タイプのみの商品を購入するなどしたほうが、無駄を出さずに済みます。
それでは早速設置してみましょう。
と、その前に、家の中にいたアリがどこへ戻って行くのかを少々観察しておくと、アリの巣を特定できることがあります。
今回は家の外の2mほどしか離れていない、アスファルトの隙間に巣を作っていました。
小さな穴にアリが頻繁に出入りしていることと、穴の付近に中から掻き出した砂が不自然に盛り上がっていたりしますので、割と巣穴は特定しやすいです。
さて、それではすぐに巣穴を除去して・・・、と、焦ってはいけません。特にこのような固い地面に巣がある場合は、巣の中まで解体するのは難しいですので、なおさら毒エサを持ち帰らせて巣穴の中のアリを全滅させる、という作戦が効果的になります。
草の根元に巣があることも多いですね。
さて、それではその巣と家まで続く行列の付近で、なおかつ少々の雨は防げるような場所を探してアリの巣コロリを置いてみましょう。
設置してから1時間ほど経過した画像です。
見にくいですが、行列から外れた数匹のアリが顆粒タイプのエサにたどり着き、その後見る見るうちに仲間のアリが集まってきました。ケースの中にはすでに十数匹のアリが入ってエサを物色しています。
しばらくすると巣穴へ向けてせっせと運び始めました。(しめしめ)
しかし力が強いですね。自分の体の大きさぐらいのエサをどんどんと運んで行きます。
今回は巣が全部で3つありましたが、それぞれの巣から出てきたアリが、それぞれの巣穴にエサを持ち帰って行きます。
この日はお昼頃にアリの巣コロリを設置し、1時間ほど経ったところですでにたくさんのアリがエサを運び出しておりました。夕方になってもまだまだ運び出していましたので、この日はそれを確認して終了。
次は翌日の様子です。
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アリの巣コロリ設置の翌日の結果は?
翌日のまたお昼頃に確認してみたところ、出入りしていた巣穴からは全くアリが出てきません。じつに静かです。
ちなみにアリの巣コロリの方は、顆粒タイプの毒エサだけが綺麗になくなっていました。あの量で足りたのか、足りなかったのかは分かりませんが、昨日あれだけいたアリがいなくなっているところを見ると、効果があったのは間違いありません。
巣の中は一体どうなっているのでしょうか。想像すると恐ろしや・・・。
ただ、この時点で卵からかえっていなかったアリがまた出てくる可能性がありますので、数日してまだ見かけるようでしたら、再度設置を行います。
ここまでの結果から、上手くいけば数時間でエサを運び出し、翌日にはある程度効果が現れるということが分かりました。
ただし、その後、別の場所でもアリの巣コロリを使用した際には、エサに食い付くまでに2、3日かかったり、設置してから雨ばかりでエサが濡れてしまったりというような失敗例もありますし、アリの活動が活発になる気温(およそ25℃以上)や天候、その時期のアリのエサの蓄え具合なども影響してきますので、いつも同じ効果が出るとは限りません。
置いておくだけで手間はかかりませんので、効果が現れるまでは気長に待ってみることも必要かと思われます。
有効な使用期間はあるの?
アリの巣コロリのメーカーのホームページを確認すると、効果が現れるのは、アリがエサを巣に持ち帰ってから通常は2~3日程度、アリのその時の生理状態によっては一週間程度かかる場合もあると書かれていますね。
また、使用開始のフィルムを剥がしてから、およそ2週間程度はエサの効果が持続するようです。
ぼくの経験上、設置してから2週間ほど経ってもエサを持ち帰らないようであれば、そのエサのタイプがそのアリの好みに合っていないか、あるいは設置の場所や時期が悪いということも考えられます。
確かに何となく大発生しているときもあれば、最近あまり見ないなという場合もあって、活発にエサを探し回るタイミングや時期などもあるのでしょう。
また、ある程度様子を見て、エサが合っていないと感じたときには、別のタイプの薬剤を試してみることをおすすめします。
おわりに
上手く効果が現れてくれれば、あれだけいたアリンコをほとんど見かけないほどになります。
目に付くたびにティッシュで獲っていても切りがないですからねぇ。
ちなみに、雑食性のアリに効く顆粒タイプオンリーの商品をアリの巣コロリ、雑食性と吸蜜性のどちらのアリにも対応できる(半々になっている)ものをスーパーアリの巣コロリと商品名が決まっていますので、参考に覚えておいてくださいね。
スーパーアリの巣コロリ 2.1g×2個入【楽天24】【あす楽対応】[アリの巣コロリ 殺虫剤 アリ用 アリ駆除 アリ退治]
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小さなアリ退治は根気も要りますが、上手く退治できると本当にすっきりします。
あなたもアリにお悩みの際は、ぜひお試しください!(^^)
他にもアリの駆除に関する記事がありますので、こちらもご参考に。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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