記事内に広告を含みます。

PM2.5がもたらす体への影響!こんな症状には注意!

前回の記事大気汚染PM2.5とは?発生原因は意外と身近にもある?でPM2.5とは何か、どのような原因で発生するのかを見ていきました。

今回は、PM2.5がもたらす私達の身体への影響と、悪影響を受けた場合に発生する恐れがある症状について書いていきたいと思います。

花粉症や黄砂と、飛来する時期や条件が重なる部分があり、PM2.5の症状と明確な判断がなかなかつかないケースもあるといわれますが、個人の健康状況や身体の状態によっては、かなりの悪影響を及ぼし重症化してしまうケースもあり、軽視できない問題となっています。

それでは順番に見ていきましょう!

PM2.5,PM2.5 影響,PM2.5 症状,PM2.5 体,PM2.5 体 影響 症状


スポンサーリンク

 

PM2.5がもたらす体への影響

微小粒子状物質であるPM2.5の怖いところはその粒子の細かさです。

私達の髪の毛の太さの30分の1程度の大きさで、極めて小さな粒子のため、呼吸と共に一度体内に取り込んでしまうと、肺の奥深くまで入り込みやすいのです。

その結果として、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患、肺がんの発生リスクが高まります。

特に、すでに呼吸器系や循環器系に疾患のある方や、体力の少ないお年寄りや子供には影響が出やすいと思われますので、注意が必要となります。

※WHO(世界保健機関)は、2013年にPM2.5に発がん性が認められると発表しています。

 

PM2.5のこんな症状には要注意

PM2.5,PM2.5 症状,PM2.5 影響,PM2.5 症状 影響,PM2.5 体 影響 症状

PM2.5が多く飛散している環境下では、以下のような症状が現れることがあるようです。

・目のかゆみ、充血
・くしゃみ、鼻水
・のどの痛み、かゆみ、咳が出る
・ぜんそく、アレルギー疾患の悪化 など

 

これらは短期的に見た場合に発生する可能性のある症状ですが、PM2.5を毎日のように慢性的に多量に吸い続けた場合の健康への影響は、甚大なものとなりそうですね。

また、中国大陸からPM2.5が飛来しやすい時期は、偏西風の影響を受けやすい冬から春にかけてです。概ね1月~5月頃となりますが、国内でも発生原因を考えるとPM2.5はスギ花粉などとは違い、一年中注意が必要なものなのかもしれませんね。交通機関は絶えず働き、火山活動などの自然現象もあるわけですから。

 

そしてこの1月頃~5月頃の時期には、花粉症・黄砂・PM2.5のトリプルパンチという言葉まであります。症状が出やすい方には本当につらい時期でもありますよね。

また、それぞれの症状に鼻炎や結膜炎など同じような症状が出る場合があり、自己判断は難しいことになると思いますので、症状の気になる方は医師へご相談を。


スポンサーリンク

 

 

PM2.5の今日の数値をチェック

PM2.5,PM2.5 症状,PM2.5 影響,PM2.5 症状 影響,PM2.5 体 影響 症状

各地の直近のPM2.5の状況は環境省や日本気象協会のサイトでチェックできます。

環境省大気汚染物質広域監視システム→そらまめ君

日本気象協会→PM2.5分布予測

 

PM2.5の危険濃度は?

現在環境省が定める公式なPM2.5の大気環境基準は以下の通りです。

・一年の平均値が1立方メートル当たり15μg以下
・一日の平均値が1立方メートル当たり35μg以下であれば特に健康に被害はないとしています。

※μg(マイクログラム)は1mgの1000分の1

また、基準値の2倍に相当する予測がされる場合は以下の通りです。

・一日の平均値が1立方メートル当たり70μg超と予測される場合、注意喚起をする暫定的な指針が出されています。

 

注意喚起のための暫定的な指針では以下のように記述されています。

①一日の平均値が1立方メートル当たり70μg以下では、特に行動を制約する必要は無いが、高感受性者は健康への影響がみられることがあるため、体調の変化に注意する。

②一日の平均値が1立方メートル当たり70μg超では、不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす。(高感受性者においては、体調に応じて、より慎重に行動することが望まれる。)

 

PM2.5と花粉の問題『PM1.0』!?

いかがでしたでしょうか。

今回はPM2.5が体にもたらす影響と症状について見てきましたが、やはり近年よく耳にするだけあって、PM2.5の危険性は大きな問題ですね。

さらに厄介なことに、最近では大気中でPM2.5がスギ花粉やヒノキ花粉などと一緒になることで、アレルゲンによるより深刻な健康被害が起こるといわれています。

PM2.5と一緒になった花粉は傷ついて、湿度の上昇と共に破裂・爆発しやすく、その場合もとの花粉の大きさの30分の1程度の大きさ、つまり1.0μm以下の『PM1.0』になるというのです!

ここまでになると、肺の奥はおろか、血管の中にまで侵入しやすくなり、今回述べた健康被害のリスクがさらに高まるといいます。

今後、これらの大気汚染物質や花粉に対しての対策は必須と言えますね。

 

具体的な対策方法などはこちらの記事で詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください。

PM2.5の効果的な対策と最適なマスクの選び方!

 

それにしても『PM1.0』て・・・。そんなに小さくなって何がしたいんだコノヤロー!!!(#`Д´)キイイ-

おおっと・・・失礼・・心の叫びが・・・。

 

では今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

スポンサーリンク



コメント

タイトルとURLをコピーしました