「ひび割れとあかぎれってどう違うの?」
とお考えではありませんか?
僕も冬になると毎年手の荒れに悩まされています。
肌が乾燥しやすい人や、水仕事をたくさんする人は特にこれらの症状に悩まされますよね。
ところで手や足がガサガサになって肌が荒れるこの状態ですが、人によってひび割れと言ったり、あかぎれと言ったりすることがありますよね。僕はもっぱら、「あかぎれが酷い」などと言っていました。
ひび割れとあかぎれ、どちらも冬の間よく聞かれる言葉ですが、違いはどこにあるのでしょう。予防や対策をしっかりしていくためにも、これらの違いについてはっきりさせておきたいところですね。
ということで今回は、ひび割れとあかぎれの違いについて解説していますので、一緒に見ていきましょう!
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ひび割れとあかぎれの違いは?
結論から言いますと、症状の程度の違いですね。
冬に症状が出やすくなるひび割れもあかぎれも、皮膚が乾燥して、手の甲や指先、足のかかとなどがガサガサとした状態から始まります。
これが進行すると、やがて皮膚の表面のしわや間接に沿って浅い亀裂が入ってしまうことがあります。この状態を『ひび、ひび割れ』といい、そこからさらに症状が進行して、血がにじむほどに深く亀裂が入ってしまった状態を『あかぎれ』といいます。
つまり症状がまだ軽い段階ではひび割れ、さらに症状が重くなるとあかぎれと呼ぶということですね。
ちなみに僕も普段は脂性のくせに、冬になると「あの手の脂はどこに行ったの?」というくらい、特に手の甲が乾燥してガサガサになってきます。自分で手の甲をよく観察してみると、皮膚の表面が全体的に薄く細かくめくれていて、粉が吹いたようにも見えますね。
こうなるともう早いです。僕もすぐにハンドクリームなどでケアを始めないと、みるみるうちに悪化してしまいます。
僕の場合、特に手の甲の指の付け根のあたりが、パリパリと、しわに沿って弾けたように皮膚に亀裂が入りやすいです。これが「ひび割れしてきた」という状況なわけですね。乾燥した土の地面がパリパリに乾いて割れているような見た目になることもあります。
あかぎれは見た目にも痛々しい…
そこからです。その亀裂(ひび割れ)が入った表皮が修復せずさらに悪化すると、その亀裂は表皮の下の真皮まで達します。このとき、亀裂の入った皮膚の底が赤らんでいるのが見えたり、実際に血がにじんでくることもありますね。この状態が「あかぎれ」です。
ここまでくると、手の所々から出血していたり、それがかさぶたになる、または手を握ったときに突っ張って同じところから出血したりと、見た目にも本当に痛々しい感じになりますよね。
僕も今ではここまでになる前に、ハンドクリームなどでケアすることで防いでいますが、子供のころ、特に小学生の頃は本当に酷かったです。真冬でも外でよく遊んでいたからかなぁ。今でもうちの子供たちがあかぎれになっているのを見ると痛ましいですねぇ。子供は風の子とはいえども…。
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痛みや痒みにも違いがある?
ひび割れとあかぎれ、症状の段階によって呼び方が違うわけですが、やはり実際に感じる痛みや痒みなどの症状にも違いが出てきます。
ひび割れの段階ですと、まだそれほど痛みは感じませんが、少し患部が赤くただれたり、お湯につけた時に少し熱く感じる、体が温まってくると痒みを感じるなどといった症状が出ます。
また、あかぎれになると、かなり患部が赤らんだり、出血している部分がはっきりと痛む、手を握ると皮膚が突っ張りまた新たな箇所が裂けるなど、目に見えて症状が悪くなっていることが実感できます。
痒みに加えて痛みもありますし、お風呂などのお湯につかったときには「しみる」ような痛みを感じることもありますね。
指先などの繊細な部分がパックリと割れてしまうと、本当に痛くてあらゆる作業が億劫になるなんてこともありますので、そこまで悪化させないようにとにかく注意したいですね。
おわりに
体質や仕事柄、生活環境によってもひび割れやあかぎれになりやすい人、なりにくい人というのはあるでしょうけど、僕も仕事で真水をよく使用していることもあり、毎年これに悩まされます。
そんな僕の中でのポイントは、冬の間にいかにあかぎれまではならないようにするか、つまり悪くてもひび割れの程度までで抑えられるようにケアを心がけています。
特に手の甲が必ず荒れてくることはもう分かっていますので、時期が来たら寝る前にはハンドクリームを愛用しています。そして外出時用にもう一本カバンに常備していたり。
あかぎれの段階まで行ってしまうと、今度は治療するのにも時間がかかってしまいますからねぇ…。
『いかに皮膚の表面で食い止めるか』。
今年もこの勝負になりそうです。(笑)
あなたもあかぎれにならないようにご注意を。(^^)
他にも冬に関する記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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