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タイヤを処分する方法や料金は?元販売員が解説します!!

「古タイヤって、どこで引き取ってくれるの?」

とお悩みのあなた!

 

古タイヤは引き取り不可となっている自治体も多く、いざ処分しようとするとどうしたらいいの?と悩んでしまいますよね。

 

「どこで処分してくれるの?」、「処分するにはいくらぐらいかかるの?」、「廃棄処分する以外に方法はあるの?」などなど気になることがたくさん出てきますが、これらの質問に過去に4年間タイヤ専門店で働いていた経験があるぼくがお答えしていきますよ!

 

というわけで今回は、車の古タイヤの処分方法(廃棄方法)や処分費用などについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!


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古タイヤの処分方法は?

 

タイヤ 処分 方法

古タイヤを処分する方法はいくつかあります。

廃棄物として有料で引き取ってもらう、オークションで販売する、中古ショップで買い取ってもらうなどがあります。

販売や買取するとなると、それなりに年式も新しく、しっかり溝が残っているものに限られてきますので、必ず売れるというものではありませんが、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

 

廃棄処分する

タイヤ 処分 方法

一般的に、使い終わったタイヤ、年数が古く使用できないタイヤ、パンクや損傷して使用できなくなったタイヤであれば、廃棄処分することになりますが、古タイヤを引き取ってくれる所は以下のような所があります。

 

・タイヤ販売店
・カーディーラー
・中古自動車販売店
・ガソリンスタンド
・カー用品ショップ
・産廃業者
・リサイクルセンター など

 

通常、タイヤを販売しているところであれば、新品タイヤの交換時に廃タイヤが出ますので、処理してくれるところが多いです。

産廃業者や不用品回収業、リサイクルセンターなどでも引き取りしてくれるところがあります。

 

処分料は?

廃棄物としてタイヤを処分してもらう場合の相場は、1本あたり250円~500円(税抜)というところが多いです。

ただし、これらのお店も引き取ったタイヤを自社で処理するわけではなく、さらに廃タイヤの引き取り専門業者に依頼していることが多いので、その取引の都合によっては値段設定にも差が出てくるでしょう。

 

そのお店でタイヤを購入して出た廃タイヤであれば無料処分、別のところで購入したタイヤの持込み交換や廃タイヤのみの持込みなどは有料など、お店によってもサービス内容が違いますので、よく行くお店で確認してみてください。

 

ホイールが付いている場合は?

処分したいタイヤにホイールが付いている場合ですが、これにはタイヤの脱着料金がかかることが多いです。ホイールからタイヤを外す(脱がす)作業料金ですね。

この工賃も1本当たり500円程度かかることが多いです。

さらに別のタイヤを付ける(着る)とさらに500円、つまり脱着作業をすると1000円(1本)というような料金体系になっていることが多いです。

 

廃棄したいタイヤにホイールが付いている場合は、工賃と処分料で、750円~1000円くらいみておいた方が良いでしょう。

また、付いているホイールがアルミホイールであれば、多少(数百円程度です)お店側もあとでリサイクルすることで利益になる場合がありますので、良心的なお店であればその分を差っ引いて計算してくれる可能性はあります。

しかし鉄のホイールではあまり期待できません。よくてホイールの分の処分料は無料で、といったところですね。

 

ちなみにぼくがいたお店では、アルミホイール付きの場合、廃タイヤの処分料のみをいただいて、工賃は無料とかもしてましたよ。そんなに持込みの数はありませんでしたけどね。

ただ、リサイクルするアルミの価格も日々変動していますので(貴金属と同じで変動があります)、あくまでもケースバイケースであることは覚えておいてください。

 

廃品回収に出すと高い?

よく「不用品引き取ります」とトラックで収集している業者を見かけますが、相場は1本500円~2000円程度とやや幅があるようですね。

しかし上記のようにホイールを外す工賃などがあると、どこのお店でもそれなりにしてきますので、出すものによっては一概に高いとは言えません。

持ち込むお店が遠方にしか無い場合や、量が多いときなどには相談してみるのも良いかもしれませんね。


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廃棄処分以外の方法は?

タイヤ 処分 方法

使い切ったタイヤではなく、車を乗り換えたので不要になったタイヤなど、比較的使用歴の少ないものであれば、リサイクルショップなどで買い取ってもらえる場合があります。

ただし、「1本数十万円するようなブランド品のホイールがきれいな状態で付いている」というような場合を除いては、過度に買取価格を期待するのは禁物です。

 

タイヤにホイールが有る無しに関わらず、取り付けられる車種は限られますし、需要の有るサイズかどうかも考慮されます。

買取はできないけど、無料で引き取るという場合もあります。

無料であれば、工賃や廃棄料は浮いたものとして考えることもできますので、売れればラッキーというぐらいの気持ちで持って行っても良いかもしれませんね。

 

ちなみに少しでも高く売りたければ、オークションに出品するのも手です。

全国的にみれば、色んな需要がありますので、誰かが必要としているかもしれませんからね。

タイヤの山が7分山以上ある、製造から3年未満、パンク歴無し、というような状態のものであればそこそこ売れやすくなりますよ。

 

おわりに

「いつかは使うかも」ととっておいたタイヤでも、年数が経過しすぎると使えなくなりますからね。

タイヤの保管は場所も取りますし、「もう使わない!」と判断したものは早めに処分することでお金に換わる、もしくはお金をかけずに処分できる可能性があります。(状態の良いものに限りますけどね・・・。)

 

あなたも倉庫に眠ったままのタイヤの処分にお困りの際は、今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね!^^

 

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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コメント

  1. 丸山 弘之 より:

    古タイヤを、業者が引き取った後、どのように処理するのでしょうか。(不正はなく、正規の方法)いいタイヤは、再利用したり、輸出したりすると思いますが、
    溝もない古いタイヤは、どうするのでしょうか。(ある人は、特殊な機械で、タイヤをとかし、そして溶かしたゴムを再利用するというのですが、本当でしょうか)
    どうしてもしりたいので、よろしくお願いします。

    • 管理人J より:

      丸山 弘之さん
      コメントありがとうございます。
      こちらのシステムに不具合があり、返信が遅れており申し訳ございません。

      質問の件ですが、僕も専門家ではありませんので、100%お答えすることはできませんが、お伝えできる範囲でお話しします。

      タイヤの材質上、例えば使用不可能な廃タイヤのゴムを溶かして再度新品タイヤに生成するというのは難しいようです。
      ただし、船舶等に使用する緩衝材にしたり、細かく粉砕されて道路舗装材などの原料の一部にもなっています。

      ちなみにタイヤの最終処分として現在多くの割合を占めているのが、再生エネルギーとしての取り組みと役割です。
      廃タイヤを裁断チップ化して石炭や木材と合わせ、専用の施設において焼却することで発生する熱量(エネルギー)が、セメント工場や発電施設、製紙工場などで活躍しています。

      つまり石油や石炭などの代替え燃料の一つとして使われているんですね。

      不法投棄の問題や、他の産業廃棄物と同じく、焼却や埋め立て処分の割合をいかにして軽減させていくかといった取り組みが、今後もなされていくと思います。

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