「チャイルドシートの違いがいまいち分からない・・・。」
とお悩みではありませんか?
ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシート、これらは称してチャイルドシート(幼児用補助装置)と呼ばれるものですが、子供の年齢や体格によって使い分けがされます。
種類が多いので、初めての子育てでは、これらの違いは何?どのタイミングでどのチャイルドシートを選べば良いの?と気になりますよね。
チャイルドシートの種類を知って、子供の成長に合わせて上手に使い分けましょう。
ということで今回は、チャイルドシートの種類や違いについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
それでは行ってみましょう!
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チャイルドシートの種類・違いは?
車に付ける幼児用補助装置全般を指して、『チャイルドシート』とも言いますが、細かくは新生児から乳児期に使う新生児(乳児)用ベビーシート、幼児期に使う幼児用チャイルドシート、学童用ジュニアシートというように、子供の成長段階によって様々な規格のチャイルドシートが作られています。
つまり、ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートは対象となる子供の規格(体格)が違うということですね。
また、メーカーのモデルによっては、乳幼児兼用のもの(新生児~4歳ごろ)や、幼児~学童兼用のもの(3歳~12歳ごろ)など、広い成長幅(年齢)もカバーできるものもあります。
家族構成や子供の成長度合い、金銭状況などを考慮して、選択するようにしましょう。
以下の表は主なチャイルドシートの分類です。
対象 | 目安の体重 | 対象年齢 | 取り付ける向き |
---|---|---|---|
新生児・乳児用(ベビーシート) | 約10kgまで | 新生児~9ヶ月頃 | 後ろ向き |
新生児・乳児用(ベビーシート) | 約13kgまで | 新生児~1歳半頃 | 後ろ向き |
幼児用(チャイルドシート) | 約9~18kgまで | 9ヶ月頃~4歳頃 | 前向き |
学童用(ジュニアシート) | 約15kg~約25kgまで | 3歳~7歳頃 | 前向き |
学童用(ジュニアシート) | 約22kg~36kgまで | 5歳~12歳頃 | 前向き |
これらを子供の成長に応じて、上手に繋げるように買い換えていくことになります。
次はそれぞれのシートの特長について見ていきましょう。
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新生児・乳児用ベビーシート
生まれてすぐの新生児から1歳頃までの乳児を対象にしたシートです。
ベビーベッドのようにしっかりと赤ちゃんを包み込むような作りになっています。車の進行方向に対して後ろ向きに装着するものが多く、その場合、45度に背もたれを保ちます。
後ろ向き、かつ45度に固定するのは、まだ首の据わっていない赤ちゃんが車の衝突の際に、後頭部、肩、背中の広い範囲で衝撃を受けられるようにするためです。
メーカーのモデルによっては、取り外し可能でそのままキャリーやラックとして使用することや、ベビーカーにドッキングさせることができるものなど様々なタイプのものが販売されています。
幼児用チャイルドシート
1歳前後まで使用したベビーシートを卒業すると、次に使用するのが幼児用チャイルドシートです。
9ヶ月~4歳頃の幼児を対象にしたものが多く、チャイルドシートをシートベルトによって装着し、子供の身体はチャイルドシートに付属されている5点式ハーネス(お腹の所でカチャッとベルトするタイプ)で固定するものが一般的です。
また、車の進行方向に対しては前向きに取り付けます。
うちの場合、シートベルトと専用の金具を使ってチャイルドシートを固定するタイプのものでしたが、「シートベルトを金具に通して、折り返して、引っ張りつつ締めて・・・」という行程がなかなか難しくて、よく手こずっていた記憶があります。
取り付け説明書をよく見ながら、しっかり固定してくださいね。
学童用ジュニアシート
3歳~4歳くらいになると学童用ジュニアシートが使えるようになってきます。
ジュニアシートは、幼児用チャイルドシートとは違い、子供は車に装備されているシートベルトをそのまま使用することになります。
ただ、まだ身体が小さいうちは大人のようにシートベルトがきちんと肩や胸の位置にかからないので、座高を高めたり、シートベルトの位置を調整する目的で使われます。
ジュニアシートのタイプは、座面だけの簡易的なものと、背もたれが付いて上半身もサポートするタイプのものがあります。
これに関してはぼくの経験上、使い始めの3歳~5歳くらいまでの間は、背もたれ付きのものを使用することをおすすめします。
理由は子供が乗車中に眠ってしまったときなど、背もたれの無いジュニアシートでは非常に安定性に欠けます。というより、身体が小さいためシートベルトからすり抜けてしまってベルトの意味が無くなることがあります。
また、法律では6歳になればチャイルドシートやジュニアシートの使用義務はなくなるわけですが、よほど身体の大きい子でなければ大人と同じようにシートベルトを使うのはまだ難しいという場合がほとんどです。
子供の安全のために、きちんとシートベルトが使える体格になるまではジュニアシートを使用するのが望ましいです。
ジュニアシートは小学校高学年くらいまで使えるタイプのものもありますので、お子さんの成長とジュニアシートの規格(モデル)を照らし合わせて選ぶようにしましょう。
おわりに
うちの場合では、上の子が3歳のときに下の子が生まれたので、上手く乳児用→幼児用→学童用→学童用(座面)を一つずつ、下の子がお下がりとなる形で使用できました。
それでも4台ですね・・・。
子供同士の歳が近ければ、もう少し購入台数が増えたりすることも考えられますが、その場合は成長時期を兼用できるものを購入することや、レンタルで一時期を乗り切るなどの工夫も考えてみることをおすすめします。
チャイルドシートは子供の安全のためにとても大事なものですので、成長に合わせて最適なものを選んであげてくださいね。
その際には今回の記事もぜひご参考に!^^
他にもチャイルドシートに関する記事があります。
チャイルドシートの法律!抱っこや助手席は?免除される時も!?
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
[…] 詳細はコチラの記事が細かく紹介されているので参考にしてください。 […]