「家の中に小さな黒アリがたくさんいる・・・。どうやって駆除すれば良いの?」
とお悩みではありませんか?
ぼくの家にも毎年夏ごろになると、小さな黒い色をしたアリがよく侵入して来ます。
最初の頃は、「気持ち悪いなぁ・・・もう。」と思いながら、地道にティッシュで退治したりしていたのですが、あるときから堂々と家の中で行列を作り始め、仕舞いにはベットで寝転んでいた僕の背中に噛みつき、痛い思いまでさせられましたので、本格的に退治することにしました。
小さなアリでも噛まれると痛いものですね・・・。幸い毒は無いようで、腫れたりとかはしなかったのですが、チクチクチクッと同時に3匹に噛まれてキレました。針で刺されているような感覚です。
「ぐぬぬ・・・もう許さぬ!!」
ということで今回は、その後数年間に渡りアリと格闘してきたぼくの、家の中に入ってくるアリの駆除方法について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
スポンサーリンク
家の中に入ってくるアリの駆除方法は?
アリの種類はたくさんありますが、今回は家の中によく侵入してくる小さなアリについて書いています。ちなみにぼくの家によく来るのは、ルリアリという体長2mmほどの黒い小さなアリです。
他にも、ヒメアリやイエヒメアリというような、茶色や黄色っぽい色をした種類のアリも同じように侵入してくることがあります。
さて、これらのアリの駆除方法なんですが、段階的な手段がありますので順番に説明していきますね。
・毒エサで巣を壊滅させる
・巣を特定して壊滅させる
一つずつ見ていきましょう。
部屋の掃除をしておく
これは直接の駆除方法ではないですが、重要なところです。
アリが室内に入ってくるということは、何か食料となるものがあるからです。言い換えると、アリが入ってくる原因となっているものがあるということですね。
お菓子やパンのくず、ごはんの食べかすなどが部屋に落ちている、あるいは砂糖などを入れた容器が放置されていたりはしませんか?
アリは甘いものが大好きだと思っていたら、案外、雑食性の種類も多いです。
ぼくの家に現れるアリも、本当に何でも持って行きます。揚げ物の後のてんかすやえびなどの食材の残り、小麦粉と卵と水でといたダマ、干物、ごはん、マヨネーズなどなど、食べ物なら何でもたかっている感じです。
調べてみると、いわゆる動物性たんぱく質を好む種類のようですね。
本当に雑食です。外で虫やカエルの死骸なんかもせっせと運んでいますもんね。
家も小さい子供たちがいますので、食べ物をよくこぼします。それをきれいに掃除しておかないと、アリが嗅ぎ付けてやってくるんですね。
また、掃除した後は最初に見かけた数匹をしっかり退治しておくことも大事です。偵察アリといって、食べ物を探して回り、食べ物を見つけると仲間に知らせて連れてくるという役割をしているアリの可能性がありますからね。
ということで、まずは部屋をきれいにしておくこと、狙われそうなものはあらかじめ食品庫や冷蔵庫にきっちりしまっておきましょう。
スポンサーリンク
毒エサで巣を壊滅させる
さて、ここからが本格的な駆除方法です。
すでに部屋の中にいるアリをいくら退治しても切りがないですよね。どこからともなくどんどんと湧いてきます。
このアリを徹底的に駆除するならば、やはりアリの巣を壊滅させることを考えなければいけません。
部屋の中を掃除しつつ、アリの列がどこに繋がっているのかを確認しておきましょう。
行列というまでにはなっていなくても、何匹かを観察していると、同じようなところから来て、同じようなところへ戻っていくのが確認できると思います。その方向にアリの侵入経路や巣がある可能性が高いですので、若干気分は悪いですが、よく観察してみてください。
ちなみに家の場合は、勝手口のドアの隙間から入ってきており、そのすぐ外の庭の隅の土の地面に巣を作っておりました。
「ここか・・・」、と思いながらも、慌ててはいけません。
巣から出てくるアリをいくら退治しても切りがないので、アリがエサを巣に持ち帰り、女王アリを含む皆で分けて食べるという習性を利用して、巣の中のアリまで全て全滅させるのです。
これには市販のアリ専用駆除剤が非常に効果的です。
有名どころですと以下のような商品があります。
アリの巣コロリ(2.5g*2コ入)[虫よけ 虫除け 殺虫剤]
|
【アリの巣コロリ】
一度は聞いたことがあるでしょうか、CMでもおなじみですね。
ぼくもこれを主に使っていますが、効果は抜群でした。
アリが列を成している付近や、巣の近くに置いておくだけで、これをエサと認識したアリがせっせと巣に持ち帰って行きます。あとは1日~2日ほどかけて巣が静かになるのを待つばかりという何とも恐ろしいアイテムです。
注意点としては、顆粒(かりゅう)タイプとゼリータイプがセットになったもの、または顆粒タイプのみのものなどいくつか種類があります。
アリが雑食性の種類と解っていれば顆粒タイプ、吸蜜性の種類であればゼリータイプ、どちらか解らなければ上の画像にあるようなセットタイプ(どちらでもいけるもの)を選びましょう。
ちなみに家の場合はやはり顆粒タイプのエサばかりを持って行き、ゼリータイプには手を付けませんでした。
セットタイプだと、エサの内容量も半々になっていますので、足らなくなることも考えられます。その場合は複数使うことになりますので、できればやはりあらかじめそこに現れるアリの特徴まで把握しておくのがお得です。
他にも効果がよく知られている【アリメツ】という商品がありますね。
【メール便対応可】アリメツ専用容器付きセット ※5000円以上お買い上げで送料無料!
|
こちらは成分が糖蜜なので、特に甘いものが好きな吸蜜性のアリに効果があります。また、液体タイプなので、顆粒タイプのエサを運べないような小さなアリにも持ち帰りしやすく、効果的です。
これらのアリ専用駆除剤を利用して、巣ごと退治してしまうのがもっとも効果的です。
ただし、巣の中にいる卵には毒エサが効かないので、それらが成虫になった際に再度現れる場合がありますが、その場合は同じく再度設置してください。ぼくの経験上は、上手く1回目が効いたなというときには、その後は見かけることがほとんどないほどに効果がありました。
設置場所は蟻の巣の近くで、なおかつ屋外がベストですが、屋根の有無やペットの有無などによって最適な場所を選びましょう。また、小さなお子さんのいる家庭ではやはり誤飲の危険などもありますので、使用の際には取り扱い説明を十分に読み、上手に利用してくださいね。
巣を特定して壊滅させる
あくまで、おすすめの退治方法は先に書いたアリ専用駆除剤を使用することなんですが、すぐ目の前の庭などでアリの巣を特定できた場合には、接近戦で直接アリの巣を壊滅させるという方法もあります。
例えば、アリの巣穴や、アリの行列めがけて直接殺虫液をシャワーのように流し込み、駆除するタイプの商品を使用する方法ですね。明らかにこの巣穴から出てきているな、ということが分かれば直接駆除してしまうのも手早いですね。
【参考商品】アリの巣徹底消滅中、液体アリの巣コロリなど
他にもぼくが試したのは、巣穴とその周辺をバーナーで焼き払い、盛り土の箇所だったので、ついでに巣穴周辺の土をしっかり崩して混ぜておきました。かなりの強行手段ですね。
しばらくまだ周辺をうろうろしているアリがいましたが、翌日以降にはそこに巣を作ることは無かったので、一応効果はあったと言えるでしょう。
ただ、翌年の夏にはまた同じところに巣を作っていたんですよね。
「ぐ、ぐぬぬぬ・・・!!」
でも、どうやら巣を作りやすい場所というのもあるようですので、一度巣穴があった場所を知っておけば翌年も巣を見つけやすいなんてメリットはあるな、ということも感じました。
おわりに
毎年あらゆる手で駆除を行っているんですが、田舎住まいで自然が多いということもあってか、例年夏になるとどこからともなく現れますね。
なかなか金輪際、アリの姿を見なくて済むというようには行かないようです。
でも一度しっかり駆除してやると、その一夏は悩まされずに済んだということも多々経験していますので、やってみる価値は十分にありますよ。
あなたも【夏の小さいアリ】にお悩みでしたら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!
噛まれると痛いですからね!(^^;)
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
スポンサーリンク
コメント
解りやすく
教えて頂き、ありがとうございました!
感謝です。
mikaさん
コメントありがとうございます!^^
参考にしていただければ幸いです~!
昨日、初めての蟻騒動で眠れず 参考にさせて頂きました。蟻の巣コロリを仕掛けてみましたら 一生懸命運んでる様子(^-^ゞ
トモさん
コメントありがとうございます!^^
本当に今の時期はアリの行動がすごく活発になりますね。
我が家にもまたアリの行列ができてしまったので、その先を確認すると、使いかけのハチミツ容器が・・・。
今までは置いていても全然大丈夫なものだったんですけどね。今の時期はいけません。
確実にしまっておかないとすぐに目を付けられますね(^^;)
お互い、アリ対策頑張りましょう!^^
うちのもルリアリです。アースの顆粒のみのやつを使ってみようと思います。
教えて下さってありがとうございます。
にこさん
コメントありがとうございます。
夏場の食欲旺盛なアリは本当に悩みの種ですね・・・。^^;
今年の夏の始めごろ、うちのアリには顆粒タイプ(雑食性)のエサが効果を発揮していたのですが、しばらくすると入れ替わりで次は吸密性のアリがやってきました。
8月に入ってからは甘いものにたかられることが多いです。そうなると今度はゼリータイプのものを用意して・・・と。僕もそんな感じで対処してます。
うーん、まったく厄介ですねぇ。
ただ、それと同時に食べこぼしのこまめな掃除や、食材の管理(すぐに冷蔵庫にしまうなど)をしっかりして、根気よく対処していると数日で見かけなくなることは多いですよ。
負けずにアリ対策頑張っていきましょう~!^^
うちはヒメアリです外に飴を2個ほど投げ、道にアリの巣コロリw自分のへやで寝たくない(T ^ T)お金もないし、、、勉強に集中できなくてwこの記事で助かりました
ののさん
コメントありがとうございます!
まだまだアリが活発に動いていますね。。。
最近うちもまた家の中に入ってきていたので、すぐに退治せずにあえてその行き先をじっと観察していると(しゅ、趣味ではありません笑)、本当に小さなお菓子の食べかすが目標だったようです。
よく見つけるなぁ・・・と感心するほどですが、すぐに拭き取ったところ、しばらくして見かけなくなりました。
裏を返せば目標が無い限りはあまり見かけることもないので、僕もこの時期はこまめに掃除をしたり、アイスのふたやジュースの空き缶などでも、水で洗い流してから捨てるようにしたりしています。かなり地味ですが、これもなかなか重要ですね。^^
お互いアリ対策頑張りましょう!
勉強も頑張ってくださいね!^^
沖縄に住んでます。
毎年、毎年、小さな蟻の侵入に悩まされています。
蟻に関しては結構神経質になってしまい、食後の片付けや掃除に気を使い、子供の食べ歩きなど厳しく言ってしまいます。。
特に夏は多いですが沖縄は暖かいせいか一年中蟻がいる気がします。
調味料などは全て冷蔵庫へ入れ、キッチンは特に気を使っているのですが
朝起きてキッチンへ行くといるんです。奴が。泣
しかも、一滴の雫に。。
洗って乾かしている食器に。。
少しでも食べかす等が残っているのかと考えましたが綺麗にしているつもりだし。。
夜のうちに作って冷ましておいた麦茶の蓋にいたり(′︿‵。)
水分に来ることなどもあるのでしょうか。。?
これからハイハイが始まる子もいるし気が滅入りそうです。
私はその場にいる蟻を即どうにかしたい場合は、アースの人間用の虫除けスプレーを蟻をめがけスプレーします。即死です‼(•’╻’• )
その後の拭き掃除も大変ですが。。
巣を特定出来たらいいのですがアパートということもあり難しいです(′︿‵。)
さぁ。さん
コメントありがとうございます。お返事が遅くなりすみません。
こまめに掃除をしたりしているのになかなかいなくなってくれないと、本当に気が滅入りますよね。
何も無いようなときにウロウロとしているのは、餌を探しに来ている偵察アリかもしれません。
明らかに何かを運んでいたり、目当てのものが分かれば対処もしやすくなるんですけどね・・・。
僕の場合ですが、アリの目的がはっきりしない場合や巣が特定できないとき、また、特に活動的になっていると判断した場合には、やはりまずアリ専用の毒餌タイプの罠を仕掛けます。
雑食性か吸蜜性かもその時点では分かりにくいと思いますので、両方のアリに効果のある、餌が半々になっているものを使います。
アリをよく見かける付近でなおかつ、子供の誤飲の可能性などのない所を見つけて、セットしておきます。
当日から数日の間に群がってきて、どちらかの餌がなくなっていることが多くありますし、その後しばらくは見かけなくなったということも多々経験していますので、一定の効果は実感していますよ。
また、ウチでは雑草の根元など、土の中に巣があることが多く、餌を持ち帰るところまでもよく観察しますが、巣の中にはものすごい数のアリがいますので、「なるほど、これは一匹一匹退治していてもらちがあかないな・・・」などと思わされることもしばしばです。
さぁ。さんのお宅に応じた良い退治方法が見つかると良いのですが。
お子さんのためにも、諦めずにできることから色々試してみてくださいね!(*^-゚)
ガムテープに蟻を貼り付けて捕ります。丁寧に一匹残らず捕獲します。捨てる時はガムテープの粘着面を二つ折りにして挟んで捨てます。出るたびにこれを繰り返します。2、3回で出なくなりました。
ルルさん
コメントありがとうございます!
ガムテープで駆除はなるほどですね。ぼくはカメムシの駆除にガムテープをよく使います。笑
暖かくなってきたので、またアリを見かけるようになってきました。
今年もしっかり対策せねばと思っております。^^