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寝違えがなかなか治らないのは違う病気のサインかも!?

「寝違えがなかなか治らないなぁ」

と不安に感じていませんか?

 

ぼくは寝相が悪いので、1年に1度くらいは寝違いを起こします。

「あーまたやってしまった・・・。」

というような感じで、1週間ほど首や肩の痛みを我慢して・・・ということを繰り返していたんですが、最近になって頻繁に寝違えのような痛みに襲われ、しかも1ヶ月も痛みが引かないという状況にあります。

痛みもどんどん増して、痛み方は似てはいるのですが、寝違えどころの痛みではなくなっています。

 

「これはあきらかにおかしい(いくらぼくでもこんなには寝違えない)」、ということで先日、整形外科を受診してきました。

 

今回はその結果と、寝違えに似た症状の出るほかの病気のことについて書いていますので、どうにも首の様子がおかしいと感じたらぜひ参考にしてみてください。

それでは行ってみましょう!


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寝違えではなく頚椎症だった!

寝違え 治らない 病気

整形外科でのぼくの診断結果は頚椎症(けいついしょう)という病気でした。

 

頚椎症とは、背中と頭を繋ぐ首の骨(頚椎)の間接部には椎間板というクッションの役目をしているものがありますが、これが加齢や生活習慣により潰れたり、正常な厚みがなくなるという病状です。

頚椎を酷使することや、姿勢の悪さも症状を引き起こす原因となりえます。

 

この頚椎症には特に大きくは3段階の症状があります。

 

第一段階【局所症状】

頚椎症の初期段階です。

首や肩甲骨の周辺に痛みが出たり、肩こりの症状がでます。

首を動かすと、首から肩にかけての筋や首の後部の付け根辺りが痛むこともありますが、これによる手の痺れは無い状態です。

 

第二段階【神経根症】

主に片側の首から肩、腕から手にかけて、痛み、痺れ、力が入りにくいといった症状が出てきます。

これは変形した椎間板に合わせて骨までもが変形し、骨棘(こっきょく)という出っ張りを生み、これが神経根に接触した状態です。

これを神経根症と言いますが、ぼくの場合、この第一段階と第二段階のちょうど境目にあるようです。

 

たしかに手の痺れや力が入らないといったことにはなっていませんが、左側の首から肩、腕の上部ぐらいまで痛みが来ています。

「寝違えにしてはえらく広範囲やな・・・。」と思っていた原因もこの辺りにありそうですね。

 

第三段階【脊髄症】

骨棘と背骨をつなぐ靭帯が肥大するまで症状が進行すると、その間にある脊髄の通り道(脊柱管)が窮屈になり、脊髄症を発症することになります。

脊髄が干渉されることで、両手足の痺れや動きが悪くなるといった障害が現れます。さらに酷い場合は、排泄が難しくなったり、階段を降りる、ボタンをかける、などの動作ができにくくなるというような症状が出ることがあります。

 

 

今回ぼくが病院を受診する前の症状はまさしく、寝違えと間違うような症状です。しかし、普段よりかなり長引いていたこと、朝、起きられないほどの痛みがあったことなど、やはりいつもの寝違えとは違う感覚がありました。

もしかしてあなたもこのような「何かいつもと違うな・・・」という感覚があるならば、疑ってかかっておいたほうが良いかもしれません。


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他にも寝違いに似た症状の病気がある?

寝違え 治らない 病気

ぼくの場合、酷い寝違えだと思っていたものが、じつは頚椎症という病気だったというわけなんですが、この他にも寝違えと混同してしまいそうな症状のでる病気や、中には命の危険のある病気の可能性もあります。

 

くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)

突発的に脳の血管が切れて出血する非常に危険な病気です。

最近では若い人にも多くみられる傾向にあり、軽視できません。

首の後ろの痛みに加えて、頭痛、目の奥が痛む、というような症状があれば、くも膜下出血の恐れがあります。この場合かなりの緊急を要しますので、寝違えにしては頭痛が酷いなどという場合にはすぐに医療機関を受診しましょう。

 

頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ)

ヘルニアって腰の痛みでよく聞きますよね。

これが頚椎で起こるものです。首の骨と骨の間でクッションの役目をしている椎間板が圧迫され潰れ、正常な位置からはみ出してしまい、その付近にある神経に接触して痛みを伴うものです。

神経を障害するため、痛みだけでなく、手の痺れや力が入らないというような症状に繋がる可能性があります。

 

頚椎椎間関節症(けいついついかんかんせつしょう)

頚椎の椎間板のある関節部が傷んでいる状態です。

傷めている関節の箇所によって関連する箇所(肩や肩甲骨)に、関連痛といって神経を伝い痛みが波及する場合があります。

頚椎症と診断されることがあれば、おそらく関節部にも負担はかかっていますので、首から肩まで同時に痛みが出ても不思議ではありません。

 

この症状にはぼくも完全に当てはまっています。傷めている関節部と、その痛みの波及先は関連性があるようです。

 

おわりに

一言で首が痛い!と言っても色んな病状があるんですね。

ぼくは肩こりはそれほど気にしたことは無いんですが、これに肩こりの酷い症状も付け加えるとすれば、もう素人には判別できるレベルではないなと感じています。

 

ただ、一つ参考にしていただくなら、ぼくの場合やはりいつもの寝違えとは痛みや治り具合がどうも違うなと感じたこと、痛みのある部分を指圧してもなかなか「ああ、ここだ!」という患部が特定できなかったこと(何か肩や首の随分奥の方から痛みが来ている感じ)、などの違和感が挙げられます。

 

普段とは違う、「何かがおかしい・・・」、「こんなことは初めてだ・・・」という感覚が少なからずあるのなら、それはやはりただの寝違いとは違うのかもしれません。

 

自分の身体の異変には、まず自分が気付いてあげないといけませんね!

ぼくもこの機会に養生しておきます!^^;

 

首の痛みで病院を受診した話はこちらの記事で詳しく書いています。

首の付け根の激しい痛みの原因は?病院で診てもらった結果!!

首が痛い!こんなときは病院の何科を受診すれば良いの!?

頚椎症の治療方法は?初期段階ではどんなことをするの!?

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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