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ハロウィンのかぼちゃの由来は?なぜジャック・オー・ランタンなの!?

「ハロウィンにはなぜかぼちゃが出てくるの?」

「なぜパンプキンがジャック・オー・ランタンなの!?」

とお考えではありませんか?

 

これ、僕も以前からものすごく気になっていたんですよね。

ハロウィンといえば、いたる所にあのお化けの顔をした、【かぼちゃ】が出てきますが、なぜハロウィンにはかぼちゃなのか、そしてなぜ【ジャック・オー・ランタン】と呼ばれているのか、ずっと気になっていました。

 

でもあるとき、僕も保育園に通う我が子にハロウィンの説明をするにあたって、この問題もよく理解することができましたので、あなたもぜひご覧になってくださいね。(^^)

 

ということで今回は、ハロウィンのかぼちゃの由来と、なぜジャック・オー・ランタンと呼ばれているのかについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!


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ハロウィンのかぼちゃの由来は?

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前回の記事で詳しく書きましたが、ハロウィン自体の由来は、古代ケルト人の秋の収穫祭をルーツとし、キリスト教の諸聖人の日の前夜祭と合わさって定着してきた文化です。

そして古代ケルト人が秋の収穫祭の中で、悪霊を追い払うために仮装や焚き火を行っていたことが、現在でも【仮装すること】や、【かぼちゃの中に火をともすこと】に繋がっているといわれています。

 

そこで、なぜかぼちゃなの?ということなんですが、もともとケルト人がいた古代ヨーロッパでは、【かぶ】をくりぬいてランタンを作っていました。

ところがこの文化がアメリカ大陸へと伝わっていく中で、かぶよりもたくさん収穫できて身近にあった【かぼちゃ】へと移行して行ったのです。

ちなみにかぼちゃをあえて怖い顔にくりぬくのは、悪霊を追い払うためですね。ハロウィンで皆が怖い仮装をするのも同じく、悪霊よりも怖い格好をして悪さをする霊を追い払おうという意味があります。

 

ちなみに現在でも、もともとケルト人がいたスコットランドなどの地域では、かぶを用いてランタンを作るようですが、どちらかというとアメリカ風のかぼちゃの方がメジャーになっているということですね。


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なぜジャック・オー・ランタンと呼ぶ?

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ハロウィンでは、魔除けのために火をともし、そのランタンがかぶからかぼちゃになっていった、というところまでは分かりましたが、そのかぼちゃはなぜ【ジャック・オー・ランタン】と呼ばれているのでしょう。

 

「パンプキンランタンじゃないの?」と。

じつはこれ、昔遊んでいた女神転生というゲームにも、ジャックランタンというかぼちゃの悪魔が出てきましたので、思えば僕も小学生くらいの頃からの謎でした。(笑)いやぁ懐かしい。

 

話を戻しますが、これにはある【ジャックという男の伝説】が絡んでいたんですね。

次はこちらについて詳しく見ていきましょう。

 

ジャックという男の伝説

むかしむかし、アイルランドのある所に、とても酒好きなジャックという男がいました。

あるハロウィンの夜、ジャックが酒場で飲んでいると、悪魔が現れジャックの魂を奪うと言います。

しかしジャックはその悪魔にもう一杯だけ酒を飲ませてくれと頼み、それならばと悪魔は自分の姿を酒代のコインに変えました。

それをみたジャックは、すかさずそのコインを財布の中に入れ、悪魔を閉じ込めてしまいます。

騙されたと知った悪魔は、ジャックの魂を奪わないことを約束し、開放されました。

 

数年の歳月が経ち、再度その悪魔がジャックの前に現れます。

しかしジャックは、今度は目の前のりんごの木に登ってりんごを採ってくれ、それを食べ終わったら魂をやると悪魔に話します。

そして悪魔がりんごの木に登った後、ジャックはその木に十字架を刻みつけ、悪魔を降りられなくしてしまいます。

また騙された悪魔は、今後二度とジャックの魂を奪わないことを約束し、地獄へと帰りました。

 

そしてさらに月日は流れ、とうとうジャックにも寿命が尽きる日がやってきました。

生前、嘘ばかりついていたジャックは天国へは行けず、仕方なく地獄へと向かいます。

 

そこにはあの悪魔がいました。

悪魔は、お前の魂は奪わないと約束した、だからここには来るな。と、ジャックに鬼火をともした【かぶのランタン】を手渡し、追い返してしまいます。

 

天国にも地獄にも行けなかったジャックは、かぶで作ったランタンを手に、今でもあの世とこの世の境をさまよい続けているのだとか・・・。

 

 

 

・・・(゚ロ゚;)ヒ、ヒイイーッ!!!

 

 

す、すみません。取り乱してしまって。

 

しかし、なかなか奥深いお話ですよね。

 

ちなみにそのかぶが今ではかぼちゃになっていること、かぼちゃのランタンはジャックの持つ鬼火、ジャックのランタンは悪魔も避ける魔除けの効果がある。

このような話が折り重なり、あのかぼちゃのランタンには【ジャック・オー・ランタン】、つまりランタンを持ったジャックという名前が付いているんですね。

 

おわりに

ハロウィンは日本でも年々盛り上がりを見せていますが、こうやって一つ一つの意味や由来を理解していると、より親しみが湧いてきますよね。

 

ちなみにあの黄色い種類のかぼちゃは、緑の皮のものに比べておいしくないといわれますので、そういうことからもあのかぼちゃが多く使われるようになったのでしょう。

 

前回の記事と合わせて読んでいただくと、ハロウィンについてより理解が深まります。

ぜひこちらも参考にして、ハロウィンを楽しんでくださいね!(^^)

 

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それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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