成人式のお祝いの一般的な相場は?甥・姪・孫・子供で違いが!?

「甥っ子が成人式を迎えるんだけど、お祝いはいくらぐらいが良いのかな?」

とお悩みのあなた!

新成人となった甥や姪にお祝いをする際には、いくらぐらいが最適な金額なのか迷うところですよね。

誰でも一生に一度の成人式、ぼくも自分が新成人になったときには、たくさんの親戚からお祝いをいただき、金額に関係なく『皆に祝ってもらえているんだ』ということがとても嬉しいものでした。

しかし年月が流れるのは早いもので、気が付けば自分が甥や姪の成人式をお祝いする側に（汗）。

成人式に限らずお祝いに包む金額って、多すぎても少なすぎても何だかしっくりいかないものです。多すぎるのは問題ないのでは?と思われがちですが、相手が恐縮したり、別の場面で逆に大きなお返しをすることを考えさせてしまったり、などといったことを思うとますます難しく感じます･･･。

ということで今回は、成人式を迎える甥や姪、他にも孫や子供など、関係別に見る成人式のお祝いの金額の一般的な相場はいくらぐらいなのかについて見ていきたいと思います。今年新成人となられる方へのご祝儀をお考えの際は、ぜひ参考にしてくださいね!＾＾

それでは行ってみましょう!

成人式のお祝いの金額の相場は?

それではさっそく、成人式のお祝いの一般的な相場について見ていきましょう。

分かりやすく表にまとめてみましたのでご覧ください。

いかがでしょうか。多いでしょうか、少ないでしょうか、こればっかりは人それぞれ感じることはあると思います。金額に結構な幅が見受けられるのも、はっきりと決められた金額は無いということの表れなのでしょうね。

ちなみにこれはあくまで『一般的な相場』です。お祝い事ですので、大事なのは気持ちです。

金額に関しては、新成人の方とあなたとの関係性、家族間の関係性、他の身内の方との均衡（金額的なつり合い）など、他にも関係するものが少なからずあると思いますので、大体この範囲なんだなということで参考にしていただければ良いと思います。

相場以上、相場以下はダメ?

上記の表はあくまで相場、平均点です。それ以下、あるいはそれ以上の金額を包んだとしてもダメということは無いでしょう。

ただ、あまりにも多すぎる金額だと、もらう方も気が引ける場合がありますし、例えば次に自分の子供が成人となった際に、相手方の負担が大きくなるというような可能性もあります。あと、こういうのって結構、親戚独自の相場もある程度決まっていたりしますので、親や他の兄弟など、可能であればあらかじめ相談（申し合わせ）しておくのも良いですね。

また、成人式のお祝いは、『お返し無し』ということも割と一般的といわれています。

ぼくの住む地域でも、結婚式のお祝いや出産祝いなどをいただいた際に、きっちり『半分返し』とまでは言わなくとも、およそ半額から三分の一程度のお品物をお返しすることは一般的なマナーとしてあります。

しかし新成人に対しては皆「これから社会人として頑張ってな」という気持ちが強く、「お返しは一律無し」あるいは、少し遠戚（遠い親戚）の方のみお返しをする場合がある（いただいた場合の話ですが）、という感じが主流です。

ぼくが実際にお祝いを貰ったときも、ほぼ全員が「お返しは無しでいいからな」と一言添えてくれました。

それでも心配して親に、「ほんまに何も返さなくてええんやろか!?」と聞いたりしましたが、「ええの、ええの」と言われました。どうやらこのあたりもうちの親戚ルールみたいなのがあったようです。

ただ、これはあくまでどこでもそうとは言い切れませんし、これが至極当たり前ということでもないと思いますので、あなたの住む地域や身内の方に、あらかじめ確認しておいたほうが良いかも知れませんね。半分返しを期待して大きな金額を渡さなくとも、それならそれでお祝いにする金額を考えたら良いと思いますしね。

お祝いの渡し方・作法は?

成人式のお祝いは、紅白蝶結びの水引の祝儀袋（のし袋）に入れましょう。

熨斗（のし）の表書きには以下のように書きます。

• 御成人
• 祝御成人
• 成人お祝い
• 成人祝い
• 祝成人式
• 御成人お祝い　　など

いつ渡せばいいの?

成人式のお祝いは、年が明けてから成人式の前日まで、または成人式の当日には渡すようにしましょう。

遠方でなかなか会えないという場合は、お正月の帰郷の際などに早めに渡しておくと良いですね。

お祝いを渡す際には、やはり現金をそのままというのは、いくら親しくてもマナーが良いとは言えません。貰った方としても、後でいただいた金額と人を控えておくために、祝儀袋に入っていたほうが助かるものです。

おわりに

今回は、ぼくの成人式当時のことも思い出しながら書いてきましたが、皆から結構な金額をいただいた記憶があります。特に叔父、叔母からはやはり1万円～3万円というのが多かったですね。

ちなみに祖母にはもっと大きな金額をいただいたり、親にはお金ではなく成人式のスーツを仕立ててもらったりと、とてもありがたいものでした。

相手が喜ぶものが分かっていれば、あえて金額は抑えて、プレゼントでお祝いというのも良いですね。

でもぼくが当時一番嬉しかったのは、皆に「これでお前も大人の仲間入りやな!」と言われたことです。

成人式のお祝いを贈る際には、ぜひ一言、お祝いの言葉も添えてあげてくださいね。きっと喜ばれることでしょう。＾＾

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。