「パンを食べてたら、カビが生えてることに気付いたんだけど大丈夫・・・!?」
とお悩みではありませんか?
パンを食べてたら、裏側にカビを発見・・・。
食パンを1枚食べた後に残りの食パンにカビが・・・。
「うわあ・・・たぶん今食べてしまった分にもカビが付いてたんじゃないかな・・・。」
こんなときは良い気はしませんよね。
まさか青やピンクのカビがびっしりと生えたカラフルなパンを食べてしまうことはないでしょうが、青白っぽいカビや少量のカビであれば気付かずに食べてしまうこともあるかもしれません。というか僕自身も食べてしまった経験があります。
ということで今回は、カビが生えたパンを誤って食べてしまった場合にどんな問題があるのかということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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カビが生えたパンを食べるとどんな問題がある?
☆一番の問題はカビ毒による健康被害です。
カビの生えたパンなどの食品を食べてしまうことで一番問題視されるのは、「カビ毒の一部が発がん性物質であること」です。
カビの中には、カマンベールチーズやみそ、しょうゆ、かつお節などを作る際にも有効活用されている「良いカビ」がある一方、人や動物の健康を害するカビ毒(マイコトキシン)を産生するカビも数多く存在していることが知られています。
穀類や豆類などは比較的カビの生えやすい食品ですが、この中にもやはりカビ毒を産生するカビがいます。
また、カビ毒の中には熱に非常に強いものがあるというのも厄介な点です。通常、食中毒の予防には食材にしっかり火を通しましょうということになるんですが、他の細菌やカビ本体が死滅しても、カビの産生した毒素は残っています。
それこそ煮ても焼いても茹でてもなくなりませんので、パンをしっかり焼いたから大丈夫というわけにもいかないのです。
とはいえ、知らず食べてしまった分は仕方ありませんね。
実際にカビ毒自体は害のあるものですが、食中毒を起こす他の細菌類と比べて、食べてしまったあとすぐに腹痛や嘔吐等の中毒症状が出ることは少ないです。むしろ問題なのは、長期間継続して摂取することが大きな被害となりやすいということです。
つまり、ちょっとカビの生えたパンを食べてしまったからといってそれほどまでに慌てる必要はありませんが、さすがにそれ以上は食べないように、残っている分は思い切って廃棄しておきましょう。カビ菌は食品内部に株を張るように増殖していますので、目には見えなくてもすでに他の部分も汚染されていると見たほうが良いです。
また、もし30分から半日程度の間に、下痢や腹痛、嘔吐、吐き気、発熱などの症状が現れた場合は、カビよりもむしろ他の細菌(ブドウ球菌など)による食中毒症状である場合も考えられます。
カビが生えやすい時期は、他の細菌も繁殖しやすいですからね。
他にもカビによりアレルギー症状を起こす人もいます。
いずれにしても、しばらく様子を見て、体に異変が感じられた場合は早めに医療機関を受診しましょう。
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暖かくなってきたら要注意!
カビは日中の気温が25℃を越える時期になってくると、かなり発生しやすくなります。
梅雨時季で湿気の多いときも特に注意ですね。
このような時期に特に注意しておきたいところをまとめておきます。
・賞味期限にかかわらず早めに食べる
・食品はなるべく冷蔵保管
・食材の買いだめを控える
・子供に食べさせるときも注意
カビが発生しやすい時期には、普段より食材の取り扱いに注意しましょう。
ぼくの家もそうなんですが、子供がいるお宅では、「勝手にパン焼いて食べなー」なんて子供に言ってたりすることもあるかと思いますが、知らず子供たちがカビのついたパンを食べてたということのないように、この時期は特に食べるものをしっかり確認してあげたほうが良いですね。
おわりに
ぼくも以前パンの裏側に生えていたカビに気付かずに、食べてしまったことがあります。気付かなかったくらいなのでそれほどの量ではなかったんですけどね。
結構お腹が弱いほうなんですが、特にその後お腹を壊したということもなかったですね。
でも一番危険なのは、「このくらいのカビは大丈夫!」といって、そこそこの頻度で継続的にカビを体内に取り込んでしまうことです。パンだけじゃなく餅とかも注意ですね。
思わぬ大病を招く恐れのあるカビには、お互いに今後も十分注意しましょうね!^^
他にも関連する記事があります。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
カビのはえたパンを動物似あげても大丈夫でしょうか?犬、猫、池の鯉、アヒル、カモなど?
ナッズさん
コメントありがとうございます。
カビの生えたパンを少々動物にあげても、すぐにどうにかなることは無いのかもしれませんが、やはりおすすめはできませんね。
なるべく新鮮なものをあげていただくに越したことはないでしょうね。^^