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雛人形をしまう時期は?遅くなるとお嫁に行き遅れるは本当!?

「雛人形をしまう時期はいつが良いの?」

とお考えのあなた!

 

ひな祭りが終わったから、飾ってあった雛人形を片付けないと・・・。と思いつつ、忙しくてはや数日が経ってしまう・・なんてことありますよね。

でも、「雛人形をしまうのが遅くなると、お嫁に行くのが遅くなる」、あるいは「結婚できない」なんてことも昔から耳にします。

 

これは男性のぼくにとっても有名な話ですからね。でもどうしてこのようにいわれるようになったのでしょう?また、本来はいつごろしまうのがベストなんでしょうか。

ぼくにはあまり関係の無い話かと思いきや・・・現在、我が家には保育園に通う娘がいますので、これは他人事ではございません!小さいですがちゃんと雛人形を飾りますからね。

 

ということで今回は、雛人形(雛飾り)をしまう時期はいつが良いのか、また、なぜ雛人形を片付けるのが遅くなると、結婚が遅れるなどといういわれがあるのかについて書いていますので、一緒に見て行きましょう!


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雛人形をしまう時期はいつが良い?

雛人形 しまう 時期

3月3日のひな祭りを楽しんだ後、3月6日ごろ(暦によって5日のときもある)にやってくる、啓蟄(けいちつ)の日の辺りでしまうのが良いといわれています。

※2016年は3月5日です。

啓蟄の日とは、二十四節気(にじゅうしせっき・春夏秋冬をさらに細かくした季節を表す日)のうちの一つで、例年3月6日ごろに当たりますので、ちょうどひな祭りが終わって数日後ですね。

 

3月の下旬には次の二十四節気である春分の日がやってきますが、雛人形はあまりいくつも季節の節目を越えて飾らないのが良いとされていますので、啓蟄の日を一つの目安にすると良いでしょう。

 

ちなみに雛人形を飾る日は、良縁に恵まれるといわれる雨水の日(うすいのひ・2月19日頃)に飾るか、大安の日や天気も見ながら、2月4日からひな祭りの一週間程度前までに飾ると良いでしょう。

 

過ぎてしまった場合は?

啓蟄の日が良いとはいえ、諸事情でしまうことができないこともあるでしょう。

なかなか仕事で忙しかったり、あるいは、娘さんがお雛さんを気に入ってしまって、もう少し飾っておきたい!なんてこともあるかも知れませんね。

そのような事情があれば、特に慌てて片付ける必要はありませんが、3月も中旬を過ぎると、お彼岸や先ほど挙げた春分の日もありますので、3月中旬までには片付ける目処を立てるのが良いですね。

 

あとこれは地域によるところもあると思いますが、ある程度日が経っても片付けられないという際、雛人形をくるっと後ろ向きにすることで、その時点で「お休みになられた」、「おしまいにした」とするといういわれもあります。

ぼくは関西地方に住んでいますが、これはよく聞いたことがありますね。

ただ、後ろを向けたからといって、安心してそのまま長く放置することは避けましょう。

 

天候に注意

日にちも大事ですが、それ以上に気をつけたいのが、お天気です。雛人形をしまう日は、なるべく晴れて湿気の少ない日を選ぶようにしましょう。

雨で湿気の多い日にしまい込むと、その湿気も一緒にしまうことになり、カビなどがはっせいする原因になりますので、保存しておく上で良くありません。

 

特に高価な雛人形ほど、絹などの湿気を嫌う素材が多く使われていたりしますので、これは特に気を付けたいポイントですね。


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しまうのが遅いとお嫁に行けない?

雛人形 しまう 時期

これはなぜか男のぼくでも一番気になる話です。

ひな祭りが終わっても、何日も雛人形を飾りっぱなしにしていると、「お嫁に行くのが遅くなる」とか、「結婚できないよ」なんていわれることがあります。

 

ぼくは子供の頃、「あのお雛さんにはそんな力があるのか・・・ああ、恐ろしや・・・。」と思っていました(笑)。

しかし本当のところはどうなんでしょう。何か根拠のようなものがあるのでしょうか。

 

あくまで迷信!でも軽視するべからず!?

じつはこのお話に明確な根拠はありません。

つまり、信じる信じないはあなた次第です!ということになってしまいますが、このようにいわれるようになったのには、いくつかの説があるようです。

 

雛人形は娘の婚礼の儀を模したものなので、「早く飾ること・早く片付けること」によって、「早く結婚できる・早く嫁に行く(片付く)」と考えられていた。

 

「雛人形の片付けすらも面倒くさがっていては、立派な花嫁になれませんよ」という、親のしつけの意味が込められていた。

 

雛人形はもともと厄払いの意味があるため、長く飾っていては、「厄災が遠ざからない」「良い事が起こらない」と考えられていた。

 

 

なるほど、確かな根拠は無いとはいえ、どの説も理にかなっているように思います。

ただ、共通していえることは、「悪いことも不憫に思うこともできる限り少なく、幸せな人生を歩んでほしい」という、娘を想う親の気持ちがそこにはあるのではないでしょうか。

 

ただの迷信などとは言わずに、これからも語り継がれていってほしいお話ですね。

 

おわりに

今回の記事の内容以外にも、旧暦、あるいは月遅れでひな祭りを祝う地域もありますし、それによって雛人形を飾る時期やしまう時期もそれぞれあると思います。

お住まいの地域や各家庭によっても様々な風習があると思いますので、今回の記事は一つの参考として読んでいただければ幸いです。

 

ひな祭りの風習も雛人形も、これからの時代もずっと大切にしたい日本の文化ですね。^^

 

 

ひな祭りの由来や起源についてはこちらの記事でご紹介しています。

ひな祭りの由来を簡単に保育園児に伝えるポイントは!?

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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