「エアコンが冷えない・・・故障かな?」
とお考えではありませんか?
夏の家電トラブルとして多いのが、エアコンが効かない、冷えないということですよね。
ぼくの家でもいよいよ暑くなってきたのでクーラーのスイッチを入れたところ、風は出るのにまったく室内が冷えないという状況になっていました。
さすがに家の中で熱中症になりそうだったので、近所の電気屋さんに見てもらった結果、一応故障ということになったんですが、その時に電気屋さんとやり取りした内容をお伝えします。
ということで今回は、エアコンが冷えない原因と、買い替えの判断はどのようにすべきか、今回かかった修理費用などについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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エアコンが冷えない原因は?
エアコンのスイッチを入れたけど、冷えない(冷たい風が出ない)原因には、主に以下のようなものが挙げられます。
・エアコン本体の故障
・エアコン能力の限界
・メンテナンス不足
順番に見ていきましょう。
冷媒ガス漏れ
電源も入らないような明らかに故障している、あるいはエアコンのエラー表示が出ていて、故障箇所がはっきりしているというような場合を除いて、エアコンが冷えない原因として多いのがこの冷媒ガス漏れです。
冷媒ガスというのはエアコンの中を巡廻しているガスですが、何らかの原因で空気中に漏れ出してしまうことがあります。
ガスが漏れる(抜けてしまう)と、エアコンから風は勢い良く出ているのに、生ぬるく、室内がまったく冷えないという状況になります。
冷媒ガスが漏れ出す原因としては、取り付け時の施工ミスや、長期間使用したことによる経年劣化、その他配管の損傷や傷みなど様々な要因がありますが、まずは修理業者はガス漏れ検知器を使用してガス漏れしている箇所を探します。
すぐにガス漏れ箇所が特定できて、該当箇所の補修などができれば良いですが、漏れが極々わずかで、数年かけてガスが抜けていくなんて事もあり、該当箇所がなかなか特定できないということもあります。
ちなみに家の場合はこのパターンでして、購入から8年経ってはいるのですが、なかなかガス漏れ箇所が特定できず困りました。
修理費用として、冷媒ガスの補充だけなら10,000円~15,000円程度、これに補修修理などで5,000円~20,000円程度が目安になります。(溶接や配管取替え交換などがあると50,000~など)
ただ、ガス漏れ箇所が特定できていないと、家のように、ガスの補充はしたが、1シーズンでまたガスがなくなってしまう、つまり毎年冷媒ガスを補充するというようなことになってしまいますので注意してください。
エアコン本体の故障
エアコンの心臓部ともいえる圧縮機(コンプレッサー)や熱交換器部分などに不具合が起こる場合があります。
家のエアコンも今回修理業者に見てもらったところ、冷媒ガス漏れに加えて、熱交換器も不調であることが分かりました。
どうやらガスを補充しても、本来の設定温度通りの冷え方になっていないようです。それでもガスが入っていないときの生ぬるい風とは大違いですが・・・。
コンプレッサーなどの重要部品が故障となると、6畳~8畳タイプのエアコンでも修理は5万円~10万円程度はかかるようです。(部品交換・技術料・出張料など)
さらにガスの補充もしてもらうとその分もプラスでかかります。
さすがにここまで来ると、修理するより買った方が良いかなということを考えてきます。
エアコンの型番ごとの部品があるのも約10年となっていますので、一応エアコンの寿命も約10年程度かなと考えておいても良さそうですが、今回は少し寿命が短かったですねぇ。
寿命に関しては、エアコンの使用頻度やメンテナンスの仕方などでも変わってきますが、実際にはその機器の『当たりはずれ』というのも少なからずあるようですね。
実際の修理費用の見積もりをしてもらって、修理するか、買い換えるかの判断をされることをおすすめします。
エアコン能力の限界
これは故障というより、そのエアコンの性能が室内の広さや環境に合っていないという場合ですね。
部屋に差し込む日差しが強すぎる、他にも室外機に日が当たりすぎている、室外機の前に障害物があるなど、悪条件によってエアコンの性能が落ちている場合があります。
この場合は、エアコンの機種が部屋の広さにあっているか、冷たい風は出ているか、室外機の設置環境はどうかなどを確認し、遮光カーテンやすだれなどを使い、使用環境を見直してみてください。
ただし、「今までしっかり冷えてたのよ」という場合には、やはり冷媒ガスの漏れや、その他の故障を疑った方が良いですね。
メンテナンス不足
これも故障ではないですが、エアコンのフィルターがほこりやカビで詰まってしまっている、室外機のファンの周りにほこりがたまっている、などの原因で冷えなくなる場合があります。
エアコンのシーズン前とシーズン中には、できるだけこまめに掃除しておきましょう。
故障かなと思ったときも、まずはフィルターのほこりのたまり具合ぐらいはチェックしておいたほうが良いですね。
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買い替えの判断はどうするの?
他にもエアコンの故障しやすい箇所として、スイッチ類や内部の電気基板などが挙げられますが、この場合エアコンを分解して内部を修理というのはなかなか素人には難しいですので、やはり業者さんに確認してもらってください。
基板の取替え修理でも15,000円~25,000円程度はかかるようです。
買い替えの判断ですが、今回の家のエアコンのように、冷媒ガスが漏れている、漏れている箇所が特定できない、熱交換器も悪くなっている、購入から10年近い、このことを考えると、新しいものを購入することを検討しても良いですね。
お金をかけて該当箇所を修理しても、今度は違う箇所が故障して・・・ということも考えられます。
あくまで業者さんに見積もってもらってからの話ですが、同じような状況でお困りでしたら参考にしてくださいね。
おわりに
今回、家のエアコンはガスを補填してもらって12,500円ということでした。(今回は補修などは無し)
ある程度は冷えるようになったので、しばらくそのまま使って、後日買い換えるという判断になりました。
エアコンは、いざ必要になったときにトラブルが起こりやすいので、普段から調子を確認したり、定期的にメンテナンスをしておくことをおすすめします。
修理するにしても、買い換えるにしても高いですからね・・・。
ああ、また諭吉さんが・・・。 (ToT)
他にもエアコンに関する記事を書いていますので、ぜひ参考にしてください。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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