「良いお年を!」
毎年年末になるとよく聞かれる言葉ですよね。
ぼくも仕事でお世話になった人や、年末に会った人などによく別れ際に、「良いお年を」と言うことがありますが、よく考えたらこれって結局どういう意味?何の略?目上の人やビジネス上でも同じ使い方で良いの?と気になったことがあります。
もちろん実際にはきちんと意味のある、良いご挨拶の言葉ですから、きちんと意味を知って上手に使いたいですよね。
ということで今回は、『良いお年を』の意味や正しい使い方について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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良いお年をの実際の意味は?
「良いお年を~」に続く正しい言葉は、「良いお年をお迎えください」です。
結構これを略して「良いお年を」として使うことも多いですが、それゆえに「良い年(新年)をお迎えくださいね。」という意味なのか、「年末(今年)までの残り数日間を無事に過ごしてくださいね。」という意味なのか、と考えてしまうことがあるんですね。
でも全文を知ればその意味は分かりやすいですね。
つまり使い方としては、年の瀬に会った人に対して、次に会うのは新しい年が明けてからであろう時に使う挨拶で、良い(健康で幸せな)年(元旦から始まる新年)を迎えてくださいねという意味で使います。
お正月から始まる新年が、あなたにとって良い年でありますように。という風な意味合いにも取れますね。つまり来年のことを言っているわけです。
まあ広い意味では、年の瀬に相手に対し、「残る今年を無事に過ごし、健やかで幸せな新年をお迎えくださいね。」ということで使われているということですね。
そう考えると、一年の終わりの一時期にのみ見られる、相手を気遣う気持ちの良い挨拶の仕方だなぁなんてあらためて思います。
ところで、よく知っている人や友人、親戚の人などに対してはフランクに、「良いお年を~」なんて使いますが、仕事場の上司や、目上の方などに対しても同じ使い方で良いのでしょうか?
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「良いお年を」をより丁寧に使うなら?
上司や目上の方にも年末には「良いお年を」と言われることがあります。
こんなときは、感謝の気持ちと、良いお年を~を略さずに丁寧に話せば良い印象が伝えられるでしょう。
例えば、「ありがとうございます。今年も大変お世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願いします。○○さんも良いお年をお迎えください。」
もう少し短くするなら、「○○さんもどうぞ良いお年をお迎えください。」
と、略さずに言えば丁寧に伝えることができます。
折角のご挨拶ですから、あらたまって言ったつもりが、「良いお年をお過ごしください。」などと言ってしまうと、相手に「ん?」と思われてしまうかも知れません。
それでしたら、お正月休みのことで、「○○さんも良いお正月をお過ごしください。」と言った方が良いかも知れませんね。
いずれにしても上司や目上の方に丁寧に言うならば、略さずに言った方が良さそうです。
その際にはやはり「良いお年を~」に続く文言が出てこないと始まりませんからね!ここはきちんと覚えておきましょう!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
普段何気なく使っている言葉でも、あまり深く意味を理解していないことって結構ありますよね。しかも今回のような、年末の数日ほどしか使わない言葉だとなおさらあると思います。
今回の記事を参考に、年末の日常生活や仕事上でも上手にスマートに使ってみてくださいね!
ちなみに「良いお年を」と言って挨拶した人に、年内にもう一度会うことがあったとしても慌ててはいけませんよ!
そんなときは、「それでは!」良いお年をー!!と勢い良く言っておけば問題ありません(笑)
それではあなたも良いお年をお迎えくださいね!
他にもお正月に関する記事を書いていますのでご参考に。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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