鼻が詰まるし鼻水も多い、何か調子悪いな~鼻炎かな?と思っていたら数日後顔に鈍痛が・・・。
しかも下を向いたときに何かよく痛む気がするなぁ・・・。と思ったその時!!!
ポタタタタタッ!!と鼻から何かが滴ってきた!?え?鼻血!?でも黄色い!何コレ!?鼻水にしては透明色な黄色でさらさらしてるし、でも何か異様にベタつく!で、鼻をかんだらズルズルズルズルズルズルとありえない量のその汁が・・・ひぃぃ!
管理人「・・・な!なんじゃぁこりゃあああああ!?」←本当に言いました。(;-ω-`A) フゥ…。
これ、管理人本人の経験談なんですが、実際初めてのときはびっくりしましたよ!
とうとう脳みそが溶けてきたのか!?と焦りましたね。本当に。
で、病院で副鼻腔炎と診断されたわけですが、副鼻腔炎という病気は年間1000万人以上の患者さんがいると言われるほどの結構メジャーな病気なんですね。知りませんでしたよ。え?じゃあ結構同じような症状が出てる人がいるってこと!?
そういえば鼻に膿が溜まる蓄膿症は聞いたことがありました。よく鼻が詰まるとか、自分の鼻が臭うとか。
それでは今回はこの蓄膿症と副鼻腔炎という病気の違いは一体どこにあるのでしょうか、それぞれの症状などについて管理人の体験談と合わせて見ていきましょう!
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蓄膿症と副鼻腔炎の違い
両方とも鼻に関する病気のようですが、どういったところに違いがあるのでしょうか。
慢性化する副鼻腔炎
副鼻腔(鼻の穴の奥にある骨に囲まれた空洞の部分)が風邪などの体調不良時に細菌に感染して炎症を起こす病気のことを急性副鼻腔炎といいます。
急性副鼻腔炎はきちんとした治療を受ければ概ね1ヶ月以内には症状は改善していきますが、これがさらに悪化して概ね3ヶ月以上症状が改善しない、あるいは断続的、慢性的に症状が出ている状態のことを慢性副鼻腔炎(蓄膿症)と呼びます。
つまり、悪化して慢性化した副鼻腔炎のことを俗に蓄膿症と言うということですね。
症状の違いは?
どちらも始めは細菌などが鼻腔内に入ることで炎症を引き起こします。
この急性副鼻腔炎の時点ではあまり自覚症状も少なく、透明の鼻水がダラダラと出ても、「風邪の症状の一つかな」位に考えてしまうことが多いです。
それが悪化すると、副鼻腔に膿が溜まりだします。ある程度溜まった膿は鼻水と共にずるずる、ダラダラと出てくることになります。鼻の横辺りや頬の辺りといった顔面に鈍い痛みが出てくるのもこのころの症状です。副鼻腔に膿が溜まりだしていて内部を圧迫してきている状態ですね。まさしく当時の管理人の症状です。
膿が溜まっていると鼻水が黄色や緑色に変化してきます。管理人の場合はもう鼻水ではなく膿が直接鼻の穴からポタタタタと滴り落ちてくるような症状でした。ドロッともしていません。閉まりきっていない蛇口から水が落ちるようなイメージです。
それが触ると凄くベタつくんですよ。アロンアルファってありますよね。さらさらして見えるんですが、触るとすぐ粘着硬化しだすような、そんな感じです。
ここで付け加えておきますが、副鼻腔炎の症状は片側だけに出やすいことも特徴です。
これをさらにこじらせたり、適切な治療を受けずに放置してしまうことで慢性化(蓄膿症)してしまう可能性があります。
副鼻腔内で膿が発生し続けることや粘膜が腫れたりすることで、膿を排出しきれずにどんどんと溜まること(蓄膿)で慢性化します。また、その粘膜の腫れが膨らみポリープとなってしまう危険もあります。そうなるとさらに膿は排出されずに溜まってしまいますので、ポリープを切除する手術を行うケースもあります。
膿が上手く排出されず溜まることでさらに別の症状が出ることがあります。
酷い鼻詰まり、それによって常に鼻声になる、鼻の内部が臭う、口臭がきつくなる、顔面痛や頭痛が酷くなるなどが主な症状ですが、これらの症状が重くなることによって注意力や記憶力にも支障が出てくることもあります。また、後鼻漏といってのどの方に膿が流れ込んで非常に気持ち悪い、咳やタンの症状も出やすくなります。
症状を少しまとめておきます。
・ずるずるとその膿混じりの鼻水がよく出る
・顔に鈍い痛みがある、下を向くと特に痛む
・適切な治療を受けることで概ね1ヶ月以内には改善する
・顔面痛や頭痛がある
・鼻の内部が膿で臭う、呼吸すると臭う
・鼻水、鼻詰まり、鼻声
・後鼻漏による不快感
・咳、タンが絡む
・集中力の低下や疲労感
・これらの症状が慢性的に長期間続く
・治療に数ヶ月から数年を要することが多い
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症状が出たらどうすればいいの?
まずは早めに病院に行くことです。耳鼻咽喉科や総合病院であれば適切な診断をしてくれます。
目安としては鼻水の色や質が少しおかしいなと思ったら、早めに診察を受けた方が良いと思います。ただの風邪や鼻炎と思い込んで気付いたら慢性化してしまっていたというケースは多いようです。
また、原因は細菌だけとは限らず、アレルギー性のものやその他の原因も考えられますので、安易に自己判断してしまうことで治療を長引かせることにもなりかねません。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は記事が少し長くなりましたので、副鼻腔炎の原因や治療については別の記事であらためて書いていきたいと思います。
ちなみにこの管理人、ここ5年程の間に3~4回、副鼻腔炎を発症しております。あまり風邪はひかないのですが、風邪の度にこじらせて副鼻腔炎になっているような気がします。もともと化膿しやすい体質も関係あるんでしょうね。
しかし冒頭にも書きましたが、初めてこの症状が出たときは本当にびっくりしましたよ!
なぜかと言いますと、ちょうどその頃仕事が忙しく立て込んでいて、体の調子を崩してしまい、風邪の症状が出ていました。それでも仕事を続けていて、たまたま四つんばいみたいな格好をした時に顔がズキズキっとしたなと思ったら、鼻から見たこともないおかしな液体がぽたたたたたたと出るわけですよ。無論ティッシュなど間に合いません。
ぐはっ!!、嗚呼、こ、これはもう・・・・長くは・・ない・・・のか・・・。嗚呼、これが走馬灯とやらか。ふん、たいして良いもんでもない。それにしてもこれは何だ?まだ出るのか?と鼻をかんだらありえない量がズルズルと、で、冒頭の「・・・な!なんじゃぁこりゃあああああ!?」に繋がるわけですが、その後病院へ行きました。
管理人「せ、せせ先生ーっ!!あきまへん!!!ののの、脳汁が!脳汁が穴、鼻、ずびびびって!?」((( ;゚Д゚)))ひぃー!!!
先生「ああ、副鼻腔炎かな?風邪こじらせちゃったみたいね(若干別の所も?)、お薬出しとくから様子見てね~。はい次の人~。」
え、そうなの(´・ω・`)?
ということで抗生物質入りの薬をもらって1週間程で治りました。でもこじらせる前に早めに診察を受けるにこした事はないですよね。皆さんもどうかお気を付けください。
次の記事では副鼻腔炎の原因と子供の成績の関係について書いていますので、宜しければ併せて読んでみてくださいね!副鼻腔炎が原因で子供の成績が落ちることがあるって本当!?
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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