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世界遺産登録/富士山登山!山開きの時期2016年はいつ?初心者情報も!

2013年6月22日に世界遺産登録された日本一の山、『富士山』。

その後登山客は増え続け、同時に様々な問題も増加しているといいますが、今回は何より世界遺産に登録された富士山の登山を楽しみたい!ということにスポットを当てて書いていこうと思います。

富士山の2016年の山開き時期の情報や、富士山登山のベストシーズン初心者の方への耳寄り登山情報などを書いていますので一緒に見ていきましょう!

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世界遺産富士山!2016年山開きの時期はいつ?

まずは富士山の2016年今年の山開き時期の情報について見ていきましょう。

2013年まで富士山の山開きは例年7月1日~8月31日の2ヶ月間でした。

しかし現在は世界遺産登録後の混雑を避けるため、2014年より山梨県側と静岡県側の登山ルートで、それぞれ山開き時期が変わっており、期間の延長も行われているので注意してください。

2016年富士山の山開き予定は以下の通りです。(2016年4月現在/詳細は事前に確認してください)

登山口 山開き日 閉山日
山梨県側(吉田口) 2016年7月1日 2016年9月10日
静岡県側(富士宮口/須走口/御殿場口) 2016年7月10日 2016年9月10日
お鉢巡りのルート 2016年7月10日 2016年9月10日

基本的に山小屋の営業も上記に合わせて行われます。

注意点として、その年の気候により山開きしていても、積雪で頂上までいけないこともあります。

年によっては6月末の時点で、8合目より上に2~3mの積雪が残っていることも。

つまり山開き直後は、実際の山頂までの登山道は開通しているとは限らないということです。

 

また、登山ルートの整備が終わっていない状況では、トイレも整っていなかったり、下山ルートが閉ざされていて、登る人と下る人でルートが混雑したり、相応の装備が無い人はこれ以上登らないようにとの制限をされる場合があります。

現地で慌てないために、積雪状況や登山ルートの整備状況は事前にしっかり確認しておきましょう

 

富士山登山のベストシーズンは?

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それでは富士山登山のベストシーズンはいつ頃なのでしょうか。

山開きは7月上旬に行われるわけですが、登山のベストシーズンは梅雨明け後の7月下旬から9月上旬となります。(初心者の方はできれば8月末まで)

理由は7月上旬はまだ梅雨時季で天気が不安定です。また、9月以降は気温が下がってきます。

梅雨の明けた7月下旬頃からは、天気が安定しやすく登頂計画が立て易い、ご来光がよく見える、景色を楽しめる、気温が上がってくるので体調が安定しやすいということがいえます。

ただ、世界遺産登録後はなおさらこの時期は非常に混雑します。混雑しているとペースが乱れやすく、高山病のリスクも高まりますので、出来れば連休、週末を避けて平日の登山がおすすめです。

 

以下に目安となる過去3年間(2012年~2014年)の実際の山頂までの開通日と、梅雨明け宣言日を記載しています。

山頂開通日 2012 2013 2014
吉田口(山梨県) 7月1日 7月1日 7月1日
富士宮口(静岡) 7月13日 7月8日 7月18日
須走口(静岡県) 7月8日 7月1日 7月10日
御殿場口(静岡県) 7月20日 7月1日 7月18日
富士山周辺の梅雨明け日 7月23日頃 7月7日頃 7月21日頃

こうしてみると年によってまちまちですが、やはり概ね7月下旬頃が良い条件が整ってくるようですね。

また、シーズン中のほとんどの日がマイカー規制となっています。


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富士山登山初心者の方への耳寄り情報

 

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最後に、富士山に初めて登山するというような初心者の方に役立ちそうな情報を集めてみました。

①シーズン中の登山は山小屋の予約は早めに。

山頂で御来光を見るために8合目の山小屋はよく混みますので、早めの予約が必要です。

 

②弾丸登頂はやめましょう。

日程の関係もあるかとは思いますが、急いで登ることにより一気に高山病のリスクが上がります。

パートナーと自分の力量を見極めて、無理の無い登山計画を立てましょう。

 

③諦めも大事。

高山病の症状が出てしまったら、そうそう治るものではありません。さらに無理に登れば命の危険が出てきます。

というより重症の場合、もう動くことすら出来なくなってきますので、勇気を持って早めに下山の決断をすることが大事です。特にお子さんの状態をよく見てあげてくださいね。

ちなみに御来光は頂上でなくとも綺麗に見れます。(もちろん天気次第です。)

そしてまたいつかチャレンジすればいいのです。

 

④寒さに備えよう。

地上から標高が100m上がるごとに気温は0.6度下がるといわれます。

つまり夏の地上が気温30℃の日でも、富士山頂は22℃以上低い、一桁台の真冬の寒さですね。

これに山頂で風が吹いていれば体感温度はもっと下がります。

決して侮らず、服装、装備を確認しましょう。

 

⑤初心者向けルートは吉田口と富士宮口。

吉田口ルートは山小屋の数が多いことや、救護所があること、また、登りルートと下りルートがあり自分のペースで歩きやすい。夏は吉田口ルート側から御来光が見える。

富士宮口ルートは一番登山距離が短く標高差が少ないが、その分傾斜が急になる。

それぞれ登山経験が無い初心者でも登りきることは出来ますが、あくまで富士登山ですので、事前にある程度の体力作りとしっかりした装備、高山病対策はきちんとするべきです。

 

⑥山の天気に注意。

登頂の成否を分けるのは天候によるところも多いです。

雨や風の日はそれだけで登山の難易度が一気に増します。

山の天気は異常なほど変わりやすく、運の部分も出てくるでしょう。

低体温になると高山病にかかりやすくなります。また、気圧の関係も出てくるでしょう。

ここでも無理は禁物です。むしろ初心者が一番注意すべきは行くか戻るかの状況判断力です。

 

⑦山小屋内について

御来光を見るための人で山頂付近の山小屋はぎゅうぎゅうに混みます。

正直寝られる状況でなかったり、寒さに凍えることもあります。

このときに寝不足などで体調が悪くなることも多くありますので、ゆとりのある登山計画が望ましいといえます。

 

⑧物価について。

富士山では頂上に近付くにつれ物価が上昇していきます。

ペットボトルの水500mlが500円ほどになります。

しかし高いからといって何リットルも担いで登山することは体の負担になりますので、これについても自分の体力と相談して無理の無い装備にする必要があります。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

パノラマの景色に御来光、雲海などなど魅力の多い富士登山ですが、良い思い出を作るためにも安全かつ気持ち良く登山したいですね。

 

ところで管理人がやたら高山病について気にするのには訳があります。

実は管理人自身が、初の富士山登山で高山病でのたうちまわるという経験があるためです。(あれはホンマにアカンですね)

ひ、ひぃぃ!思い出すだけで頭がっ!!!ず、ズッキーニ!!!

 

すみません。取り乱してしまって。

管理人が高山病になった記事はこちらです。高山病の症状ってどんなの?実は結構危険です!

 

高山病にならなかったらかなり楽しめるんですけどね~。( ̄▽ ̄)

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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