「ブースターケーブルってどう繋ぐの?」
とお困りではありませんか?
車のトラブルの中でも多いのが、バッテリー上がり。
ぼくも普段の生活の中でほとんど毎日車に乗りますので、自車、他車問わず、いつでもバッテリー上がりに対応できるように、車の中にブースターケーブル(バッテリー同士を繋いで通電するケーブル)を常備しています。
でもいざ車のバッテリー同士を繋ごうとしたとき、気になるのがブースターケーブルの繋ぐ順番ですよね。正しい順番で繋がないと、バッテリーショートなどの原因にもなりますので、注意してくださいね。
ということで今回は、ジャンピングスタートを行う際に気をつけたい、車のバッテリーの繋ぎ方の正しい順番について書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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車のバッテリーの繋ぎ方!正しい順番は?
ブースターケーブルは以下の順番で繋ぎます。
②救援する車の+端子
③救援する車の-端子
④救援される車の-端子
ブースターケーブルは赤と黒のケーブルが1本ずつあります。
赤は+同士を繋ぎ、黒は-同士を繋ぎます。
救援車がトラックや一部の大型SUV車など、電圧が24vの車両は使用不可です。双方が12v車であることを確認してください。また、バッテリーの液量や取り付けは正常かということも確認します。
次に、安全のために、あらかじめケーブルに劣化や損傷、水濡れなどがないかチェックしておきましょう。
クリップの柄の部分のゴムが取れてむき出しになっている、ケーブルのゴムが破れて中の線がむき出しになっているなどがあれば、感電事故や火災の恐れがありますので、絶対に使用しないでください。
ブースターケーブルに異常がなければ、軍手やゴム手袋を着用した上でバッテリー同士を繋いでいきます。
繋ぎ方手順
双方の車のキーがOFFであることを確認してください。
バッテリーの+端子には赤いキャップがしてあることが多いです。双方の車の+端子のキャップを外し、端子部分をケーブルのクリップでしっかり挟みます。
順番は上述の通り、①救援される車の+端子、②救援する車の+端子、③救援する車の-端子、④救援される車の-端子です。
このとき、最後の-クリップは、救援される車のバッテリーの-端子部ではなく、車体の金属部の方がベターではありますが、プラスチック部分が多く良い挟み場所が見つからなければバッテリーの-端子部でOKです。
最後の-端子を挟む際、パチパチと火花が飛ぶことがありますが、ここは怖がらずに迅速かつ確実に、さっと挟むことがコツです。慌てる必要はありませんが、金属部を当てたり離したりしていると、バチバチとして余計に怖いですからね。^^;
注意点として、ケーブルを繋ぎだしたら、ケーブル同士を接触させたり、クリップの金属部分を車体に当てないこと。バチッという火花と共に、バッテリーショートやヒューズの故障に繋がります。
それぞれ+と-を繋ぎ終わったら、救援する車のエンジンをかけ、1分~2分程度アイドリングします。その後、救援する車のアクセルを少し踏み、エンジン回転数を上げつつ、救援される車のエンジンをかけます。
これで単純なバッテリー上がり(ライトの消し忘れなど)であれば、大体はエンジンがかかります。
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ケーブルを外す順番は逆から
エンジンがかかったことを確認したら、すぐにブースターケーブルを取り外しますが、この際は取り付けた順番の逆を行います。
つまり、①救援される車の-、②救援する車の-、③救援する車の+、④救援される車の+、という順番になりますね。
ケーブルを外していく際にも、車体への接触には十分注意してください。
バッテリー上がりから回復した車は、30分~1時間程度はエンジンを止めないようにして、バッテリーを充電しておきましょう。
おわりに
最後にこんな場合は要注意!ということについても書いておきますね。
バッテリー上がりから回復し、しばらくアイドリングや走行した後、エンジンを切ると、またエンジンがかからないという場合には、バッテリーの寿命や発電機の故障などが考えられてきます。
特にバッテリーが上がった原因(ライトの消し忘れなど)が特定できていない場合は要注意です。
発電機の故障などでは、走行中にエンストしてしまうこともあり大変危険ですので、早めに整備工場で点検してもらってくださいね!^^
バッテリー上がり、その他のトラブルについては、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
車のエンジンがかからない原因は!?バッテリー以外も要チェック!
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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コメント
[…] *参照* […]
[…] バッテリーの(+)と(+)、(-)と(ー)につなげばかかります。 […]