「ガソリンランプがついたけど、あとどれくらい走れるの!?」
とお考えではありませんか?
近くにガソリンスタンドがないところで、ガソリンランプがついてしまうと焦りますよね。しまった!あの時給油しとけば・・・!と思っても後の祭り・・・。
とはいえ、道端でガス欠だけはしたくない!ですよね。分かります。
それでは今回は、ガス欠経験のあるぼくが、車のガソリンランプ(給油ランプ)がついてからどれくらいの距離走行できるのかということについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!
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あと何リットル残っているの?
「あと何km走れるのか?」の前に、まずはガソリンランプがついたら「あと何リットル残っているのか」ということについて考えておきましょう。
そこからその車の燃費を考慮すれば、大体の走れる距離が見えてきますからね。
基本的に国産車の場合、燃料タンク内のガソリン残量がおよそ5リットル~10リットル程度になるとガソリンランプが点灯する車が多いようです。
個人的には、比較的燃料タンクの小さい軽自動車でおよそ5リットル~8リットル、普通車でおよそ8リットル~10リットル(車によっては12リットル)くらいでガソリンランプが点灯しているのではないかなと考えています。
軽自動車の燃料タンクの容量(満タン)は小さいもので20リットル、大きいもので40リットル程度、普通車では40リットル~60リットル、それ以上の大きな車種もありますよね。
ただこれが車種によって結構バラバラです。軽自動車でも、20(リットル)、27、30、35、36、37、40リットルと、なかなか細かく設定されています。普通車も同様に40、42、45・・・とちょっとずつ違います。
このことから、ガソリンランプがつくのは大体その車のタンク容量の2割程度と考えておけば大きなズレは無いでしょう。
ちなみに、例えば60リットルタンクの車でガソリンランプがついた時点で給油し、51リットルで満タンになったとすれば、9リットルでランプがついた!となりますが、ガソリンスタンドの入れ方によっては本当に目一杯入れるところもありますし、ランプがついた時点での車の傾斜も関係しますので、多少の誤差は出てくることが考えられます。
それでは次に本題の、あとどれくらい走れるのかということについて見ていきましょう!
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あとどれくらい走れるの?
さて、本題のあとどれくらい走れるのかということですが、残りのガソリン量とあなたの車の1リットル当りの燃費をかければ出てきますね。
ガソリンの残りが10リットルで、あなたの車の燃費がリッター10kmであればおよそあと100km走れるということになります。
ただし!これはあくまでざっくりと限界値を考えた場合です。
実際にはガソリンランプがついたのが本当に10リットルの時点だったのかも分からなければ、リッター当りの燃費などは走行状況によってかなり変わってきます。
また、幹線道路を時速50kmで流れるように走るのと、市街地で信号待ちしながら走る場合でも走れる距離はかなり違ってきます。(前者の方が距離は伸ばせるでしょうね)
カタログに掲載されている燃費の数値は、実用ではほぼ出ないことも忘れてはいけませんよ。あとは残りほんとにわずかになってくると、坂道がやばいです。燃料タンクが傾いた時点でガソリンが供給できなくなります。
以上のことから、実際にはあとどれくらい走れるのかということについては、かなり低く見積もっておくのが無難です。半分程度に考えておいた方が良いですね。
ただ、実際には多くの車が50km程度は走れるようになっています。これは高速道路のガソリンスタンドのあるサービスエリア間はもつ距離です。
でも、「えーと、限界があと100kmだから、90kmくらい走ったら給油しようかな」なんてやっていると、そのうちやらかしますよ。
え?何を?って?
ガス欠ですよ!!
想像してみてください。
通勤ラッシュ時、皆が1分1秒の時間を争っているとき、交差点のど真ん中でもしガス欠などしようものなら・・・!アワワワ
最初は「何かに気をとられているのかな?」、「ピッ」という感じで後ろのドライバーさんが優しくクラクションで教えてくれます。さらに3秒後には「ピッピッ」となり、その5秒後には3台ぐらい後ろの車から「パアアアアアアアアアーーーー!!!!」という音が聞こえてくることでしょう。
そして信号が変わってしまっても動かないあなたの車に、前後左右の数十台の車から矢のような視線が浴びせられます・・・。ひ、ヒイイーもうやめてー!
こんな恐ろしいことにならないためにも、50km以内をめどに、車種や走行状況によってはもっと早めに給油しておきましょうね!
ガス欠の予兆ってどんなの?
上のガス欠の話はぼくではないですが、一度、ガソリンメーターが故障していて、まだメーターでは燃料があるのに実はカラだったということがあります。(これは盲点)
ガス欠になると当然エンジンは停止します。
止まる直前には、特にのぼり坂や下り坂で「ブルルン・・・ブルン・・・」とエンストしそうな気配が出ます。それでも走り続けると、平坦な道でも「ブル・・・ブルン・・・」となり、アクセルを踏んでも吹け上がりません。
こうなると時間の問題ですね。「ブルブル・・・ストン」とあっけなくエンジンは止まり、その後はキーを回しても勢いよく「キュルルルルル」とセルは回りますが、エンジンはかかりません。
映画でゾンビや化け物に追われた主人公が、早く車を発進させたいのにエンジンがかからず焦りちぎっている状況を想像してもらえれば分かりやすいと思います。
でも走行中にガス欠でエンジンストップするというのは本当に危険ですからね。試しに限界まで乗ってみるというようなことも絶対やめましょう。
おわりに
実際に燃料切れでガス欠してしまうと、エンジンや燃料ポンプなど、車の大事な箇所に大きなダメージを与える可能性があります。
また、高速道路などでガス欠となった場合、事故やその他の不可抗力があるような場合を除いては、道交法違反となり切符(罰金も)を切られることもあります。
そして何より、路上での思わぬ停車は大事故を招きかねない危険な行為です。
あなたがその当事者となってしまわないように、ガソリンランプはいつでも気にかけておいてくださいね!
それではお互い安全運転で!^^
他にもガス欠に関する記事がありますのでぜひご参考に。
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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