「ドコモのウルトラデータLパックの繰り越しについて詳しく知りたい」
とお考えではありませんか?
ドコモのウルトラパックプランが2016年9月よりリリースされていますが、もう変更はお済でしょうか。
月々20GBや30GBまでデータを使える大容量プランですので、スマホやタブレットをたくさん使いたいというハードユーザーにはなかなか手応えのあるプランですね。
ドコモを20年以上愛用している僕も、2016年の年末にデータMパックからウルトラデータLパックに契約を変更しました。現在までに半年ほど利用していますが、速度制限を気にすることなくたっぷりとデータが使えるようになって助かっていますよ。
とはいえ、これだけ大きなデータプランになると、月々使いきれないデータも出てきますよね。その場合はパケットくりこしが適用されますが、どのような形で繰り越しされるのか、いつまで有効なのか、上限や条件はあるのかなどなど気になる部分も出てきます。
毎月やりくり上手に利用するために、ウルトラパックの余ったデータの繰り越しはどのように扱われるのかということは、しっかり把握しておきたいですね。^^
ということで今回は、ドコモのウルトラデータLパックの繰り越しについて解説していますので、一緒に見ていきましょう!
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ウルトラデータLパックの繰り越しを解説!
ウルトラデータLパックの繰り越しについて、今回は以下の点について解説していきますね。
・繰り越しの条件は?
・使用されるデータの順番は?
順番に見ていきましょう。
有効期限はいつまで?
☆今月余ったデータの繰り越しは、【翌月末まで】です。
例えば2017年6月30日が終わった時点で使いきれなかったデータは、翌月2017年7月に繰り越されますが、その有効期限は7月31日までとなります。
さらに7月にも余りが出れば、7月分の繰り越しは8月末日までとなりますが、6月分は8月には繰り越されません。7月末日をもって消滅することになります。
まず、【データの繰り越しは翌月まで】と覚えておきましょう。
ちなみに【パケットくりこし】は特に申し込みしなくても適用されますが、データSパックなど一部のプランではもともと対象外となります。
以下に対象となるプランをまとめました。※(2017年6月現在)
パケットくりこし対象プラン |
---|
データMパック(5GB) |
データLパック(8GB) |
ウルトラデータLパック(20GB) |
ウルトラデータLLパック(30GB) |
シェアパック5~30(GB) |
ウルトラシェアパック30 |
ウルトラシェアパック50 |
ウルトラシェアパック100 |
ビジネスシェアパック5~3000 |
ウルトラビジネスシェアパック30 |
ウルトラビジネスシェアパック50 |
ウルトラビジネスシェアパック100 |
今回は僕も利用しているウルトラデータLパック(20GB)について主にお話していきますが、繰り越しについては基本的にウルトラデータLLプラン(30GB)など、上記の他のプランでも同じように考えていただければ結構です。
繰り越しの条件は?
パケットくりこしには様々な条件や決まりがあります。
まず、データの繰り越しは、1GB単位で繰り越されます。
例えば月に20GBまでの契約で、今月に15.2GBを使ったとします。この場合余りは4.8GBですが、1GBに満たない端数は全て切り捨てとなりますので、翌月への繰り越しは4.0GBとなります。
0.1GBでも超えた分は1GBとして切り捨てられるので、少しもったいなく思うところですね。
ただし、当月の容量が足りなくなってしまって追加購入(1GB追加オプションなど)したデータ分に関しては、1GB未満の端数も繰り越すことができます。そのため、月末に購入して少ししか使わなかったとしても、翌月に使うことができます。
他に注意点としましては、各種キャンペーン等で付与された【ボーナスパケット】は繰り越しの対象外となること、また、契約プランの変更や2台目プラスの変更または廃止を行った月には、パケットくりこしが適用されませんのでご注意を。
使用されるデータの順番は?
先月から繰り越された分も含めて、今月に全部使いきるということであればあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、なかなか大容量プランだとそうもいきませんよね。
多少ずつでも、毎月毎月データが余るという状況も出てくるでしょう。
そんな時に重要になってくるのが、データの使用順序です。
「当月分のデータ、先月からの繰り越しデータ、先に使われるのはどっち?」というような疑問も出てきますよね。これも毎月のやりくりをする上では必ず知っておきたいポイントです。
繰り越し分があった翌月に使用されるデータの優先順位は以下の通りです。
使用される順番 | データの種類 | 備考 |
---|---|---|
1番目に使用 | 当月の契約プラン分のデータ量 | (例)当月分の20GB |
2番目に使用 | ボーナスパケット分のデータ量 | キャンペーンなどの付与分 |
3番目に使用 | 前月の繰り越し分のデータ量/追加購入分データ量 | ここで先月からの繰り越し分 |
4番目に使用 | 当月の追加購入分のデータ量 | 当月追加購入した場合 |
ポイントは、当月の契約分が先に使用され、先月からの繰り越し分が後に使用されるというところです。
データが使用される順番がなぜ重要なのかといいますと、毎月の繰り越しデータ量がこれによって変わってくるからです。
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データが使用される順番を例題でチェック!
例えば、ウルトラデータLパック(20GB)を契約していて、7月に12GBを使用したとしましょう。すると翌月8月に8GBが繰り越されて、8月は28GBが使えます。
そして8月には20GBを使った場合、まだ8GB残っていますが、これは7月からの繰り越し分のため、9月には繰り越されないのです。(7月の繰り越し分の有効期限は8月末でしたね。)
ここで、【もし順番が逆の場合】を考えてみましょう。
同じく7月分の残り8GBが8月に繰り越しされ、8月は20GBで終了したとします。8月に使用した20GBのうち、最初の8GBまでが7月分の繰り越しデータ量であったとすれば(もしも繰り越し分が先出しの場合)、8月は契約分20GBのうち、「12GBで済んだ」ということになりますので、8月も当月契約分から8GBが余ることになり、9月にまた8月分の残り8GBが繰り越されるということになります。
しっかり考えていただければ分かると思いますが、もし使用される順番が逆になれば、僕らにとって非常にありがたい契約となりますね。
しかし「そうは問屋が卸さない」というものです。
実際にはしっかりと上記の表の通り、先に当月分(契約分の20GB)が使用され、それを超えて初めて先月からの繰り越し分が使われます。
つまり先ほどの例ですと、8月は20GBで終わっても、28GBで終わっても、9月への繰り越しは無しということに変わりはありません。ただ、7月からの繰り越し分を当てにして、いつもの20GBより多く使えるというのが特典ですね。
もう一点、このパターンで、8月が15GBの使用で終わった場合も例に挙げておきますね。
この場合は、8月の契約分の20GBが15GBまでしか使われなかったということで、5GBが9月へ繰り越しされます。そして7月分からの繰り越しデータ量(8GB)は8月中に全く使用されずに8月末で消滅したということになります。
あとはこれの繰り返しですね。9月は25GBまで使えますが、20GB以上使えば10月への繰り越しは無し。例えば18GBの使用で終われば、10月へは2GBが繰り越しされ、8月からの繰り越し分の5GBは9月中に使われずに消滅したということになります。
なんとなくややこしい話に聞こえますが、パケット繰り越しが適用されるプランを契約しつつ、マイドコモなどで毎月のデータの残り具合や繰り越し分の動きをグラフを見ながら追いかけていると、とても分かりやすいですよ。
おわりに
最後にもう一度簡単にまとめておきますね。
僕と同じくウルトラデータLパックをご契約の方も、それ以外のプランをご契約中の方も、ドコモのデータの繰り越しに関しては概ね同じ内容になっていますので、参考にしてくださいね。
・繰り越しは1GB単位。(追加購入分を除く)
・データは当月契約分が先、繰り越し分は後に使用される。
・マイドコモで毎月の動向を把握しておくと良い。
データの繰り越し(パケットくりこし)は色々と規定があって一見すると難しく感じてしまいますが、時々自分の毎月のデータ量の動きをチェックして、「今月は何GBだな」などと考えながら利用していれば、自然に把握できるようになりますよ。
また、「先月はたくさん余ったなあ」、「どうせ今月末に消滅するなら、余裕のあるうちに容量の大きいプログラムをインストールしておくか・・・。」などと、データ量と繰り越しの関係を把握しておくことで、上手に利用できる可能性も上がります。
ちなみに僕の場合ですが、ある月には5GB程度しか使わず、翌月に35GBまで利用可能!となったときもありました。
35GBって・・・。(^^;)なかなかですよ。当然使い切れずに消滅する分が出てしまいましたが、それはそれで速度制限などまったく気にしなくて済みましたし、使う月はそれなりに使いますからね。
ということで、僕はウルトラデータLパックプランをかなり愛用させてもらっています。
あなたもぜひ今回の記事を参考に、データ量のやりくり上手になってくださいね!^^
ドコモに関する記事が他にもありますのでご参考に。
ドコモのスピードモードと1GB追加オプションの違いを解説!!
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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