ものもらいが治ったと思ったらまたできた!?
目の周りを清潔に保っているにもかかわらず、繰り返しものもらいができてしまうのは、実は日常のストレスや疲れが関係しているかもしれませんよ!
あの何ともいえない痛がゆさが何度も起こるのは困ったものですね。
今回は、ものもらいの原因とストレスや疲れとの関係性について見ていきましょう!
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ものもらいができる原因は?
では早速、ものもらいができる原因について見ていこうと思いますが、その前にものもらいには2種類あるということを知っておきましょう。
麦粒腫と霰粒腫
ものもらいとは、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と霰粒腫(さいりゅうしゅ)を合わせた総称ですが、発症する原因や症状はそれぞれ違いがあります。
麦粒腫はまぶたにあるマイボーム腺やその他の分泌腺が細菌に感染することで腫れやかゆみ、痛みなどの症状が出るものです。
(※マイボーム腺とは、上下のまつ毛の内側に並ぶ涙の油分を分泌する腺です。)
一般的にかゆみや痛みを伴ういわゆる多くの『ものもらい』はこの麦粒腫のことを言います。
今回はこの麦粒腫のものもらいについて主に書いていきますね。
もう一方の霰粒腫はこのマイボーム腺に脂肪が詰まり、白っぽいできものができたり腫れたりしますが、麦粒腫との違いは細菌感染によるものではなく、偶発的に発症するものであるということです。
細菌によって発症するわけではないので、麦粒腫とは治療法も違ってきます。
また、治療期間も長くなることが多く、場合によっては手術で切開するといった処置が取られます。
痛みやかゆみを伴わず、ぷくっと膨れてくるようなものもらいの場合にはこの霰粒腫も考えられますので、いずれにしても安易な自己判断はせずに眼科を受診するようにしてください。
ものもらい(麦粒腫)ができる原因は?
一般的なかゆみや腫れ、痛みを伴うものもらい(麦粒腫)ができる原因は上述した通り、マイボーム腺やまつ毛の毛穴などが細菌に感染することで起こります。
一言で細菌と言っても、一体どのような菌が原因となるのでしょうか。
多くの場合、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌が原因菌となっています。
これらの菌は常在菌といって、普段から私達の体にいる特に病原性の無い細菌です。
目には見えませんが、人の体の中や外にはこうした多種多様の細菌が住んでいるんですね。
健康な体のときはこれらの常在菌は特に害は無いのですが、病気のときや抵抗力の落ちているとき、または怪我や傷口などがあると一変し、炎症などを引き起こす原因となってしまうんですね。
「お!怪我を見つけたぞ!しかも不衛生にしているキン!しめしめ・・・( ´艸`)ウヒヒ」
と黄色ブドウ球菌の気持ちになって考えてみましたがここはスルーしてください。
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ストレスや疲れも原因になる?
上述したとおり、免疫力が低下して体の抵抗力が弱まっているときや、不衛生な環境があるとものもらいを発症しやすくなってしまいます。
ここではものもらいになりやすい生活習慣について見ていきましょう。
ストレス・疲れ
ストレスや疲れが溜まっているときは、細菌に対する抵抗力や免疫力が低下します。
このときにまぶたや目の周りに常在している黄色ブドウ球菌などに感染してものもらいができやすくなります。
睡眠不足も同様に免疫力の低下を招きますので、「疲れているな・・・。」と感じたときはしっかりと睡眠を取って、体の自己免疫力を回復させましょう。
食生活のみだれ
普段の食生活も体の免疫力に大きく関係しています。
甘いものや辛いものの刺激物や飲酒は控えめに、免疫力を高める食事を心がけましょう。
ビタミンやミネラルをバランス良く取ることが大切です。
不衛生
免疫力の低下に注意していても、雑菌の多い不衛生な状態ではものもらいになりやすくなってしまいます。
洗顔や手洗いで常に清潔な状態を保つようにしましょう。
コンタクトレンズの使用やメイク時も同様に注意です。
生活環境
身体を清潔にすると共に、室内や寝具などの生活空間、環境も清潔にしておきましょう。
洗顔タオルなどもこまめに取り替えて清潔を保ちましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はものもらいの原因とストレスや疲れとの関係性について見てきましたが、管理人は肌が弱いということも関係してか、気を抜くと結構あっさりとものもらいができてしまいます。
しかし最近では慣れたもので、ちょっとでも目の違和感を感じた初期の段階で、洗顔や目薬でケアしてしまいます。
おかげでそこまでまぶたがボンボンに腫れたりといった所まではなかなか行きませんが、昔はよく腫らしてしまいましたね。
鏡を見たときに、え?・・・こ、これは・・・は、般若( 笳「 д 笳」)ムゥ!!・・・かと思いましたよ・・・ガク。
ものもらいの症状についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。ものもらいの症状ってどんなの?人にうつる可能性はあるの!?
それでは今回はこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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