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手足口病は大人もなる!?症状は軽い?重い?一度なっている場合は?

夏も真っ盛りですが、今年もどうも手足口病がよく流行っているみたいですね。

手足口病か…。懐かしいな。ま、立派なおっさんである管理人は大丈夫…と思いきや!?

5歳の娘がしっかり手足口病にかかっておりましたよ!!!(大汗)

 

とはいえ、保育園や幼稚園に通うお子さんのいる家庭では、お子さんが手足口病に感染することは珍しいことではないんですよね。とにかく悪化させてしまわないようにしっかり病状を見守ってあげたいものです。

 

ところでこの手足口病、実は大人でも感染することがあり子供とは違う症状が出やすいといいます。

それでは子供の看病をしていて大人が手足口病に感染してしまった場合、どのような症状が出るのでしょうかそもそも手足口病ってどんな病気?子供の頃に一度かかったことがあっても感染することがあるのでしょうか?

今回は大人も気をつけたい手足口病の症状や疑問について書いていきたいと思います。

それでは行ってみましょう!

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手足口病とは?どんな病気?

手足口病とは、手や足、口の中などに水疱性の発疹が出る病気で、ウイルスによる感染症の一つです。

原因となる主なウイルスは、コクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71と呼ばれるもので、他にもコクサッキーウイルスA10などが原因となり発症します。主に夏に流行しますが、冬でも感染することがあります

患者の約90%が生後6ヶ月から5歳までの乳幼児のため、主に『子供の病気』として認識されています。

 

手足口病の主な症状は?

ウイルスに感染してから3~5日程度の潜伏期間を経て発症します。

手のひらや甲、足の裏や足の甲、お尻などに2mm~3mm程度の水疱性の発疹が見られます。また、口の中にも水疱(口内炎)ができるのも特徴です。

体にできた発疹には痒みや痛みといった症状は少ないのですが、口内炎が痛むことが多くあります。また、発熱がある場合がありますが、高熱が続くことはほとんどありません。

通常、症状は数日から1週間程度で治まっていきますが、稀に髄膜炎や脳炎などといった重篤な合併症を引き起こしてしまうケースがあります。手足口病と診断されていても、高熱が続く、症状が酷いといった場合には注意しなければなりません。

特に子供は症状を上手く伝えることが難しいので、しっかりと経過を見守ってあげる必要がありますね。

 

治療方法は?

現在のところ、手足口病に有効となる特効薬やワクチンはありません。症状に応じた治療(対症療法)が行われます。通常は重症化するケースは少ないため、安静にして回復を待ちます。

口や喉が痛み、食事や水分が取りにくいということがありますので脱水症状などに注意が必要です。

また、前述したように、合併症には注意が必要です。病中、高熱が続く、頭痛、吐き気、嘔吐、ぐったりしているなどの症状があればすぐに医療機関を受診しましょう。

 

感染経路は?

ウイルスの感染経路は、患者のくしゃみなどによる飛沫感染やウイルスの付着したものを介してうつる接触感染、子供のオムツ替えなどの際に感染してしまう糞口感染があります。

手足口病の流行する時期には、子供は保育園や幼稚園での集団生活の中で感染することが多く、大人は乳幼児のオムツのお世話や子供との接触の中で感染することがあります。

また、患者は症状が治まっても2週間~1ヶ月ほどは菌の排出が続き、この間はウイルスの感染力がまだありますので、家庭内での二次感染には注意が必要です。手洗い、うがいを徹底しましょう。


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大人の手足口病とは?

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これまでに書いてきた通り、従来手足口病は多くは乳幼児がかかる感染症です。

しかし、近年大人もこの手足口病を発症するケースが増えています。しかも大人が手足口病を発症した場合、その症状は子供よりも重くなる傾向にあります

 

子供と大人の症状の違いは?

大人が手足口病にかかった場合も同じく主に手足や口の中に水疱ができますが、症状が大きく異なる点がいくつかあります。

・手のひらや足の裏の発疹が激しく痛む
・発疹に激しい痒みを伴うこともある
・39℃を超える高熱が続く
・頭痛、筋肉痛、倦怠感、嘔吐等の症状
・口内炎が喉の奥まででき激痛がある
・回復してから1~2ヵ月後に手足の爪がはがれることも

 

個人の免疫、抵抗力、体力の違い、感染したウイルスなどによって症状に個人差はありますし、上記の全てが一度に出るとは限りませんが、ほとんどが子供の手足口病にはあまり見られない重篤なものです。

その症状はどれも重く、手足の発疹の激痛により手で物が触れない足の裏が歩けないほどに痛むといったケースや、口の中から喉にかけて大量にできた口内炎が激しく痛むため、食事ができない水すらも飲み込むのに苦労するといったケースが多くあります。

また、症状が回復してから手や足の爪が剥がれてしまうというような症状も報告されています。

反対に、人によっては発熱も無く、わずかにできた水疱がいつの間にか治まっていたという本当に軽度な症状で済むこともあり、症状の重さは個人によって様々と言わざるを得ません。

 

過去に一度なったことがあってもうつるの?

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過去の手足口病の原因となったウイルスに対しては免疫ができますが、手足口病には複数のウイルスが原因となり得るため、一度発症したことがある大人でも、別のウイルスに感染して発症することがあります

また、免疫が弱かったり、疲れや生活習慣で抵抗力が落ちているときなどは感染しやすくなるので注意が必要です。

 

職場への出勤や登園の判断は?

手足口病は小学校や保育園ではインフルエンザや風疹のように特に明確に『出席停止』とは定められていません。しかし通っている学校や保育園によっては定められている場合がありますのでよく確認をしてください。

また、発熱がある口内炎が酷く食事に支障が出ている発疹やその他の症状が酷い、などが見受けられるときは出席停止となるケースがあります。通いの学校や保育園、かかっているお医者さんにきちんと相談しましょう

同じく職場への出勤も特に社内の取り決めが無ければ自己、又は会社の判断ということになりますが、症状が酷く業務に支障が出るほどであればきちんと会社に相談することが望ましいでしょう。

出勤する際にも、飛沫感染の防止にマスクを着用するなどの配慮を心がけましょう。

 

おわりに

今回は手足口病について色々と書いてきましたが、手足口病は決して子供だけの病気ではないむしろ大人の方が重症化しやすい何度もかかる可能性がある、ということでしっかり認識を改めないといけませんね。

その後、家の娘も特に酷くはならず、3~4日程できれいに治っていきましたよ。

 

ちなみに最近手足口病の重い症状を患ったという管理人の知人曰く、『ああ、あれね。地獄。二度とかかりたくないね。』とのことでした…。…それ以上聞きませんでしたが、おそらく地獄絵図だったのでしょう…ね。

手足口病、お子さんの看病をしっかりしてあげると同時にご自分のケアもお忘れなく。 (;^ω^A

 

手足口病に症状がよく似ている『3大夏風邪』の一つヘルパンギーナと、もう一つの3大夏風邪プール熱についてはこちらの記事を参考にしてください。

ヘルパンギーナと手足口病の症状の違いってどこにあるの!?

これってプール熱!?子供にこんな症状が出たら要注意!!

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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