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お正月飾りはいつからいつまで飾る?外した後の処分の仕方は!?

お正月に家庭で飾られるお正月飾りには、主に門松やしめ縄(しめ飾り)、鏡餅などが思い浮かびますが、これらはいつから準備していつまで飾るものなのでしょうか。

 

ぼくの実家でも、子供の頃から毎年お正月にはお正月飾りがされていましたが、ある程度の年齢になると、門松などの飾り付けを手伝うこともありましたね。

ただ、お正月飾りを飾る意味や、いつからいつまで飾るのかということについては、両親や祖母にまかせっきりで詳しく聞いたことはありませんでした。

 

しかし、今はぼくも独立して違うところに住んでいますので、自分の家でもお正月飾りをするならば、しっかりその意味や風習を理解しておかないと!と考えています。

 

ということで今回は、門松やしめ縄(しめ飾り)、鏡餅などのお正月飾りは、いつからいつまで飾るのか、また、外した後の処分の仕方はどうすればいいのかなどについて書いていますので、一緒に見ていきましょう!


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お正月飾りはいつからいつまで飾る?

お正月飾り いつから いつまで

お正月飾りといえば、門松、しめ縄、鏡餅が代表的ですね。他にも破魔矢や羽子板など、あとは地域独特の飾りも結構あるようですが、今回は代表的なお正月飾りを中心にお話させていただきますね。

 

お正月の準備は、主に関東では12月8日以降、関西では12月13日以降にされているようですが、最近ではクリスマスのことを考えて、12月26日~30日までにお正月飾りをすることが多くなっています。

中でも、28日は8の字が末広がりとされ、この日に合わせて門松やしめ縄の飾り付けをしたり、鏡餅を作るために餅つきをすることが多いです。(他の飾りつけもあればやってしまいましょう)

 

反対に、29日は(二重苦・苦が付く)とされ、また、31日は元旦の前日のため、(葬式を連想させる)一夜飾りとなり神様に失礼とされているため、この日は避けるべき日です。もし28日に間に合わなかったものは30日に飾り付けておくと良いでしょう。

 

ぼくの実家は関西地方の田舎にありますが、門松やしめ縄、鏡餅など全て手作りで作るため、皆で手分けしながらも大忙しです。

それこそ門松用の竹を山から切り倒してくるところからやりますからね。餅つきはさすがに電動餅つき機です。しめ縄は祖母が熟練の技で編み上げます。

しかし寂しいですが、さすがに田舎のほうでも高齢化で、しめ縄を作れる人も少なくなってきましたねぇ。

 

いつまで飾っておくもの?

お正月飾り いつから いつまで

さて、次にこれらのお正月飾りは、いつまで飾っておくものなのかについて見ていきましょう。

 

一般的に、門松やしめ縄などのお正月飾りは、『松の内』が終わる1月7日まで、鏡餅は、『鏡開き』(お正月に供えた鏡餅を家族でいただく日)の行われる1月11日まで、とされています。

 

松の内とは、お正月にお迎えした歳神様が家内にいらっしゃるとされる期間のことで、主に関東地方では元旦から1月7日までを、関西地方では1月15日の小正月までを松の内とする地域が多く見られます。

これに合わせて、関東地方ではお正月飾りは1月7日まで、鏡餅は1月11日まで飾り、関西地方ではお正月飾りを1月15日までとするところや、鏡餅も鏡開きとなる1月15日、あるいは1月20日まで飾るという地域や家庭が多いようです。

 

この辺りの詳しい日程については、結構お住まいの地域によって違いがあるところですので、あらかじめ地域の慣習について確認しておくことをおすすめします。


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外した後の処分の仕方は?

お正月飾り いつから いつまで

松の内が過ぎ、お正月飾りを外した後の処分の仕方についてですが、門松やしめ縄は燃えるものだからといって、ごみ箱にポイッと投げ入れて処分するのは避けましょう。

お正月飾りは縁起物ですから、処分の仕方にも気を付けたいところです。

 

どんど焼きでお焚き上げしてもらう

主に1月15日の小正月には、神社や地域の行事として、お正月飾りを集めて一斉に焚き上げる『どんど焼き』を行っています。

お正月に飾り付けたお正月飾りは、このどんど焼きで焚き上げてもらうのが吉とされています。あらかじめお住まいの地域の行事や、神社の神事のどんど焼きの日程を確認しておき、それまでに外したお正月飾りは、紙に包んだり、紙袋に入れて丁寧に保管しておきましょう。

 

また、このどんど焼きの火にあたることで、一年を健康に過ごせるともいわれていますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

 

自分で処分する

近くでどんど焼きが行われていない、あるいは日程が合わず、お正月飾りを神社などに持って行けないということもあるでしょう。

その際には各自で処分することになりますが、お正月飾りには感謝の気持ちを持って、酒や塩を少量振って清めた後、大きな紙や紙袋に包んで、他のごみとは袋を分けて可燃物の日に出しましょう。

 

鏡餅はどうするの?

鏡餅に関しては、鏡開きの日に下げ、ぜんざいやお汁粉、雑煮などでいただきます。

鏡餅には歳神様の力が授かっているとされ、お下がりをいただくことで一年の無病息災を願います。

 

昨年のお札やお守りの処分は?

これもどんど焼きでお焚き上げしてもらうか、お守りなどは購入した神社で引き取ってくれるくれることが多いです。

まれに引き受け不可という神社もあるようですが、どんど焼きまでの期間に引き受け箱などを設置している神社も多くありますので、よくお参りする神社があれば一度聞いてみてください。

 

おわりに

お正月はそもそも、一年の福徳を司るとされる歳神様を家内にお迎えし、新年の健康や幸福を願うという行事です。

門松にはその歳神様が来られる際の目印としての意味があり、しめ縄にはその家内が神聖な場所であることを意味しています。また、鏡餅は歳神様への大事なお供え物ですね。

 

子供の頃には『お正月』といえば、楽しみがあまりにも多すぎて・・・。深くお正月行事について考えたことはありませんでしたが、こうしてみるととても意味深く、伝統のある行事ということがよく分かりますね。

 

『今年一年、家族が健康で無事に過ごせるように』と願う気持ちは昔から変わりません。このお正月飾りも未来へしっかり受け継いで行きたい風習の一つですね。

 

それでは今年も良い年になりますように!^^

 

 

他にも年末年始に関する記事があります。

鏡開きでぜんざいを食べる意味や由来はどんなものがあるの!?

正月のしめ縄はいつまで飾る?処分の仕方も解説します!!

良いお年を!って結局どういう意味?目上の人にはより丁寧に!!

 

 

それでは今回はこの辺りで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


 

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